一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

初めてお越し下さった方へ

2020年01月01日 | 「一日の王」とは…
詩人で山のエッセイを多く書いた尾崎喜八(1892~1974)の著書に『山の絵本』(岩波文庫)というのがあります。 この本の巻末に、私の好きな「一日の王」という文章が収められていて、このタイトルを借りました。 「一日の王」という言葉は、元々はフランスの詩人ジョルジュ・シェーヌヴィエールの詩集の「一日の王の物語」からきているようです。 . . . 本文を読む

映画『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』……女性運転士が凛々しい……

2018年12月16日 | 映画
地方のローカル線を舞台に鉄道にまつわる人々の人生をつづった、 ヒューマンドラマである。 かつて、 『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(中井貴一主演、2010年) 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(三浦友和主演、2011年) と、2年続けて映画『RAILWAYS』シリーズが公開されたので、 (映画のタイトルをクリックするとレビューが読めます) 以降 . . . 本文を読む

いますぐ「鬼ノ鼻山」へ ……縦走路を美しく彩るサザンカの真っ赤な花……

2018年12月12日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
今日は、自宅から登山靴を履いて歩き出し、 鬼ノ鼻山へ登ろうと思う。 つまり、自宅の玄関が登山口なのだ。 住宅地を抜け、田園地帯へ入って行く。 ホトケノザ、 ナズナ、 菜の花、 スミレ、 セイヨウタンポポ、 シロバナタンポポなどが咲いており、 まるで春のようだ。 天ヶ瀬ダムが見えてきた。 今日は、この階段を休まずに登ろうと思う。 2分20秒で到着。 ダム . . . 本文を読む

映画『来る』 ……黒木華、小松菜奈のイメージを破壊する中島哲也監督の衝撃作……

2018年12月10日 | 映画
『嫌われ松子の一生』『告白』『渇き。』などで有名な、 中島哲也監督の最新作である。 原作は、 「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』。 主要キャストは、 岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡の5人。 で、この映画『来る』を見ようと思った理由は、二つ。 ①中島哲也監督作品だから。 ②私の好きな黒木華、小松菜奈、松たか子の三人が出演していたから。 . . . 本文を読む

金立山 ……東南尾根から登り、紅葉や、サザンカや、羊歯植物の群落を楽しむ……

2018年12月06日 | 金立山
12月5日(水) この日は、 8:50~10:45 映画『search/サーチ』鑑賞 11:30~14:30 金立山登山 15:10~17:05 映画『くるみ割り人形と秘密の王国』鑑賞 と、映画を2本鑑賞する合間に、 金立山登山をするという、過密スケジュール。(笑) イオンシネマ佐賀大和で、 映画『search/サーチ』鑑賞した後、(ブログにレビューを掲載済) 金立公園の中のコスモス園駐 . . . 本文を読む

映画『search/サーチ』 ……全編、PC画面上で物語が展開する未体験の面白さ……

2018年12月05日 | 映画
スピード感、アイデア、面白さ、そのすべてが『カメラを止めるな!』を超える。 『カメラを止めるな!』の次はコレだ! などと、著名人からのコメントが評判になっている作品である。 『カメラを止めるな!』は面白かったし、私も感心した映画であった。(コチラを参照) それを超える(かどうかは分らないが……)映画なら見てみたいと思った。 10月26日に公開された作品であるが、 当初、上映館が極端に少なか . . . 本文を読む

天山 ……「冬が来る前に」、秋の花々に「さよならをするために」登ってきたよ……

2018年12月03日 | 天山・彦岳
12月2日(日) 12月に入り、 天山の秋の花も消えてしまった。 花を目当ての登山者はもう来ないだろうし、 日曜日でも静かな山歩きができるに違いない。 そう考えた私は、 「冬が来る前に」、 秋の花々に「さよならをするために」、 天山に登ることにした。 天川登山口から出発。 落葉樹は、もうほとんどが葉を落としている。 ゆっくり登って行く。 いつもの場所で、パチリ。 すれ違って . . . 本文を読む

映画『教誨師』 ……大杉漣の初プロデュース作にして最後の主演作となった傑作……

2018年12月02日 | 映画
昨年(2017年)4月、 有明海(海抜0メートル)から天山に登った。(コチラを参照) 七曲峠までは舗装道路を登ってきたので、少し膝が痛むようになった。 七曲峠の登山口に設置してあった竹の棒を1本借りて、 膝を庇いながらゆっくり登ることにした。 稜線に出る最後の急坂を登っているときであった。 上から下りてくる夫婦に出会った。 二人共、年齢は私と同じくらい。 服装や身のこなしで、 奥さんの方は山慣 . . . 本文を読む

映画『体操しようよ』 ……木村文乃と和久井映見に逢いたくて……

2018年12月01日 | 映画
60歳を過ぎると、 体のあちこちが痛くなってくる。 昔、老人たちが、 「体の節々が痛い」 「いつも体のどこかに痛みがある」 などと言うのを聞き、 〈そういうものか……〉 と漠然と考えていたが、 実際に自分が年老いてくると、 〈なるほど、こういうことだったのか……〉 と、納得させられる。 ただ、私の場合(それは誰しもであるのだが……) 老人になるのは初めてなので、(笑) 体のどこかが痛くなったと . . . 本文を読む

最近、驚いたこと② ……十朱幸代の自伝『愛し続ける私』を読んで驚いたこと……

2018年11月29日 | 最近、驚いたこと
60歳を過ぎると、 もう大抵のことには驚かなくなる。 それはある意味、哀しいことだ。 できれば、いつも驚くことのできる新鮮な心を持っていたい。 そんな私であるので、 驚くことはめったにないのだが、 たまに、少し驚くこともある。 先日は、「最近、驚いたこと」として、 ……三重野慶の超絶リアリズムに観る“一瞬と永遠”…… と題して、写真と見まがうばかりの写実絵画を紹介した。 そのときは、このブロ . . . 本文を読む