古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ブランケット・ブルームの星型乗車券   吉田篤弘

2024-05-26 07:20:23 | 小説の紹介
幻冬舎文庫  2017


ブランケット・ブルームと言う名前の記者が

ブランケット・シティと言う架空の街で書く

記事というか、コラムがこの本である。

ひとつ飛ばしに環状列車の駅を取材するという

体なので、それを線で繋ぐと、星型になるという

わけだ。なんかおもしろい、なんかいい感じ。

コラムの中で魂について述べられていた。魂は

「ある」であり、「存在」はしない。面白みも

「ある」が「存在」はしない。このなんか

面白い感じをどう表現したらいいのか。

ちょっとフツーじゃない感じっていったらいい

のか。

まともとはちょっと違った尺度でものを見る。

ってことがこの篤弘氏には出来るんだろうな。








































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