古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

植民地     フィリップ・K・ディック

2021-02-04 12:26:43 | 小説の紹介

大瀧啓裕・訳   「ディック傑作集1」所収。

 

植民地の星に入植した一行。そこで、無機物に擬態する

 

生物に遭遇する。絨毯、顕微鏡、クルマにまでも擬態す

 

るやつら。そして、ラスト、なにも持って出なければ、大

 

丈夫でしょう、と、裸になって、救助の巡洋艦に乗るが……。

 

その巡洋艦までもが擬態したやつらだったという、オチ、

 

ネタバレでした。それでも、P・Kは読んでいるだけで楽しい

 

のだから、かまわないではないか、という気がしてくる。……

 

合掌。


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