「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

中江藤樹⑧「蓋し初学の士、良知を安心立命の地と定め、厳密に志を立、勇猛に己に克去りて、一毫も艱難苦労を憚るべからず。」

2020-07-31 21:07:44 | 【連載】道の学問、心の学問
中江藤樹が最晩年に弟子に贈った「初学の心得」です。激しい求道心に身を正される言葉です。 . . . 本文を読む
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武田信玄②「御大将の誉といふは、第一に人の目利、第二に国の仕置、第三に合戦勝利」

2020-07-28 11:38:21 | 【連載】続『永遠の武士道』
今回も、武田信玄の言葉を紹介します。信玄は人材を見抜く「目利き」・眼力こそが、大将の第一の仕事であると述べています。その事は現代のリーダー論にも通じる教えです。 . . . 本文を読む
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中江藤樹⑦「心裏面に常住不息の良知の主人公御座候。」

2020-07-24 12:36:55 | 【連載】道の学問、心の学問
今回も中江藤樹の言葉を紹介します。日本陽明学の祖と言われた藤樹は門人達に「良知に致る」事を勧めました。門人への書簡二通を紹介し、その意味を探ります。 . . . 本文を読む
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武田信玄①「弓矢の儀、勝負の事、十分を六分七分のかば十分の勝なり」

2020-07-21 17:12:01 | 【連載】続『永遠の武士道』
続『永遠の武士道』の連載9回目は、武田信玄の言葉を紹介します。戦国の名将と言われた信玄の戦いには、三つの事を基本としていました。それ故に、着実な勝利を収めて行く事が出来ました。 . . . 本文を読む
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中江藤樹⑥「我心わたの如くやはらかに、水のごとくすくみ候へば、天下一の火打にあたり候而も火出で申さず候」

2020-07-17 11:18:14 | 【連載】道の学問、心の学問
連載「道の学問、心の学問」第9回も中江藤樹の言葉を紹介します。弟子の惑いに対して丁寧にその過ちを諭しています。「火打ち石」に対して「綿の如く」「水の如く」あれとの訓えは、至言です。 . . . 本文を読む
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毛利元就④「三人之半少にてもかけこへだても候はば、ただただ三人御滅亡と思召され候」

2020-07-14 11:16:37 | 【連載】続『永遠の武士道』
連載8回目も毛利元就の言葉を紹介します。有名な「三本の矢」です。実際は、元就は幾度も子供達に一致協力を説き、それが見事に守られた事により、この逸話が人口に広がる様になりました。 . . . 本文を読む
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中江藤樹⑤「人はいかようにもあれ、吾は何の心もなく、ひたすらに親み和らぎぬれば、」

2020-07-10 17:43:32 | 【連載】道の学問、心の学問
連載8回目は、中江藤樹の『鑑草』の言葉を紹介します。藤樹は、自分の我を張らず、人を咎めず、自分の真心を尽す事の大切さを説いています。身につまされる訓えです。 . . . 本文を読む
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毛利元就②「百万一心」

2020-07-07 13:05:28 | 【連載】続『永遠の武士道』
連載「続『永遠の武士道』」第7回は、毛利元就の言葉の二回目となります。元就の本拠地である吉田郡山城の改築工事の際、元就は人柱の代わりに「百万一心」と記した石碑を埋めました。その意味と、元就のの人間的な力量の大きさを紹介します。 . . . 本文を読む
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中江藤樹④「武なき文は真実の文にあらず、文なき武は真実の武にあらず。」

2020-07-03 17:27:49 | 【連載】道の学問、心の学問
江戸時代初期にいち早く「文武不岐」を唱えた中江藤樹の言葉の意味を紹介します。現代にも重要な観点です。 . . . 本文を読む
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