謹賀新年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

尖閣に「元寇」迫るこの夏ぞこぞり立つべし日本男児は

一月十四日（三島由紀夫先生御誕生日）が石垣市の条例で「尖閣諸島開拓の日」と決定しました。その一方、世界中の華僑が資金を出し、六月十七日（谷口雅春先生御命日）に中国・香港・台湾・マカオから海上民兵の操る千隻の船でわが尖閣列島を取り囲み、占拠する計画が進行してゐます。現代の「元寇」ともいふべきこの襲来に民主党政府は断乎とした防御を行ふ事が出来るのか、平成日本の真価が問はれてゐます。尖閣列島〔領土と主権〕を守る為には、憲法九条の自縄自縛を断乎絶ち切らねばなりません。

昨年は、先人の生き方に学ぶ「日本の誇りセミナー」と日本会議の政策課題（外国人参政権・夫婦別姓反対・日韓併合百年・尖閣問題等）を説く「日本会議セミナー」と併せ百三十三回の講演を行ひ、多くの人々の胸に火を点ずる事が出来たのではないかと思つてゐます。本年は、根をつめずに少し動きを緩やかにし、体調を整へつつ、使命を果たして参ります。日本人の魂の甦りを期して、今年も精一杯自らの持ち味を武器に、戦つて参る所存であります。ご指導ご鞭撻の程を宜しくお願ひ申し上げます。

　本年の皆様のご多幸とご活躍を心よりお祈り致します。

平成二十三年元旦　　　　　　　　　　　多久善郎