私の今年の山行日数は70日。
昨年は81日だったので、11日減った。
減った要因としては、
東日本大震災、父の死、母の認知症の症状悪化などが挙げられる。
今年は公私ともにいろいろなことがあり、
精神的に辛い時期もあった。
そんな時は、
寸暇を惜しんで、
山に登り、
本を読み、
映画を見た。
「山」と「読書」と「映画」は、
私の精神的な支えとなった。
特に「山」に関しては、
ひとつひとつの山行 . . . 本文を読む
年末年始は(もちろん元旦も)仕事なので、
今日が、私にとっての年内最後の休日。
母に会いに佐世保に行くことになっているが、
その前に、山にも登りたい。(笑)
25日(日)に平六さんと忘年登山で雲仙に行ったが、
今回は「ひとりで行く山」としての「登り納め」。(笑)
登山に費やせる時間は、朝の2時間くらいしかない。
となれば、やはり天山。
花の時期も終わり、
寒いだけの(一般の人にとっては)魅力のない . . . 本文を読む
平六さんとの忘年登山。
どこにしようかと迷った。
くじゅうか、雲仙。
正月にも「登り初め」を予定していて、
こちらは、やはり、くじゅうだろう。
だとすると、忘年登山は、雲仙。
週末は寒波がくるようだと喜んでいたら、
今日は、見事なタク日和。(笑)
霧氷を期待していたが、果たして……
午前6時に某所で待ち合わせ。
下道で雲仙へ向かう。
国道207号線を南下し、小長井の先から堤防道路で有明海を横断。 . . . 本文を読む
あれは、今年の9月25日のことであった……
肉まんさんのお誘いで、大分県臼杵市へ行った。
肉まんさんは、以前より、
「文学館や偉人館への訪問」と「登山」を組み合わせた旅を企画し、
それを積極的に実行されている。
あの日の臼杵への旅も、
鎮南山に登ってから、
臼杵の石仏、
野上弥生子記念館、
大林宣彦映画の名残館などを訪ねるというものであった。
とても充実した楽しい旅で、
帰りの車の中で、
「いつか . . . 本文を読む
今日の午後、
東京にいる二女が、佐賀に帰ってくる。
本来なら夫の正月休みを利用して夫と一緒に帰佐するはずであったが、
それでは佐賀に滞在する日数があまりに短いと、
夫がひと足先に送り出してくれたのだ。
二女と孫に会えると思うと、
嬉しくて嬉しくて、
数日前から、首を長くして待っていた。(笑)
迎えに行くのは午後なので、
午前中に近くの山に登ろうと思った。
11月23日に、
リーフさん、ミーちゃ . . . 本文を読む
〈何を見ても何かを思いだす〉
というヘミングウェイの言葉を借りれば、
この映画『リアル・スティール』ほど、
過去のいろんな映画を思い出させる作品はないであろう。
ある人は、『ロッキー』(1976年)であろうし、
ある人は、『ファイト・クラブ』(1999年)かもしれない。
別の人は、『トランスフォーマー』(2007年)を思い浮かべるだろうし、
また別の人は『チャンプ』(1979年)に類似性を見出すだ . . . 本文を読む
12月に入り、
九州各地の標高の高い山で、
霧氷や積雪の話題が届くようになった。
昨年までの私だったら、
子供のように駆け出して行ったような気がする。(笑)
だが、今の私は、ナゼだかさほど心が動かない。
最近は近くの山を単独行することが多くなった。
それで十分に満足している私がいる。
山に対する私の心が変化してきているのを感じる。
遠くの山より近くの山、
賑やかな山より静かな山、
大勢より単独 . . . 本文を読む
2010年の日本人の平均寿命は、
女性が86.39歳(世界1位)、
男性が79.64歳(世界4位)。
しかし、人間、
〈50歳を過ぎたら、いつ死んでもおかしくない……〉
と思っている。
50代で亡くなった著名人を思いつくままに挙げてみると、
いわさきちひろ(絵本作家・享年55歳)
吉田満(作家・享年56歳)
五味康祐(作家・享年58歳)
立原正秋(作家・享年54歳)
越路吹雪(シャンソン歌手・ . . . 本文を読む
2年前(2009年)の11月26日、
リーフさん、ミーちゃんの案内で、
金立山に登った。
東南尾根ルートで登り、緑のシャワーロードを下った。
紅葉真っ盛りの時期で、
東南尾根ルートの鮮やかな紅葉に驚嘆し、
「赤のシャワーロード」と化した緑のシャワーロードに卒倒した。
それまで、金立山では、
吹上観音を経由する正面登山道しか歩いたことがなかったから、
東南尾根ルートも、緑のシャワーロードも、
私にと . . . 本文を読む
昨年(2010年)の5月29日に公開された映画
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(←クリック)は、
タイトルが長すぎる(笑)こと以外は、なかなかの作品であった。
主人公の中井貴一の好演もさることながら、
電車の走る姿、そして風景が素晴らしいと思った。
映画の冒頭の、出発する車内に光が差し込んでくるシーン、
美しい田園風景の中を電車がゆっくり走るシーン。
どこか人間くさく . . . 本文を読む