一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……バリエーションハイキングで、あまり知られていない天山を楽しむ……

2018年04月29日 | 天山・彦岳
世はGWに突入したらしい。 私はGWとは無縁の仕事をしているので、 今日(4月29日)は(私にとっては)普通の公休日である。 日曜日であるので、 普通なら天山の登山者は多い筈だが、 GWなので、遠出している人も多いことだろうし、 井原山が“山開き”のようなので、そちらに行く人も多いことだろう。 よって、天山にはあまり人がいないのではないか…… そう考えて、今日も天山へ行くことにした。 まず山 . . . 本文を読む

天山 ……雨に濡れたツクシシャクナゲ、ヒトリシズカなどの花を愛でる……

2018年04月26日 | 天山・彦岳
4月25日(水) 天気予報は「晴れ」だったのに、 一向に晴れる気配がなかった。 麓から眺める天山は、雲に覆われたままだった。 こんな日は、登山者も少ないに違いない。 喜々として私は天山へ向かったのだった。(笑) どうせ山頂に立っても展望はないので、 最初から山頂は目指さず、ガスっている森の中へ入って行く。 幻想的な雰囲気。 ツクシシャクナゲの花が見えてきた。 もう咲いていたのだ。 . . . 本文を読む

映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』…柄本佑、三浦透子の演技が秀逸な傑作…

2018年04月25日 | 映画
私が、末井昭著『素敵なダイナマイトスキャンダル』(北宋社・1982年刊)を読んだのは、 本が刊行された翌年(1983年)くらいではなかったか。 1970年代末から1980年代前半にかけて、 椎名誠を筆頭に「昭和軽薄体」(くだけた喋り口調の饒舌な文体)の本が流行っており、 末井昭の『素敵なダイナマイトスキャンダル』も、 「昭和軽薄体」の作家達(椎名誠、嵐山光三郎、東海林さだお、南伸坊、篠原勝 . . . 本文を読む

近くの里山 ……キンラン、キエビネ、シュンラン、チゴユリなどが咲いてたよ……

2018年04月22日 | 登吾留山
ここ数年、 近くの山で十分に楽しめることが判ったので、 あまり遠出をしなくなった。 60歳を過ぎ、人生の残り時間を考えるようになり、 片道2時間~3時間(往復4時間~6時間)もかけて遠くの山に行くのが、 「モッタイナイ」と感じるようになったのだ。 山岳会に所属している時に、九州内のほとんどの山は登っているし、 もともと「○○百名山」というようなものには興味も関心もないので、 徐々に「近くの山」 . . . 本文を読む

映画『スリー・ビルボード』 ……予測不能の展開が秀逸な傑作……

2018年04月20日 | 映画
3月下旬、 コンビニで立ち読みしていた『週刊文春』(3月29日 春の特大号)を買った。 巻頭の「原色美女図鑑」というグラビアが広瀬すずだったからである。 あまりにもキュートだったので、衝動買いしてしまった。(コラコラ) 『週刊文春』には、宮藤官九郎の「いまなんつった?」というコラムがあって、 私が買った号は連載481回目であった。 このコラムの書き出しを見て、「おっ!」と思わず . . . 本文を読む

天山 ……ミツバツツジやバイカイカリソウを楽しんだ後に、サバノオの群生地へ……

2018年04月18日 | 天山・彦岳
4月15日(日)に、作礼山で、ミツバツツジを楽しんだ。 〈天山でもミツバツツジが咲き始めているに違いない……〉 そう思ったら、天山にも行きたくなった。 天山でミツバツツジを手軽に楽しめるのは、七曲峠からのルート。 今日は、久しぶりに、七曲峠の登山口から歩き出すことにしよう。 登山口からしばらく歩くと、 ほどなくミツバツツジが現れた。 いいね~ 新緑も美しい。 新緑とミツバツツ . . . 本文を読む

雨上がりの作礼山 ……ゆるゆる山歩(散歩)で、新緑とミツバツツジを楽しむ……

2018年04月15日 | 作礼山
昨日(4月14日・土曜日)から、娘たち(2人)や孫たち(4人)が泊りがけで遊びに来ていた。 今日(4月15日・日曜日)は、朝から雨が降っていたので、 午前中は、図書館へ行ったり、孫たちと遊んだりして過ごした。 昼近くになって雨が止んだので、 2時間ほど作礼山で山歩(散歩)してきた。 (長時間だと孫たちからブーイングされるので……) 9合目駐車場から歩き出す。 途中から左折して、東峰直登コ . . . 本文を読む

「坂道のアポロン」展&三度目の映画鑑賞 …小松菜奈の豊かな表情に魅了される…

2018年04月14日 | 映画
4月4日(水)に「海抜0メートルから登る隠居岳」を終えた後、 佐世保の島瀬美術センターで開催されている「坂道のアポロン」展に行ってきた。 入口。 映画パネルがずらり。 いいね~ こちらは、原作本のコーナー。 原作者・小玉ユキのサイン色紙。 こちらは、東高の制服。 劇中では、(東高は架空の校名なので)実際の佐世保北高校の制服が使用され、 多くの北高の生徒がエキスト . . . 本文を読む

『淳子のてっぺん』(唯川恵) ……山を愛するすべての人に読んで欲しい小説……

2018年04月11日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
直木賞作家・唯川恵が、 田部井淳子をモデルに書き上げた長篇小説である。 田部井淳子を知らない人はいないと思うが、 簡単に説明すると、 女性として、世界で初めて、“世界最高峰エベレスト”および“七大陸最高峰”への登頂に成功したことで知られる登山家で、 その後も、数々の偉業を成し遂げ、 2012年にがんを患ってからも、 東日本大震災の被災地・東北の高校生とともに富士山に登るなど、 生涯現役を貫い . . . 本文を読む

天山をちこち ……バイカイカリソウやナガバノスミレサイシンなどが咲き始めた……

2018年04月09日 | 天山・彦岳
4月8日(日) 前回、天山に登ったのは、3月18日(日)であった。 そのときは、ホソバナコバイモが咲き始めていたのを確認した。 3週間後の今日は、どんな花が咲き始めているだろう? 天山の、 あっち、こっち、 いや、あちら、こちら、 いや、あちこち、 いや、「をちこち」を彷徨いながら、存分に楽しもう。 まずは、山頂へ。 晴れてはいたのだが、 靄っていたので、遠望は効かなかった。 それ . . . 本文を読む