「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

石門心学・中澤道二に学ぶ⑤「元日やまたうかうかの始(はじめ)かな」

2021-12-28 15:36:24 | 【連載】道の学問、心の学問
愈々令和4年を迎えようとしている。新らしい年を我々は如何に迎えるべきか、中澤道二や一休禅師の声に耳を傾けよう。 . . . 本文を読む
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石門心学・中澤道二に学ぶ④

2021-12-21 18:02:52 | 【連載】道の学問、心の学問
五月幟に描かれている鍾馗と鬼、道二は鍾馗に「本心」を例え、鬼である「私心」を退治し続け、心の中の鍾馗と出会う為の学問が心学であると人々に説いた。 . . . 本文を読む
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石門心学・中澤道二に学ぶ③「聞きわくる心の中の誠こそ教によらぬさとりなりけり」

2021-12-14 16:05:31 | 【連載】道の学問、心の学問
『道二翁道話』で引用されている「道歌」を紹介する。解り易くかつ心に響く歌である。 . . . 本文を読む
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石門心学・中澤道二に学ぶ②「わしの噺は神道儒道仏道の、生(いき)てぴちぴちするのを、手づかまへにして話す噺。」

2021-12-07 22:42:58 | 【連載】道の学問、心の学問
孟子の「放心を求む」について、道二は自らの本心を奪われてしまう例を引用して、本心が他者にかすめとられる事の内容に戒めた。 . . . 本文を読む
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石門心学・中澤道二に学ぶ①「高山の水は深谷に下つて能あり。最上の教は下機(げき)を度するに力あり。」

2021-11-30 22:32:30 | 【連載】道の学問、心の学問
石門心学を江戸に広げ、更には全国的な流行を生み出した立役者・中澤道二の求道心に学ぶ。 . . . 本文を読む
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手島堵庵に学ぶ⑧「先生平生朝夕神聖仏師先祖考妣を拝し給ふこと一日も怠り給ふことなし。若旅行に趣き給へば、京師の方を向ひて拝し給ふ。」

2021-11-24 20:54:31 | 【連載】道の学問、心の学問
手嶋堵庵は終生、神・聖人・仏・師・祖先・祖母への朝夕の礼拝を欠かさなかった。それは死ぬ直前まで行われた。 . . . 本文を読む
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手島堵庵に学ぶ⑦「もし微塵も人我の身びいき出で候えば、これすなわち我慢と申す大悪魔に成りたりと御おそれ、早速に悪魔御退治肝要に御座候。」

2021-11-16 11:18:21 | 【連載】道の学問、心の学問
堵庵は書簡の中で、傲慢を戒め、慢心が起これば大悪魔になったと思えと迄述べている。そして、和合の大切さを述べる。 . . . 本文を読む
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手島堵庵に学ぶ⑥「神明を尊び儒仏之教によりて直道を守る可き事」

2021-11-09 23:35:56 | 【連載】道の学問、心の学問
手島堵庵は「会友大旨」を定め、石門心学の用語や学問の在り方の大枠=「型」を定めた。その事で全国各地に広がって行く石門心学は同門の均一性を保持する事が出来たのである。 . . . 本文を読む
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手島堵庵に学ぶ⑤「万事万端少しも無理非道あれば本心安からず。これ心徳を欺くゆへ也。」

2021-11-02 14:54:33 | 【連載】道の学問、心の学問
石門心学の発展の中で、堵庵は石田先生から受け継いだ「心学」の姿を「会友大旨」に著し、同門の同学の徹底を図った。その中の「講義趣意」には、石門心学の真髄が表現されてある。 . . . 本文を読む
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手島堵庵に学ぶ④「何にかぎらず心に是はあしきとおもふ気のつきたる事は、かたくいはずなされぬものにて候。」

2021-10-26 15:43:43 | 【連載】道の学問、心の学問
手島堵庵は、大人だけでなく児童の心の涵養にも力を注いだ。その内容が『前訓』である。20項目にわたる教えは解り易く、日常生活で何を為すべきか、何を為したり言ったりしてはいけないかを、具体的に説いている。現代教育が見失ったものを示してくれている。 . . . 本文を読む
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