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tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

2016年10月 秋のアルザス~シュバルツバルト旅行 2 

2016年10月23日 | フランス




ストラスブール大聖堂正面。


名残惜しい気持ちを抑えつつ、ナンシーからストラスブールへ。

ロストバゲージ中の荷物は気にかかりつつ、
既にスーツケースは発見済みで発送を待つだけと知らされていたので、
まだまだ気楽に構えておりました。






宿泊した“Cour du Corbeau”というホテルはこの地の伝統的なコロンパージュ建築をいかしたもので、
外観は16世紀に造られたものを利用しているのだそう。

朝に夕に素敵な建物を見ては心が浮き立ちます。









ホテルの従業員さんたちも皆さん親切でした。









滞在自体は快適でとても良かったのですが、空港から配送手配されているはずの荷物がなかなか届かず…;
日ごとにオロオロしてきます。

お出かけ用の服や靴がない、というのは本当に心もとない。
だってここには美味しいものがたくさんあって、行きたいレストランもいっぱいあるんだから~

航空会社からの補償は期待できない、とのこと、、、

荷物が増えすぎても重量制限にひっかかって処分する羽目になる、、
入用なものを最小限に買い足し買い足しして凌ぐことになりました。

日用品を探すのにも慣れない土地では時間がかかるし、
予約したレストランに間に合わせの格好で行くというのは、ひどく落ち着かなかった










ストラスブールの街は目をみはるほど可愛らしくて、歩き回るのが楽しかった









そこかしこにあるお土産屋さんもとても良い感じ。

テーブルクロスに、絵葉書に、いろいろ買い込みました♪






少し足を延ばして、コルマールやカールスルーエに行ってみたり。












秋のいろどりは、本当に絵になりますね~









結局、荷物はストラスブールを発つ間際に届き、安堵するやらがっくりするやら。。

まあまあ、仕様がないかと、最終目的地、バーデン=バーデンへと進んだのでした。

2016年10月 秋のアルザス~シュバルツバルト旅行 1

2016年10月23日 | フランス





10月の連休を利用して、アルザス地方を中心に旅行してきました。

ナンシー → ストラスブール → バーデン=バーデンと移動して、
合間に周辺の都市を訪ねました


キールからハンブルク空港を利用して、ブリュッセル乗り換え、ストラスブール空港着、そして鉄道でナンシーへ入る旅程だったのですが、、

連休中とあって空港はとても混んでいて、カウンターはなかなか開かない、飛行機は遅れ、、おまけにロストバゲージ…

ストラスブール空港の係員さんは幸いとてもきちんとした人で、いろいろとサポートを受け、
ナンシーへ着いたときにはほっとしました。。





街の中心、スタニラス広場。

奥に建物に宿泊しました。





ホテルの朝食会場より撮影。

朝靄が立ちこめて、なかなかしっとりした雰囲気ではないですか?

広場では、秋祭りの飾りつけがされていました。






外に出てみましょう。

一雨ごとに秋が深まっていく季節です
少しひんやりとして、早くも冬の訪れを感じさせます。






このときはまだ、荷物もそのうち届くだろうという楽天的な気分だったのですが、、、



つづく

つかの間の休日

2014年03月29日 | フランス






フランスはブルゴーニュ地方

緩やかな丘陵地にブドウ畑が広がります。


ところどころに小さな礼拝堂や祠が建ち、
たき火の匂い、馬による耕作の様子、都市部とは別世界。

緑の葉が繁茂する季節になれば、さらに牧歌的な情景に見えることでしょう。









ロマネ・コンティの畑をパチリ。

ふふ、ミーハーねえ






ひとしきりドライブを楽しんだ後は、
ドメーヌヘ移動してワインを試飲したり、蔵を見学させてもらったり













さあ、ドイツに帰ったらまた忙しくなりますよ~

ディジョン、良いところです。

2013年10月19日 | フランス




ぴょこす。うさぎでやんす。


明日の朝、ディジョンを発ちます。

中世からの古い街並みが残り、とても美しい街でした。

ちょこちょこ写真を撮っていたのですが、どうもカメラ本体のほうにデータが保存されてしまったようです。
うまくデータ取り出せるかな…心配;



今とても観光に力をいれているようで、街歩きがしやすいのも魅力です。





観光インフォメーションではこのようなリーフレットが各種揃っています。
(たしか2.5ユーロだったはず…。)

これ、とてもよくできているのですよ





街の道路には、このようなフクロウのプレートがありまして、
番号順にたどっていくと主要な観光スポットを効率よくまわることができます。


 


リーフレットの地図はこんな感じ。
番号ごとに分かりやすい説明がのっているので、読みながら歩くととても楽しいです。





ちなみに9番はですね、、
リーフレットのキャラクターにもなっているディジョンのシンボル、
ノートルダム教会の側面にあるフクロウ像です。


このフクロウ、左手でなでると幸福が訪れるという伝承があり、
皆さんタッチして写真を撮っています。





ブルゴーニュといえば、一番初めにイメージする名産品はワイン…?
でも、お料理もとても美味しいです。


マスタードやカシスのリキュール等、おみやげにこと欠きません。

写真はマスタードの有名店、マイユのお店。
ここの日本語ウェブサイトには「ディジョン便り」というページがあって、
折々の行事や見どころ等が綺麗な写真付きで紹介されており、旅情をかきたてられます。
マスタードを使ったお料理のレシピも参照できるので、今度やってみよ~

ディジョンにあるマイユの路面店では瓶詰の定番商品のほか、
ここでしか手に入らないしぼりたてのフレッシュマスタードもあるそうですよ

…買って帰ろうと思っていたのに失念。。
明日の電車は早いし、今度来たときには必ず。


人がとても優しく接してくれたのも印象的でした。
マスタードのことを教えてくださったのは、ディジョンのシャンブルドット、プチ・テルトルのマダムです

とても温かくおもてなしいただきました。
お部屋もアンティークの家具が使われていてとても素敵

ホームページにお部屋の写真が掲載されています。


うーーん、見どころも多いし、もう少し長く時間をとれば良かった。。




※※追記※※

カメラのデータ、部分的に取り出すことができました。

フォトチャンネルにまとめましたので、ご覧くださいませ~


和食三昧の週末パリ旅行 2013年5月25日~27日

2013年05月29日 | フランス






週末のデュッセルドルフでは、

ヤーパン・ターク(日本デー)が華々しく開催された






 …ことを知ったのは、パリ行きの切符を手配した後でした。



日本食の屋台がたくさん出るらしい、、

宵の空に花火が盛大に打ち上げられるらしい、、

コスプレ姿や浴衣姿の若者がたくさん集まるらしい、、、



えー…、パリに行くのは楽しみだけれど、
ヤーパン・タークと日程が被ってしまったのは残念だなぁ。。



こんな心持ちが影響してか、
日本食がとても恋しくなり、色々と予約を入れて行くことに。。






ケルン中央駅にパリ北駅行の列車がはいってきたところ。


パリへ行くには、タリス(Thalys)という国際高速列車に乗ります。
ドイツ西部、ベルギー、オランダ、フランスを結んでいます。

デュッセルドルフもタリスの路線は走っているのですが、
パリ行きの路線はケルンから発車することが多く、この日もケルンから乗車です。







同じ車両の若者たちが、とにかく元気いっぱいだったので、
食堂車に一時避難して、ひと息つくの図。


自身について、学生時代とあまり変わっていないような気がするものの、
ティーンのエネルギーを目の当たりにすると眩しいです。。


ケルン~パリまで、およそ3時間の道のりを、
お茶をしたりウトウトしたりして過ごします。

(あら、何だかお祖父ちゃんお祖母ちゃんみたいですね…





北駅が近づいてきました!




今回のパリ滞在では、和食を堪能しちゃいますよ~


まずは、うどんです。
オペラ大通りから一本入ったさぬき家さんへ。




ランチセットに付いてくる出汁巻玉子、からあげ、炊き込みご飯に、、




天ぷらうどん

奥は何であったか失念…。


麺がつるつるしこしこです。

エビが2尾はいっているのも嬉しいところ。

「さぬき」ということは、香川県のおうどんなのかな?





パリのジュンク堂にも行ってきました。


本の関税の高さにはびっくりするものの、
それでもあれやこれや、つい手を出してしまいます…。





こんなところにも行ってみたりして。。




Maison de la culture du Japon à Paris (日本文化会館)。




用事を済ませたら、食事はフルで日本食しばりです。




左岸にある焼肉松っちゃん。


タン、カルビ、ロース、ハラミ…、次々と運ばれてくるお皿。

お肉がじゅうじゅう焼かれて、香ばしい匂いがして、、

焼肉を堪能したのは本当に久しぶりです



そうそう、春のヨーロッパはお天気がころころ変わって、
ちょうど気温が低めの梅雨のような感じが続くのですが、

幸運なことに、旅行中はほとんど傘要らずで暖かい日が続き、
とても快適に過ごしました。




戸外のマルシェにも活気があふれています。




滞在の締めくくりは、楽しみにしていた日本料理きよ川さんへ!




六角弁当を注文しました。


ちらし寿司や天ぷら、お造り、おひたし、炊き合わせ、、

丁寧に作られたお料理が美しく器に詰められています。


お店のなかは落ち着いた設えで、まるで日本にいるみたい

店員さんたちもとても丁寧に接客してくださって、とても幸せな気分です。

ヤーパン・タークの件も払拭できました




さて、お店を出ると、そこはパリの街。。


「夢から覚めたね…」とつぶやいたところで、

ドイツ料理もフレンチも好きな身としては、

パリで和食に夢をみるとは思わなかったなあと、何だか可笑しくなったのでした。



モンマルトルでお洒落気分

2013年02月19日 | フランス




オルセー美術館の大時計からモンマルトルの丘を眺めて


パリの中心部から少し離れた小高い丘がモンマルトルです。
ノスタルジックな街並みが広がり、またピガール周辺の夜の街と隣接しているところです。



修道院が丘の上に建ち、ブドウ畑が広がっていた(今も一部が残っています。)土地ですが、
19世紀にパリの大改造がなされたとき、中心部の家を失った人々がモンマルトルへと流入し、
この地の都市化がなされました。


ブドウ畑と修道院があるということは、そこでワインが造られていたということで、、
人口の増加とともにお酒を出す店が急増し、歓楽街の形成が促されました。

そして、物価が安く歓楽街の輝き有するモンマルトルは、若い芸術家たちを魅了することとなります。





おそらく最も有名なキャバレーではないでしょうか、ムーラン・ルージュ


ここがブドウ畑であった時代、灌漑のための風車がたくさん並んでいたため、
風車はモンマルトルのシンボルという意味があります。



 

現在のモンマルトルのシンボル、サクレ・クール聖堂。


寺院からはパリの街が一望できます。
1876年に建設が始まり、1919年に完成しました。

私たちが訪れたときにはちょうど鐘楼の鐘が新しくなるということで、
聖堂内には真新しい、大人の背丈よりも大きな鐘がお披露目されていました。



 

ゴッホやピカソといった芸術家たちのアトリエが点在し、まだいくつか風車も残っています。

なんというか、アコーディオン弾きが似合う街角というか。。
パリジャン、パリジェンヌが歩いていそうというか。。

シャンゼリゼ通り~凱旋門と並ぶ、パリのイメージのような気がします。



 

地元の中腹の商店街にはこんなお店も。
クレーム・ブリュレといったら、あの映画。。





今だ人気おとろえぬ『アメリ』に登場するカフェ、レ・ドゥーム・ムーランです。


通りかかったのは偶然でしたが、ここはミーハーに徹しましょう~

クレーム・ブリュレをパリパリしてパリジェンヌ気分
 …って、喜んで注文したのは夫のほうなんですけどね



可愛らしい街の散策を楽しみました
写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ!

Thalys と、パリの夜景クイズ

2013年02月12日 | フランス




デュッセルドルフからパリまでは、
タリス(Thalys)と呼ばれる特急に乗って3時間半ほどです




こんな車中でウトウトしたら、、、




パリ北駅に到着です。
正午あたりの列車だったので、着いたのは4時まえでしょうか。



ホテルにチェックインして、諸々必要なものを揃えて、、
夕食がてら、ちょっとパリの街を散歩します。

2月は少し日が長くなるので、
6、7時頃に、夕暮れからの夜の帳が降りるまでの変化が楽しめます。



パリの夜景めぐり。
さて、写真を見てどこだか分かりますか?





1、遠くに見えるものはなーんだ?



フフフ、もうお分かりですね!





2、〇〇○〇〇広場です。観覧車が設置されていますね。
チュイルリー公園の向こうには、ルーブル美術館があります。



振り返ると、エジプトから贈られたオベリスクがそびえています。
フランス革命時には、こわーいギロチンが設置されていたのですよ。
現在は、パリの主要な観光名所が見渡せる憩いの場となっています。



 

3、1900年のパリ万博の際に建造され、グラン・パレと共に会場となった建物です。
現在は、パリ市立美術館として使われています。
名前の割に大きいな~、という感じです。



 

4、セーヌ川に架かるとても華やかな橋です。
こちらも、1900年のパリ万博のときに完成しました。
上記のセーヌ川を挟んだ2つの会場をつないでいるのですよ。



橋の名前は、フランスとの友好同盟を締結したこちらのロシア皇帝の名に由来しています。
シベリア鉄道を敷き、極東政策に積極的であった反面、とても家族思いであったことが知られています。
今の考えでは、2つのイメージはなんだか結びつきづらいですね。
あと、お酒がとても好きだったらしいです。




いかがでしたか?

正解は、1 エッフェル塔、2 コンコルド広場、 3 ミニ・パレ、4 アレクサンドル3世橋 でした

ヴェルサイユは晴れ!  2013年2月9日

2013年02月10日 | フランス




ヴェルサイユ宮殿に行ってきました


お天気を心配していたのですが、
空気は冷たかったものの、青空が広がり穏やかな日和となりました
また写真をまとめてアップしますね


明後日は帰るだけで動けそうにないので、明日が実質的に最終日になります。
まだまだ行きたいところが沢山あります。。動ける範囲で絞らないといけません。
むむむ、、どこにしましょうか。。。

巴里より  2013年2月8日

2013年02月08日 | フランス




at 8pm~、イルミネーションが始まったエッフェル塔です

パリ滞在も残すところあと2日となりました。
気を引き締めつつ、楽しみたいと思います。


やはりパリも2月は寒いですね
毎日、雨ならぬアラレが降ってきます イテテテ。。

明日はマイナス7度になるそうです
ヴェルサイユへ足を伸ばしてみようと計画中ですが、
あまりに寒かったら、また今度にしようかなと思います。


寒さと強風のなか、一昨日はモン・サン・ミッシェルに行って来ました!
デュッセルに帰ったら、順次写真をアップしていきますよ~


巴里より愛をこめて。
お休みなさい