道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

岐路に立って…

2022-09-27 17:14:00 | 日記

案外と調子悪くないなと感じつつ
いつもの十字路までやってきて
どうしようかと思い倦ねていた

マラソン大会本番まであと1ヶ月あまり
少なくても1回目の20キロ走を
こなしておきたいところだが…

右に曲がれば短めの11キロコース
まっすぐ進めば13キロから20キロ超のコース
左に折れれば最低30キロの山岳コース

本来の調子が戻れば
まっすぐ行って20キロだけど
いまの坐骨神経痛の状況じゃ
走れても11キロが関の山か?

少しくらい調子が戻ったとしても
無理をして長く走れば走るほど
坐骨神経痛がひどくなるだけで…

選択肢が幾つもあるようで
実際には限られてしまう
そんな岐路だと…


よくよく考えれば
2週連続のフルマラソン大会って
いまのジジイにはあまりにも無謀すぎて…

昔は30キロの山岳コース
しょっちゅう走ってたのになぁ😭

果たして
10月末と11月初めの連チャンラン
どうなることやら…










享年88歳だから
ほとんど天命が尽きたと言えるか…

元同僚と言っても
親子ほど歳の離れた彼の通夜が始まる
まだ1時間ばかり前にひっそりと訪れ
マスク姿で早めの焼香を済ませた

若かった頃の知り合いだから
遺族に軽く挨拶をして帰ろうとしたとき…

え?
○○さん?

そうです

そう答えると
彼の娘さんは僕に進み寄り
躊躇いなく僕の両腕を掴むと
まるで何かを確かめるように
何度もその手に力を入れて握りながら…

そんな彼女の勢いに驚きつつ
僕も思いがけず彼女の左腕を掴んだが
彼女の腕の細さに驚くばかりだった

そんな僕たち2人の姿はハタから見ると
まるで昔は恋人同士だったかのように
いまにも抱き合わいそうな感じで…

もちろんそういう関係ではなく
若かった頃に数回顔を合わせたきりで
僕より6〜7歳年下だったろうか
その頃の面影は充分に残ってる

僕を見てジジイになったのに
茶髪のような金髪のような長髪の
不似合いな出立ちに眼を丸くしつつ…

お元気なんですか?

はい…
随分とご無沙汰してます
お久しぶりです

そう話しながら
弔問客がまだ少なくて
しばし懐かしい話に
花を咲かせたけれど…

ひょっとして
若い頃の彼女は
僕に好意を抱いていたのかもしれないと…

ほかの弔問客がやってきたので
それじゃまたと別れの挨拶をして
通夜会場を後にしたものの…

もし彼女と結婚していたなら
どんな暮らしぶりになってたんだろうと
ボンヤリと思いながら
これまたジジイに不似合いな
軽オープンカーに乗り込んだ


でもあの頃は
いまのカミさんと結婚直前の状況で
ほかの選択肢はほとんど考えられなかった

人生は
いつも岐路の繰り返しだけど
岐路に立つ度に
本当に迷うことは数回くらいで
たいていが答えが見えてるんだと…

だから
たとえもう一度人生をやり直したところで
おそらく似たような一生になるんだと…




ネットで見かけた教訓?
らしきもの…

まぁ100%そうだとは思わないけど
それなりに合ってるような…

僕の顔の表情はどう見えてるだろうか?
僕の体型は何を表してるだろうか?

残り少ない人生で
変えることができるのだろうか?

岐路に立って…




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