tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

10月のあれこれ

2014年10月07日 | 生活





キール市役所前、池から美しい建物を眺める。



10月に入り、めっきり寒くなりました。
今日は昼間でも気温は13度前後、
空気が完全に入れ替わって、冬の訪れを感じます。

日の出は7時31分、日の入りは18時41分。
朝は日が出ているとはいえ、曇っているので結構暗くて、
なんとなく、心細くなります。

それでも店頭には既にクリスマス用商品が並び、
楽しげな様子をみると元気がもらえる気がします


10月第一週は、滞在ビザの申請や各種登録、試験が立て続けにあって、
とても慌ただしく過ごしました。

おかげ様で、何とか無事にパスできたと思います。。
家のなかも、だいたい片付きました


少しお疲れ気味なので、
この辺で落ち着いて過ごしたいものです。




元気がでること、楽しいことがもうひとつ。。






こんな本が出ていました。

こちら、キールを舞台にした推理小説なのです
原題の“Kiellinie”(『キールリーニエ』)は海沿いの通りの名前で、
湾を見渡せる遊歩道が続いていて、とても気持ちの良い場所です。

前の記事で紹介したキール市のHPで、
ウェブカメラで映されているのが見えます。


物語の始まりは、
街の夏の風物詩、華やかなヨット・フェスティバルを控えたある朝、
海岸通りで身元不明の遺体が発見される…という感じ。

北欧ミステリーっぽい要素があり、
人間関係や物語の運び、景観が与える心象なども面白いのですが、
何といってもキールリーニエは毎日散歩している場所!
馴染のある地名や場所が続々出てきて楽しめます。


この本は今年4月に出版されたばかりで、
著者アンゲリカ・スヴェンソンの処女作なのだそうですが、
好評を得ているらしく、ひょっとすると
映像化されたり、和訳がでるかもしれません…。

そうなったら、撮影風景を目にするかな、
映画館に観に行きたいな、なんてわくわくしています。