風林火山「真田の本懐」

風林火山「真田の本懐」

越後から無事に戻ってきた勘助。
敵に捕まるなんて少々情けないけど家臣からも慕われて放浪時代と比べると随分変わった。
昔は居場所さえ無かったのに…。

▼坊主と評す

勘助「武将にして武将にあらず…。あれは坊主にござります。…他国を我がものにするというような欲がござりませぬ。他国を切り取る考えを持ちませぬ。…天下を本来あるべき姿に戻したい…。勝ちまする。その強さも弱さも分かり申しました。敵となれば必ず勝ちまする…。」
勝てるのかな？？？、その戦いの最中に死んでるんだから説得力なし↓。
領地を増やそうとしないところが勘助のように野心をもった武将から見れば、「変な奴」って感じですかね…。

▼勘助の秘策、カラスに笑われる

調略…、さような事など誰でも思いつく…。
勘助の策は、村上方についている幸隆の弟を調略することから始まります。
兄弟が持つ同じ志、海野家再興をエサに味方へと取り込み、それを利用して砥石城内も調略するという作戦。
海野家再興の方法は、海野家の血を引く姫君を晴信の次男に嫁がせるというものでした。
諏訪は四郎に、そして滋野一族のひとつである海野は次男に跡を継がせるという、…よくよく考えると奪い取った領地を息子達に分け与える常道だと思うけど信濃衆に対する晴信の配慮のような感じも受ける…。
武田の後ろ盾が確実なものになるので受ける側にも悪い話ではない…。
海野家の娘の話は、駒井が勘助に教えたのかな？。
そもそも全部、駒井の策、もしかして晴信が考えたのかも…、家臣の進言で次男の将来を決めるとは思えんし…。

▼真田信綱

真田家の嫡男が元服しました。
弟達も出てたけど…、再来年の大河では昌幸の登場はあるのかな？。
「信」は晴信の一字だったのね。そりゃそうか。

▼武田晴信、信濃衆を重用する

軍配違いじゃと幸隆の策を擁護する発言。
海野一族も再興され他の滋野一族も滅ぼさずに、力だけで信濃を治めてたわけではないのですね…。
村上に海野家を再興するだけの力はなく、家を再興するためには武田に降るしかないけどその後、謙信と何度も戦をするハメになるとは…、北信濃の民も大変だったでしょうね。

村上「武田の人望に負けたのじゃ。」
村上は武田の人望に負けたと言います。
信濃の民心ももはや武田を頼るしかないと思ってたのでしょうか？。
武田が無事に治めれば戦が終ると考えたのかもしれません。

▼須田って？

村上から武田に鞍替えした須田。
須田家の所領は安堵されました。
晴信の一字をもらって須田信頼に改名。
裏切り者に肩身の狭い思いをさせないために一字をあげたのかな？。
矢崎の親父が死んで、平蔵が村上の近習になったのは…須田がいずれ武田に降るからかぁ、なるほど～。
しかし、このおっさんが武田に降るとは思っても見なかった。
ヒサが側室になってたら今頃平蔵共々武田側になってたのね…。

▼忍芽

相変わらず短気です。
この時代、半月ぐらい待ちましょう…。
それ程、幸隆が窮地に陥ってたのでしょうか？。
殿を蔑むなら城から出てけ！っていう台詞も性格のキツさを表しているように思えたけど、その一方で裏切り者の深井には優しい言葉をかけるのでした。
もしかしたら…それなりの覚悟で敵地に来たけれど自害しようとしたら止めろ（助けろ）！という合図だったのかも…（笑）。

次週、姫の戦い

跡とり争いですね。
内の争いより、早く越後と戦して欲しいー。