クリスマスが近づいてくると、
クリスマスを題材にした映画が見たくなる。
クリスマスを扱った映画は、
これまで、たくさん制作されてきた。
思いつくままに挙げてみる。
まずは、タイトルに「クリスマス」の文字が入っているもの。
『クリスマス・ツリー』(1969年)
『戦場のメリークリスマス』(1983年)
『クリスマス・キャロル』(1984年)
『クリスマス・キャロル』(2001年)
『八月のクリスマス』(1998年)
『8月のクリスマス』(2005年)
『7月24日通りのクリスマス』(2006年)
などなど。
タイトルに「クリスマス」の文字がないものでは、
『三十四丁目の奇蹟』(1947年)
『34丁目の奇跡』(1994年)
『あなたが寝てる間に』(1995年)
『ダイ・ハード』(1988年)
『君は僕をスキになる』(1989年)
『めぐり逢えたら』(1993年)
『ラブ・アクチュアリー』(2003年)
などなど。
昨年(2013年11月22日)公開された、
『すべては君に逢えたから』(←クリック)もそうだった。
そして、今年(2014年)、
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』という作品が公開されている。
山下達郎の名曲“クリスマス・イブ”を基に、
中村航が執筆した小説『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が原作で、
相葉雅紀、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真などが出演している。
『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)や、
『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年)で著名な、
犬童一心監督作品。
私の好きな榮倉奈々が出ているし、
山下達郎が音楽監修を務め、
劇中楽曲の選曲を行っていると聞いていたので、
ぜひ鑑賞したいと思った。
漫画家になる夢をあきらめず、書店員としてはたらく光(相葉雅紀)は、
世界的な照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)と偶然出逢い、
彼女を“運命の人”と思い込む。
幼なじみでオブジェ作家の卵の杏奈(榮倉奈々)に相談するが、
なんと、ソヨンと杏奈は仕事仲間だった。
光の片想いを応援する杏奈。
だが、彼女自身も子供の頃から光に秘めた恋心を抱いていた。
一方、光は、
大学時代の同級生で、売れっ子漫画家の北川(生田斗真)と再会したのだが、
彼がソヨンの元恋人だと知ってしまう。
すれ違う4人の片想い。
そんなとき、光にしか見えない相棒のデビクロくんが現れ、語りかける。
「すべてがゼロになったら、大切なものだけが残る。やっと見つけたんだろ?」
クリスマス・イブの夜、
デビクロくんが魔法をかけたとき、
光たちの片想いに、素敵な≪奇跡≫が舞い降りる……
ベタすぎる内容で、
物語自体には、それほど驚きはなかったが、
私としては、榮倉奈々に逢いに行ったので、
彼女の出演シーンも多く、
その意味では、大満足の映画であった。
私が映画で榮倉奈々を初めて見たのは、
『僕は妹に恋をする』(2007年)だった。
以降、
『東京公園』(2011年)
『アントキノイノチ』(2011年)
『のぼうの城』(2012年)
『図書館戦争』(2013年)
などを見てきたが、(タイトルをクリックするとレビューが読めます)
それほど演技が上手いというわけでもないし、
これまで出演した映画が超傑作というワケでもないのだが、
彼女には独特の存在感があり、
どの出演作も印象深いものにしている。
それは本作でも変わらなかった。
今後、
『娚の一生』(2015年2月14日公開予定)
『図書館戦争 THE LAST MISSION』(2015年10月公開予定)
などの出演作が控えていて、
『娚の一生』の方のポスターが公開されたのだが、
豊川悦司が榮倉奈々に足キスしているという、
ちょっとショッキングなものであった。
西炯子の人気漫画『娚の一生』が原作で、
原作ファンの間で有名な(足キス)シーンらしいが、
果たして、どんな映画になっているのか、
ハラハラ、ワクワク、ドキドキしながら、待ちたいと思う。(コラコラ)
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』に戻って、(笑)
この映画には、ハン・ヒョジュも出演している。
昨年(2013年)、『王になった男』(←クリック)を見たとき、
私はこのブログに次のように書いている。
ドラマ『トンイ』『華麗なる遺産』などで人気の女優であるが、
二人の王の愛を受ける王妃を、とても魅力的に演じていた。
透明感のある美と、妖艶さをも併せ持ち、
泥沼のような欲にまみれた政治家や役人のなかにあって、
清浄な白い蓮の花のようであった。
あのときの印象のままに、
本作でもその美しさは変わらなかった。
榮倉奈々とハン・ヒョジュとの、
美の競演を見ることができただけでも、
この作品を見る価値はあったと思う。
女性の方々は、
相葉雅紀くんと、
生田斗真くんの美を楽しんで頂きたい。
この映画は、
山下達郎の配偶者・竹内まりやの“すてきなホリデイ”で始まり、
THE RASCALS“A BEAUTIFUL MORNING”、
THE ASSOCIATION“CHERISH”、
CAROLE KING“SOME KIND OF WONDERFUL”など、
1960年から1970年代の海外のクリスマスソング6曲が途中で流れ、
クライマックスでは、
当然のことながら山下達郎の“クリスマス・イブ”が、
そして、エンディングでは、
竹内まりやが歌う“THE CHRISTMAS SONG”と、
山下達郎が歌う“HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS”が、
メドレーで流れる。
物語もさることながら、
音楽を存分に楽しませてもらった。
山下達郎の“クリスマス・イブ”(CHRISTMAS EVE)は、
1983年12月14日に発売された通算12作目のシングルで、
以降、毎年末に季節限定商品として、
カラー・ヴィニール、ピクチャー・レーベルと趣向を変えてリリースされ続けた。
当初はオリコンシングルチャート最高位44位だったが、
1988年、JR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されたことで知名度が上昇。
1989年12月にはオリコンシングルチャートで、30週目のランクインで1位を獲得。
以降、毎年クリスマスの時期が近づくと、
定番曲としてチャートで浮上するようになり、
1991年にミリオンを突破、
2013年の時点で累計185.1万枚を記録している。
山下達郎の“クリスマス・イブ”にのせて繰り広げられる映画としては、
山田邦子、斉藤由貴、加藤昌也(現・加藤雅也)、大江千里などが出演した、
25年前のラブコメ『君は僕をスキになる』(1989年11月3日公開)を思い出すが、
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』もまた、
山下達郎の“クリスマス・イブ”が流れる映画として、
長く人々の記憶に残ることであろう。
12月4日、
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した際、
相葉雅紀は、
うちの親父も見に行ったそうで、だいぶキュンキュンしたらしい。
「榮倉(奈々)さんのファンになっちゃった」って言ってた(笑)
と明かし、会場の笑いを誘ったとか。
また、観客から寄せられた感想文を読んだ犬童監督は、
奥さんについていって泣いてしまった旦那、
娘に付き合わされたお母さんたちが、
思いがけず感動してくれているのがうれしい。
と語っている。
若者向けの映画と早合点せず、
中高年の皆さんにも十分に楽しめる映画になっているので、
映画館にぜひ足を運んでほしい。
クリスマスまで、あと2週間。
あなたはどんなクリスマスを迎えることだろう……
クリスマスを題材にした映画が見たくなる。
クリスマスを扱った映画は、
これまで、たくさん制作されてきた。
思いつくままに挙げてみる。
まずは、タイトルに「クリスマス」の文字が入っているもの。
『クリスマス・ツリー』(1969年)
『戦場のメリークリスマス』(1983年)
『クリスマス・キャロル』(1984年)
『クリスマス・キャロル』(2001年)
『八月のクリスマス』(1998年)
『8月のクリスマス』(2005年)
『7月24日通りのクリスマス』(2006年)
などなど。
タイトルに「クリスマス」の文字がないものでは、
『三十四丁目の奇蹟』(1947年)
『34丁目の奇跡』(1994年)
『あなたが寝てる間に』(1995年)
『ダイ・ハード』(1988年)
『君は僕をスキになる』(1989年)
『めぐり逢えたら』(1993年)
『ラブ・アクチュアリー』(2003年)
などなど。
昨年(2013年11月22日)公開された、
『すべては君に逢えたから』(←クリック)もそうだった。
そして、今年(2014年)、
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』という作品が公開されている。
山下達郎の名曲“クリスマス・イブ”を基に、
中村航が執筆した小説『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が原作で、
相葉雅紀、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真などが出演している。
『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)や、
『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年)で著名な、
犬童一心監督作品。
私の好きな榮倉奈々が出ているし、
山下達郎が音楽監修を務め、
劇中楽曲の選曲を行っていると聞いていたので、
ぜひ鑑賞したいと思った。
漫画家になる夢をあきらめず、書店員としてはたらく光(相葉雅紀)は、
世界的な照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)と偶然出逢い、
彼女を“運命の人”と思い込む。
幼なじみでオブジェ作家の卵の杏奈(榮倉奈々)に相談するが、
なんと、ソヨンと杏奈は仕事仲間だった。
光の片想いを応援する杏奈。
だが、彼女自身も子供の頃から光に秘めた恋心を抱いていた。
一方、光は、
大学時代の同級生で、売れっ子漫画家の北川(生田斗真)と再会したのだが、
彼がソヨンの元恋人だと知ってしまう。
すれ違う4人の片想い。
そんなとき、光にしか見えない相棒のデビクロくんが現れ、語りかける。
「すべてがゼロになったら、大切なものだけが残る。やっと見つけたんだろ?」
クリスマス・イブの夜、
デビクロくんが魔法をかけたとき、
光たちの片想いに、素敵な≪奇跡≫が舞い降りる……
ベタすぎる内容で、
物語自体には、それほど驚きはなかったが、
私としては、榮倉奈々に逢いに行ったので、
彼女の出演シーンも多く、
その意味では、大満足の映画であった。
私が映画で榮倉奈々を初めて見たのは、
『僕は妹に恋をする』(2007年)だった。
以降、
『東京公園』(2011年)
『アントキノイノチ』(2011年)
『のぼうの城』(2012年)
『図書館戦争』(2013年)
などを見てきたが、(タイトルをクリックするとレビューが読めます)
それほど演技が上手いというわけでもないし、
これまで出演した映画が超傑作というワケでもないのだが、
彼女には独特の存在感があり、
どの出演作も印象深いものにしている。
それは本作でも変わらなかった。
今後、
『娚の一生』(2015年2月14日公開予定)
『図書館戦争 THE LAST MISSION』(2015年10月公開予定)
などの出演作が控えていて、
『娚の一生』の方のポスターが公開されたのだが、
豊川悦司が榮倉奈々に足キスしているという、
ちょっとショッキングなものであった。
西炯子の人気漫画『娚の一生』が原作で、
原作ファンの間で有名な(足キス)シーンらしいが、
果たして、どんな映画になっているのか、
ハラハラ、ワクワク、ドキドキしながら、待ちたいと思う。(コラコラ)
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』に戻って、(笑)
この映画には、ハン・ヒョジュも出演している。
昨年(2013年)、『王になった男』(←クリック)を見たとき、
私はこのブログに次のように書いている。
ドラマ『トンイ』『華麗なる遺産』などで人気の女優であるが、
二人の王の愛を受ける王妃を、とても魅力的に演じていた。
透明感のある美と、妖艶さをも併せ持ち、
泥沼のような欲にまみれた政治家や役人のなかにあって、
清浄な白い蓮の花のようであった。
あのときの印象のままに、
本作でもその美しさは変わらなかった。
榮倉奈々とハン・ヒョジュとの、
美の競演を見ることができただけでも、
この作品を見る価値はあったと思う。
女性の方々は、
相葉雅紀くんと、
生田斗真くんの美を楽しんで頂きたい。
この映画は、
山下達郎の配偶者・竹内まりやの“すてきなホリデイ”で始まり、
THE RASCALS“A BEAUTIFUL MORNING”、
THE ASSOCIATION“CHERISH”、
CAROLE KING“SOME KIND OF WONDERFUL”など、
1960年から1970年代の海外のクリスマスソング6曲が途中で流れ、
クライマックスでは、
当然のことながら山下達郎の“クリスマス・イブ”が、
そして、エンディングでは、
竹内まりやが歌う“THE CHRISTMAS SONG”と、
山下達郎が歌う“HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS”が、
メドレーで流れる。
物語もさることながら、
音楽を存分に楽しませてもらった。
山下達郎の“クリスマス・イブ”(CHRISTMAS EVE)は、
1983年12月14日に発売された通算12作目のシングルで、
以降、毎年末に季節限定商品として、
カラー・ヴィニール、ピクチャー・レーベルと趣向を変えてリリースされ続けた。
当初はオリコンシングルチャート最高位44位だったが、
1988年、JR東海「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」のCMソングに使用されたことで知名度が上昇。
1989年12月にはオリコンシングルチャートで、30週目のランクインで1位を獲得。
以降、毎年クリスマスの時期が近づくと、
定番曲としてチャートで浮上するようになり、
1991年にミリオンを突破、
2013年の時点で累計185.1万枚を記録している。
山下達郎の“クリスマス・イブ”にのせて繰り広げられる映画としては、
山田邦子、斉藤由貴、加藤昌也(現・加藤雅也)、大江千里などが出演した、
25年前のラブコメ『君は僕をスキになる』(1989年11月3日公開)を思い出すが、
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』もまた、
山下達郎の“クリスマス・イブ”が流れる映画として、
長く人々の記憶に残ることであろう。
12月4日、
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した際、
相葉雅紀は、
うちの親父も見に行ったそうで、だいぶキュンキュンしたらしい。
「榮倉(奈々)さんのファンになっちゃった」って言ってた(笑)
と明かし、会場の笑いを誘ったとか。
また、観客から寄せられた感想文を読んだ犬童監督は、
奥さんについていって泣いてしまった旦那、
娘に付き合わされたお母さんたちが、
思いがけず感動してくれているのがうれしい。
と語っている。
若者向けの映画と早合点せず、
中高年の皆さんにも十分に楽しめる映画になっているので、
映画館にぜひ足を運んでほしい。
クリスマスまで、あと2週間。
あなたはどんなクリスマスを迎えることだろう……