「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

伊藤仁斎に学ぶ⑨「四端の心は、是れわが生の有するところにして、仁義礼智は、即ちその拡充して成るところ」

2021-01-29 17:07:45 | 【連載】道の学問、心の学問
仁斎は孟子の「四端の説」に着目して、それを「拡充」する事の意義を説いている。拡充の意味について考える。 . . . 本文を読む
コメント

済々黌先輩英霊列伝⑯寶田三千穂「水上偵察機搭乗員として、輸送艦艇の上空・対潜掩護に従事中、敵戦闘機と果敢に戦い散華す」

2021-01-26 11:01:39 | 続『永遠の武士道』済々黌英霊篇
『日本陸海軍航空英雄列伝』(光人社)で紹介されている、体当り攻撃奇跡の生還者が済々黌昭和14年卒の寶田三千穂上飛曹である。 . . . 本文を読む
コメント

伊藤仁斎⑧「学問は須く活道理を看んことを要すべし。」   

2021-01-22 21:08:14 | 【連載】道の学問、心の学問
伊藤仁斎は、世の中や人の姿を固定的に見るのではなく、動き行くものとして見るべきであると述べ、「活物」「活法」「活道理」を強調した。過ちの無い人間を評価するのではなく、過ちを能く改める事の出来る人間こそを評価した。仁斎の「生命の哲学」を紹介する。 . . . 本文を読む
コメント

済々黌先輩英霊列伝⑭前川義張「輸送船団の援護を命じられ、ニューギニア・ウエワク上空にて敵大編隊を迎え撃つ」

2021-01-19 16:17:25 | 続『永遠の武士道』済々黌英霊篇
昭和18年10月ニューギニアの飛行戦隊への配属を前に、愛機で済々黌上空に飛来、母黌と実家に別れを告げた前川大尉。文に優れ、かつ武にも秀でた済々健児だった。 . . . 本文を読む
コメント

伊藤仁斎⑦「書を読んで識見無きは、猶読まざるがごとし、苟しくも識見を得んと要せば、当に其の帰宿する所を尋ぬべし。」        

2021-01-15 14:41:39 | 【連載】道の学問、心の学問
仁斎は「博学」と「多学」の違いを弁別します。それは、「識見」の有無によると指摘します。 . . . 本文を読む
コメント

済々黌先輩英霊列伝⑭小佐井 武士「昭和19年9月、隼二機で比島レイテ沖敵艦隊に特別攻撃を敢行して散華」

2021-01-12 16:44:16 | 続『永遠の武士道』済々黌英霊篇
フィリッピンでの戦いで、現場から懇願した特攻出撃、陸軍特攻の先駆けとし昭和19年9月13日に散華した小佐井中尉の出撃に至るまでの経緯と、ハルピン駐留中の家族宛の手紙を紹介する。 . . . 本文を読む
コメント

伊藤仁斎⑥「書を読むは当に沙(すな)を淘(こ)して金を拾うがごとくすべし。取ることその広きを欲す。択ぶことその精を欲す。」      

2021-01-08 21:38:24 | 【連載】道の学問、心の学問
読書の方法について伊藤仁斎は広く学び、シビアに精査する必要性を説いた。その譬えの表現が素晴らしい。 . . . 本文を読む
コメント

済々黌先輩英霊列伝⑬宇野 光方「グァム島玉砕・夜間攻撃を敢行し壮烈な戦死の機関銃中隊長」

2021-01-05 10:51:58 | 続『永遠の武士道』済々黌英霊篇
東満州の警備に当っていた宇野中尉は、南方戦線の激烈化に伴いグァム島に転進。米軍上陸の翌日、率先陣頭に立って夜間攻撃を敢行して戦死した。転進途中に鉛筆書きで記した簡潔な遺書が残っている。 . . . 本文を読む
コメント

伊藤仁斎⑤「忠恕は是れ己が為にするの心を以て人の為にするなり。反求は是れ人を責むるの心を以て己を責むるなり。」

2021-01-02 16:56:37 | 【連載】道の学問、心の学問
忠恕(おもいやりの心)と反求(自省の心)は本来同じである事を指摘している。 . . . 本文を読む
コメント