「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

キャラバン隊解団式

2006-09-24 05:45:53 | 日々の出会い・感動
9月22日、今夏の日本会議全国縦断キャラバン隊の解団式を行った。真夏の最中、全国100都市を訪問して日本会議の支部結成促進の為の国民運動セミナーを開催し、かつ教育基本法改正の3点修正の国会議員署名を求める陳情、更には地方議員の方々と連携しての街頭情宣活動と、寸暇を惜しんでの行動であった。全部で5隊、47都道府県94都市を訪問、国民運動セミナーの総参加者は5千3百名、陳情が46名、情宣が14箇所で行われた。今回の訪問地から日本会議の支部が陸続と結成されていくであろうし、そうさせねばならない。

人のつながりが新しい力を生み出していくのは、幕末の「志士横議」にも見出せる。キャラバン隊で共に行動した青年達と久しぶりに集う事が出来たが、日本を思って共に汗を流した友との再会は格別のものであった。靖国神社に奉告の昇殿参拝を行い、続けて明治神宮にも奉告の正式参拝を行った。明治神宮でおみくじを戴いた。昭憲皇太后の御歌「寧静」であった。

いかさまに身はくだくともむらぎもの心はゆたにあるべかりけり

キャラバン隊の活動に正に相応しい御心の御歌であった。
再会し、共に語り合う中で、青年たちの中に日本を思い、行動を起こしていく「已むに已まれぬ大和魂」が確実に培われている事を実感した。又、毎朝毎朝の訪問地近くの神社での「朝礼」が隊員たちの中に深い印象を以って刻まれている事が語られた。大祓詞奏上・今上陛下御製拝誦・終戦の詔書奉読・皇居遥拝・祈念拝礼・国歌斉唱という朝礼の「型」はキャラバン隊に長年受け継がれ実行されて来ているものだが、この「型」を毎朝毎朝実行する事によって、「キャラバン隊魂」とも言うべきものが磨かれて行くのである。私も、20年ぶりに「終戦の詔書」奉読を行ったし、毎朝毎朝、「親王殿下ご誕辰・万世一系皇統護持」の祈りを各地のご神前で込める事が出来た。

奉告参拝の後に懇親会を行い、更にはカラオケで軍歌や様々な歌を唄い合って気持ちを一つにする事が出来た。最後に肩を組んで「同期の桜」を唄った。「同じキャラバン隊の庭に咲く」との歌詞が自ずと出てくる。キャラバン隊が続く限り憂国の青年は陸続と輩出するであろう。20年ぶりに「青年」に戻ったひと時であった。
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