「3月のライオン」(9)羽海野チカ
シリーズ9冊目。
この作品の重要テーマのひとつが「家族」。
今回は特に前面に出ている。
中学3年のひなちゃんも高校受験。
進学するかも含めて、悩みはつきない。
いじめにあったから人間関係の不安を払拭できない。
「――でも、志望校って言われても
高校生になった自分がまだうまく想像できない・・・
そこでうまくやって行けるのかとかも・・・」
れいくんは自分の通う高校にひなちゃんを連れて行く。
そこにあかりさんも、モモをつれて、差し入れをもってやってくる。
それが次のシーン。
【ネット上の紹介】
高校進学を前に、ひなたは零の通う高校を受験することを決意。零もそんなひなたに勉強を教えながら将棋を指す中で、今の自分にとってひなたの存在がいかに大きいかを自覚し出し…。おでかけニャーしょうぎ付限定版も同日発売です♪ 2013年9月刊。