ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
5月の最終日の今日は
隣県のウルトラマラニックの大会当日
詳細はまた明日にでも…
いよいよ明日に迫った
62キロのウルトラマラニック
今日はまだ天気は穏やかだったけど
今夜あたりから崩れるらしく…
ウェアの準備をどうしようか?と…
何でもないのなら
別に悩みはしないのだが…
メンバーの情報によると
明日は雨模様というだけじゃなく
寒いらしくて…
通常なら
半袖Tにハーフタイツで走ればいいけど
寒いとなるとなぁ
ロンTにしようか
それともカッパで凌ごうかと
思案いろいろ…
現地の最高気温が17℃?
ってことは実質15℃くらい?
だいたいこの時期になって寒くなるって
近頃の天候どうにかしてるぜ〜
今朝も涼しいかと思ったら
俄に暑くなってきて
暑いかと思えば肌寒い風に震えたり…
カミさんに言わせると
結構涼しいという感想だが…
朝起きてから暑く感じ始めるのって
更年期特有の現象なのかも…?
って!
70歳古希になっていまさら更年期かよ〜!
とっくに終わってるんじゃないか?
まぁ
もともと暑がりの老いぼれジジイだけど
すでに体温調節もままならず…
若い青年時代から汗っかきだったけど
こんなに暑がりだったっけ?
そうでもなかったような…
そんなことを思いながら
朝のルーティンを済ませて
明日の大会の準備に取り掛かった
この子をお供にして…
カミさんに言わせると
しょっちゅうイヤホンをしてると
歳を取ってから難聴になるらしいけど…
もう70歳古希だから
とっくに歳を取ってると…
だからいまさら難聴になったところで…
そんなことを思いながら
大会準備のために
食堂と自室を行ったり来たり繰り返しつつ…
年寄りになったから
一度に物事を進められないのよね〜
いま思ってることもすぐ忘れちゃうし…
そんなカミさんの言葉に
そのとおりだと心の中で頷きながら…
本当に歳を取ったもんだと自分でも感じる
手慣れているはずの大会準備が
スムーズには進まなくて…
だけど
カミさんにも心当たりがあるのだろう
だからこそ…
おそらく
僕よりもひと回り若いメンバーたちは
ササッと準備出来るんだろうなぁ
少なくても
この老いぼれジジイよりは
いろんなトレランなど大会にも出てるから…
だけど
僕だってアラ還の頃はまだ…
コンビニやドラッグストアに行ったとき
年寄りのジイさんやバアさんが狭い通路を
ノロノロと歩いてるのがウザいけど…
そのうち僕もそうなってしまうのかも?
そうなんだろうなぁ…
ザンネンだけど仕方ないさ
いつかは通るミチなんだろうなぁ
哀しいなぁ…
朝のルーティンも済ませ
洗濯物も干し終えたので
市内の銀行やらドラッグストアやら百均など
明日の準備のための買い出しにアチコチ…
天気も悪くなかったので
愛車をずっとオープンにしたまま…
ドラッグストアに寄ったとき
入口から少し離れた駐車区画に停めて
屋根を開けたまま降りようとしたとき…
対面の区画からスルスルッと出てきた
ジープタイプの車
ドアの横にJeepって書いてあったから
本物のジープ車なんだろうか?
右ハンドルだったけど…
愛車を降りた僕の前で一旦停まって
窓を開けて顔を出してきたオジさん
カッコいいキャップを被って
いかにもアウトドアスタイル風の…
ん?なに?と思ってると
目が合った瞬間にカッコいいですね〜と
僕に声をかけて…
そして腕を出してグー👍サインを…
予想もしなかった不意のことなので
どうやって返していいかわからず
同じようにグー👍サインを真似したけど…
そのまま会話も交わさず
ドラッグストアの玄関に向かったものの
それで良かったんだろうか?
せっかく声をかけてくれたのに
ツレナイ対応だったかも?
だいたい何がカッコ良かったのか?
オープンにした愛車か?
それともカッコよく降りてきたオレか?
はたまた
その全体的な雰囲気というか
オープンの愛車と白髭ジジイのマッチング?
まぁなぁ
別にイケメンでも何でもないけど
この辺じゃいないからなぁ
茶髪ロン毛の白髭ジジイと
オープンカーのコンビネーションって…
実際は70歳の古希という本物のジジイだし…
誰かは知らない見たこともないオジさんの
声かけを嬉しくも思いながら…
そんな思いもかけなかった出来事を後に
午後からはメンバーとともに
隣県の受付会場まで駆け付けて…
鹿児島や三重県など
はるか遠いところから参加の人たちと
イッパシのランナーみたいに声を掛け合い…
会話を交わしながら
彼ら彼女たちのバイタリティーに
目を丸くするばかり…
殆ど同じ世代だぜ?
今日はまだ好天だったから
明日の雨予報が殆ど信じられないけど…
まぁ
好天だろうと荒天だろうと
明日の大会が変わらないことには間違いなく
一喜一憂してる場合じゃないと…
明日というか明後日には
いつものように普通の報告ができるよう
何とか頑張ってみたいと…
頑張るしかないんだよなぁ
どんなに不安に思ったって…
頑張るしか…
大会前なので
調整ジョグは今日でお終い
明日は休足日にして大会の出走準備と
メンバーと会場現地へ事前受付に行くので…
最近はゼッケンもチップも
事前に郵送される大会が増えてきて
会場受付はかなり珍しくなったのだが
今度の大会は昔っから前日受付のみ
当日受付という制度が無くって
何年か前に主催者と参加者が
トラブってたのを思い出す
まぁなぁ
参加者も参加料払ってるんだし
わからないでもないけど
ルールを守れないヤツに走る権利なしだろ?
ということで明日は受付のため
今日が大会直前の最終調整ジョグに…
この子をお供にして…
スタート時はシッカリ晴れてて
暑いのか涼しいのかビミョ〜な…
暑いといっても真夏の暑さじゃないから
まったく問題にもならないのだが…
暑くなってくると
パフォーマンスも落ちてくるからなぁ
ただでさえマトモに発揮出来ない
老いぼれジジイの実力なのに…
1キロ半地点の短い上り坂の途中で
いつものデカパイの彼女と遭遇
この前ははち切れそうな
白っぽいブラウスだったけど
今日は濃い色のニットシャツみたいな…
ブラウスにしてもニットシャツにしても
爆乳が目立つことに変わりなく
職場の若い男性陣は困るだろうなぁ
目のやり場に…
エロジジイは恥も外聞も捨てた古希だから
ガッツリ注視するけど…
おそらく彼女も自分の局部に注がれる
多くの視線に慣れてるというか
ウンザリしてるかもしれないけど…
そんな爆乳の彼女を後にして
今日も調整のゆっくりジョグ
フォームと重心関係だけに
注意しながら…
ゆっくり走った最終調整ジョグ
その割には好ペースになったけど
今日は殆ど信号に引っ掛からなかったから…
こういう日もあるもんだ
ただ
今日まではお天気もいいけど
明日から崩れそうだということで…
走るのには雨でも構わないんだけど
スタート前やゴール後を考えると
やっぱなぁ
いやいや
贅沢は言うまい
言ってられない
バチが当たるさ…
毎月後半の月忌参りの日の今朝
ご住職が来られる前に
玄関周りをササッと掃き掃除
カミさんが植えてる幾つかの鉢の
バラの薄いピンクの花びらがそこらじゅう
風で散らかって掃いても掃いても…
まぁ文句は言うまい
カミさんにはカミさんの思いがあって…
それにしても
バラの香りは何とも言えず悩ましい?
この匂いに
なぜかしらムラッムラッとくるのは
僕だけなんだろうか?
まぁいいけど…
そんな暑いような涼しいような
どっちともつかないように感じる晴天の朝
菩提寺のT大卒のご住職は
いつもより少し遅れ気味にご来訪
遅いとジョグの時間に
差し支えるんだけどなぁと思いながら
そんなことはオクビにも出さず
笑顔でお待ちしておりましたと…
もうマラソンシーズンは終わりですか?
最近何かの大会走られました?
えぇ…
先月末と3月にも2度ばかり
3日後の土曜日にも62キロの予定です
62キロですか?
普通のマラソンよりも長いですよね?
その翌週は71キロの大会なんですよ〜
62キロと71キロを立て続けですか?
えぇ
みんなは普通の100キロなんですけど
僕は年寄りなのでショートコースです
71キロがショートコースだなんて…笑
T大卒のご住職は
呆れて笑いながら帰って行った
ウルトラマラソン を走る人にしかわからない
屈辱のショートコース?
僕だって100キロ走りたいけど
アップダウンの激しい屈指の難コース
老いぼれジジイのポンコツな脚じゃ
制限時間内に完走なんてとてもとても…
ご住職をお見送りした後
すぐにジョグの準備に…
いつもより遅れちまったから
急がないと…
今日はこの子をお供にして…
昨日のジョグは調子に乗りすぎちまったから
今日は徹底して調整のゆるジョグをと
固く心に誓ってスタート
もう脚を痛めたり疲れが残るような
そんなジョグは絶対にしないと…
風の涼しさも感じつつゆっくり走ってるのに
それでも汗だくになってしまう
汗っかきの老いぼれジジイ
これくらいのスピードだと
メンバーたちは汗なんかかかないだろうと
平気なメンバーたちの顔を思い浮かべながら
汗を拭き拭き走って行く
それもまたしょうがないさ
汗っかきジジイはおそらく死ぬまで…
大会3日前の調整ゆるジョグ10キロ
今日はシッカリと?調整できたような…
あと残すは明日の最終調整ジョグだけ
何とかケガもせず疲労も残らず
大会を迎えることが出来そうだと…
家近くの幹線道路の歩道でのクールダウン中
またもや今日もウォーキング帰りの
カミさんと遭遇
2日続けて…
それが吉なのか凶なのか?
そんなことなんかどうでもいいと思いつつ
ぬるいシャワーを老体にかけながら
ホッとしつつ汗を流す
チームのメンバーからLINEがあって
大会当日の空模様が危ういみたいだと…
まだ梅雨入り前だけれど
雨に当たりそうだと…
走ってる最中は
むしろ雨の方がウェルカムというか
涼しくてありがたいのだが…
スタート前の準備のときや
ゴール後も雨だとなぁ
着替えとかいろいろ支障があって…
雨を凌げる施設があればいいけど
どの大会も必ずそうとは言えず…
まぁそれでもいいさ
走れるだけでも…
走れなくなるまで
あと何回の大会に出られるのか
わからなくなってきたいま…
大会を走れるだけで
ありがたいと思わなくちゃ…
走れなくなって
初めてわからんだろうなぁ
走れることのありがたさ…
感謝しなくちゃ…
今日は暖かくなるという予報だったが
朝は昨日に続いてまだ寒くて…
5月下旬だというのに
毛布と薄い掛け布団でベッドの中
いつもより5〜6分遅く起床したけど
朝の5〜6分ってかなりのウェイト
今日も徒歩通学だと見込んでいた初孫くん
昨夜から鼻血が止まらないらしく
急遽愛車で送って行くことに…
チャラ息子は
いつもより早めの出勤だったらしいので…
2年生になってから
屋根を開けたままで送られるのは
どうやら恥ずかしくなったらしく…
もちろん車で送られること自体が
恥ずかしいのだが
オープンだと一層目立つから…
そんな初孫くんの心境の変化?
少しずつオトナに近づいてきたのだろう
まだまだ子どもだと思ってたのに…
そんな初孫くんを送り届けてきてから
少し遅れ気味になった今日のジョグ
この子をお供にして…
お陽さまが出てる割には少し肌寒く
だけどその方が走りやすくて
暑がりジジイにはラッキー
少し遅れたこともあって
通勤者たちの姿もいつもより疎ら
それもまた
走りやすくてラッキーか?
昨日は濡れてた大会用兼練習シューズも
今日はすでに乾いてたのでそれを履いて…
4日後の大会にはこのシューズで走るから
感触やペースを掴んでおかなくちゃ…
そう思いながら走ってると
段々と暑くなり始めてきて
汗が流れ出してくる
それでも
大会当日がこれくらいの気温なら
全然マシなんだけど…
今日から暑さが増してくるらしいから
当日はどうなることやら…
調整ジョグのつもりでゆっくり走ってても
知らず知らずのうちにペースが上がり始め
ヤバいと思いながら
スピードを抑えることもままならず…
大会まで4日前の調整ジョグにしては
若干速すぎた10キロジョグになっちまった?
まぁいいさ
こんなこともあるさ
思うように行かないのがジジイのジョグ
70年の人生とおんなじさ
そう思ってアプリを止めながら
自宅近くの幹線道路の歩道を歩いてると…
向こうの方から歩いてきたオバちゃんの姿
どこかで見たことがあると思ってたら
なんと!うちのカミさんだった!
カミさんは
去年からジムに通ったり
ウォーキングをしたりと健康に目覚めた?
みたいな様子で…
今日はお天気も良く涼しかったので
いつもより早く歩きに出かけたようで…
ちょうど僕のジョグ終わりと
ぶつかったということに…
家の中でも会話は少ないが
外に出たときに顔を合わせても
特に話すこともなく…
それがなんとなくというか
かなり気まずい雰囲気で…
知らない人がそんな僕たちを見ても
決して夫婦とは思わないだろうと…
まぁ何も喋らない方が僕も気楽だし
カミさんも同感だろう
40年ほども
一つ屋根の下で暮らしてきたとはいえ
こんな妙な夫婦も世の中にはいるのだろう
僕たちだけじゃなくて…
この先どうなるかはわからないけど
すでに70歳古希になっちまったから
これから変わることはないか?
石の上にも3年ならぬ
一つ屋根の下にも40年か?
過ぎ去ってしまえば
何もかもが文字どおり過去のこと
もう振り返るまい…
何もかも…