熊澤蕃山⑨「人欲を去て天理を存するの工夫は、善をするより大なるはなく候。」

熊沢蕃山の言葉を紹介します。日々の「善」の実践こそが天理を存する一番の工夫だと述べています。 . . . 本文を読む

済々黌先輩英霊列伝④武藤 章「開戦を避ける為に日米交渉に力を注ぐも、「Ａ級戦犯」として処刑される」

大東亜戦争開戦時の軍務局長だった武藤章は、「A級戦犯」として処刑された。秀才の誉れ高かった武藤は日米開戦に現実的な観点から反対し続けた。武藤の東京裁判批判の声に是非耳を傾けて欲しい。 . . . 本文を読む

熊澤蕃山⑧「君子は順にあふては物をなし、逆にあふては己をなす。」

後半生が不遇の身となった蕃山だが、彼は、境遇に感謝し「己を成」しとげた。 . . . 本文を読む

済々黌英霊列伝③中村鎮雄「戦勝国の復讐裁判によりチャンギ―にて処刑された憂国の士」

済々黌明治３７年卒の中村鎮雄は、戦後のイギリスによる報復裁判で処刑された。当時のチャンギ―収容所の無道さを証言している。 . . . 本文を読む

熊澤蕃山⑦「小人は己あることを知て、人あることを不知」

蕃山の「小人」の戒めの最後の4ヵ条を紹介します。 . . . 本文を読む

済々黌同窓英霊②大塚惟精「中国五県を束ねる中国地方総監として本土決戦に備える中、広島原爆の犠牲に」

大塚惟精は済々黌明治３５年卒、五高、東京帝大と進み、内務省に務めた。大塚は剣道の達人でもあり、文武不岐の士だった。昭和２０年広島県知事、更には中国総監に就任、任務尽力中の８月６日に広島原爆で亡くなった。 . . . 本文を読む

熊澤蕃山⑥「眼前の名を求むる者は利也。名利の人これを小人といふ。」

蕃山が自戒とした「小人」の性癖の第５条から第７条を紹介します。 . . . 本文を読む

①終戦時の陸軍参謀総長 梅津美治郎「天皇の御聖断を遵奉し、陸軍の暴発を押さえ、終戦を見事に実現させる」

終戦時の陸軍参謀総長梅津美治郎は済々黌明治３０年卒。政治に関与せず天皇の大御心を遵奉して終戦を実現させた功労者である。済々黌高校の図書館には梅津の「剛健」の書が掲げられている。 . . . 本文を読む

熊澤蕃山⑤小人１「心、利害に落入て暗昧なり。世事に出入して何となくいそがはし。」

前回までの「君子」に対し、蕃山は自らの戒めとして「小人」１１ヶ条を記しています。その中の最初の４ヵ条です。 . . . 本文を読む