一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「山の日」には天山に朝駆けしよう! ……ナガバノコウヤボウキにも逢えたよ……

2024年08月11日 | 天山・彦岳


8月11日(日)

8月11日は「山の日」である。
2014年に制定され、2016年からはじめられた「国民の祝日」である。
天山では、2016年より(コロナ禍の数年を除いて)毎年「山の日」に、
天山に登頂した人にノベルティ(企業が商品やサービスの宣伝を目的として無料で配布するアイテムのこと)の配布をしている。


過去2度ほど、ノベルティを貰ったことがあるが、
〈久しぶりに、この「山の日」のイベントに参加してみようか……〉
と思った。
ただ参加するだけでは面白くないので、
朝駆けして、御来光を拝むことにしよう。

天川登山口から出発。(フラッシュ撮影)


いつもの場所でパチリ。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。




御来光を待つ。
涼しくて、真夏であることを忘れさせてくれる。


突然、山の端に光が灯る。


キタ~~~


雲などに邪魔されない、こんなに綺麗な御来光は久しぶりだ。


太陽が姿を全部現すまで、ずっと凝視。






このひとときには、いつも宇宙を感じる。




北側と、


南側をパチリ。


稜線散歩へ。


朝陽を浴びて、輝く花々。
コオニユリ、


オミナエシ、


サイヨウシャジン、


ホソバシュロソウ、


マツムシソウ、




マツムシソウとホソバシュロソウとのコラボ。
いいね~


キュウシュウコゴメグサ、


オトギリソウ、


ヤマホトトギス、


シギンカラマツ、


花期を終えたマイサギソウでさえ、
朝陽を浴びて蘇る。


いつもの場所で、こんな風景を見ながらモーニング珈琲。


背振山地の彼方には雲海も見えた。


山頂へ戻る途中、
お約束の「足長おじさん」を思い出してパチリ。
ちょっと足が短くなってしまった。(笑)


山頂へ戻ると、ノベルティの配布が始まっていた。




私も戴きました。


この後、ナガバノコウヤボウキの群生地へ移動。
はたしてたくさん咲いておりました~


この花は、ひとつとして同じ形の花はない。






だから写真も“撮り甲斐”がある。


楽しくて仕方がない。


シコクママコナも咲き始めていた。


嬉しい。


そして、ム〇〇ソウ。


ラン科の多年草。


大事に見守っていきたい。




帰宅して、ノベルティの中身を見る。
天山は4市にまたがっているので、


唐津市からは、ポケットティッシュと付箋、
小城市からは、ミニ羊羹、
多久市からは、ボールペン、
佐賀市からは、丸ぼうろ、
それに、「登頂証明書」まで入っていた。(笑)


今日も「一日の王」になれました~

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