道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

羨ましすぎる…

2020-03-12 20:31:00 | 日記

やっぱり今日も
走るには走ったけど…

目指す大会がないというのは
どうにも虚しい…

ただ
こんなに天気が良くっちゃ
どうしても走りたくなって…


8時半に
初孫くんをこども園に送り届けたあと
洗濯物を干してから
すぐに着替えて
走り慣れた近所の公園の周回コースへ…

少し寒いかなぁと思いつつも
今年初めての半袖Tシャツ1枚で…

まぁ…
グローブとロングタイツは
まだ脱げそうにないけど…

3月半ばとはいえ
素肌の両腕に感じる風は
まだまだ冷たく…

でも今日は
陽も射してることだし
少し走れば
すぐに暖かくなるだろうとも思いつつ…











公園の周回コースに辿り着き
ウォームアップがてら
ゆっくりスロージョグで走り出すと…

コースの向こうから
走ってきたのは少年2人組?
ランパンに半袖Tシャツ姿の…

少年というか…

背の小さい方は中学生みたいだけど
大きい方は高校生のような…

60半ばのジジイランナーには
中途半端な年頃にしか見えず
中学生なのか高校生なのか…

どっちにしても
いかにも陸上部ですと
そう言わんばかりの出で立ち…

身の軽さ…

第一この寒いのに
半袖Tシャツとランパンだなんて…

若さゆえか?
それとも陸上選手の常識なのか…

そして
バネのような弾力…

ジジイの目には
飛び跳ねて走ってるようにしか見えない

単に体重が軽いだけじゃなく
それも若さゆえなのだろう…

ヨダレが出るほど
羨ましい若さ…


見た目
ゆっくりしたジョギングだが
すれ違う地点から考察すると
おそらくキロ5分切りペース…

あんなに
ゆるく走ってるように見えるのに…

ジジイが頑張ってるそこそこのペースより
全然速くて…

羨ましすぎる…








最近は
もうすっかりジジイになってさ…

そりゃそうさ!
いくら走ってても
手足に血管が浮き出るようになると
正真正銘の枯れたジジイさ…



そうなのか…


この間
年明けの叔母さんの葬儀での会話

半ば自慢するように
走ってることを話してたのに…

60歳になろうとする従兄弟の
諌めるような言葉に撃沈…



今更ながら
自分の手足を眺めてみて
妙に納得…

そして
絶望…


若さは帰ってこない

んだなぁ…


絶対に…


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