古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

電気蟻     P・K・ディック

2021-02-21 14:08:55 | 小説の紹介

「ディック傑作集2」所収。   ハヤカワ文庫

 

右手が事故でなくなったことで、自分が電気蟻と呼ばれる

 

アンドロイドだったことが判明したプールさんがはまり込

 

む悲劇。

 

ここで、テープリールに穴が開いていて、現実を認識する、

 

とでてくるが、昔は、コンピュータはテープで電算してい

 

たので、そのせいかと思われる。

 

やはりSFはSFだな、とおもうのは、こんなスマホだ、YouTu

 

beだを発想していた作家はなかなかいなかったのではないだ

 

ろうか。いかに現代が未来化している、リモートにしても

 

そうだし、それも自然な流れでそうなっているので、びっく

 

りしている余地がないくらいだ。リモートって言ってビック

 

リする人いないもんな。

 

量子コンピュータができれば、人の言葉で話すコンピュータ

 

不自然なく、自分の人生を語れるコンピュータがでてくるのか

 

もしれない。……合掌。

 

 

 

 


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