地球の自転速度が謎の低下を起こしている理由については、今年6月13日の記事、サブタイトル「地球の自転速度が謎の低下を起こしていると言う話」、そして今年6月13日の記事、サブタイトル「地球の自転速度が謎の低下を起こしているもう一つの理由 それは地球の熱膨張」で書いた通りなのですが、これに関連して今回は海水面の上昇について考えて見ました。
陸地やその地下の鉱物資源や地上の樹木などが利用された後に海へ流れ込む事は記事で書いた通りですが、河川からの土砂流出、海岸の浸食による岩や土砂の海中への物質移動などが海水面上昇の一因となっている事は有るとは思っています。
そして海水面の上昇や下降の要因と考えられる事が有ります。
それは地球の大気や水以外である地殻やプレート、その更に内部の層などの合計体積のうちで海水面より下の体積部分です。
この体積部分を仮に合計体積部分Aとすると、この合計体積部分Aが減れば仮に海水の体積が同じでも海水面は上昇する事となり、逆にこの合計体積部分Aが増えれば仮に海水の体積が同じでも海水面は下降する事となります。
ではこの合計体積部分Aと海水の合計体積が双方とも変化した場合はどうでしょうか。
それは次の様になるかと考えています。
両者の体積変化について相対的に有る割合を超えて海水の方が大きくなれば海水面は上昇する一要因となり、相対的に有る割合を超えて海水の方が小さくなれば海水面は下降一要因になる、と言う事です。
無論、既に知られている通り、陸上の氷や雪などが融けて海水に流れ込めてこれは海水の体積が増加する事になるわけで海水面上昇の一因で有ることは言うまでも有りません。
それともう一つ、陸上の河川や湖沼、或いは地表や地下などに蓄えられていた水が海に移動してもやはり海水の体積は増えるものと思われます。
例えば地下水を利用して農業などに使い、水がやがて海に移動したにもかかわらず、それまでそこに有ったところに何も海水が満たされるわけではないのでスカスカになりそれだけ海の水は体積が増す計算となります。
そして忘れてはいけないのが海水面の上昇はその地点の海岸について相対的に上昇なのかどうかと言う点なのであって、果たして絶対的な海水面の上昇や下降なのかどうか? と言う点だと考えています。
その地点がどれだけ地殻変動で上昇しているのかどうか、と言うのがわからないとより正確な海水面に高さ決定とはならないはずであり、更に言えばその地点の周囲も含めた広域の地殻など自体が上昇していた場合にはGPS衛星による地殻変動の上昇と言うデータにも現れにくく実際には合計体積部分Aの増加や地球の「たわみ」に近い形で海に対してその陸上エリアが上昇、或いは下降している事も有り得るわけで、こうなると宇宙から実際に地球の形や直径などをミリメートル単位で測定しないと本当の所はわからないのではないでしょうか。
今後、正確な「地球の形」の測定データがNASAなどから果たして出て来るのかどうか、それによる正確な海水面の上昇、下降などの判定がどうなるのか、と言う点については注目しています。
陸地やその地下の鉱物資源や地上の樹木などが利用された後に海へ流れ込む事は記事で書いた通りですが、河川からの土砂流出、海岸の浸食による岩や土砂の海中への物質移動などが海水面上昇の一因となっている事は有るとは思っています。
そして海水面の上昇や下降の要因と考えられる事が有ります。
それは地球の大気や水以外である地殻やプレート、その更に内部の層などの合計体積のうちで海水面より下の体積部分です。
この体積部分を仮に合計体積部分Aとすると、この合計体積部分Aが減れば仮に海水の体積が同じでも海水面は上昇する事となり、逆にこの合計体積部分Aが増えれば仮に海水の体積が同じでも海水面は下降する事となります。
ではこの合計体積部分Aと海水の合計体積が双方とも変化した場合はどうでしょうか。
それは次の様になるかと考えています。
両者の体積変化について相対的に有る割合を超えて海水の方が大きくなれば海水面は上昇する一要因となり、相対的に有る割合を超えて海水の方が小さくなれば海水面は下降一要因になる、と言う事です。
無論、既に知られている通り、陸上の氷や雪などが融けて海水に流れ込めてこれは海水の体積が増加する事になるわけで海水面上昇の一因で有ることは言うまでも有りません。
それともう一つ、陸上の河川や湖沼、或いは地表や地下などに蓄えられていた水が海に移動してもやはり海水の体積は増えるものと思われます。
例えば地下水を利用して農業などに使い、水がやがて海に移動したにもかかわらず、それまでそこに有ったところに何も海水が満たされるわけではないのでスカスカになりそれだけ海の水は体積が増す計算となります。
そして忘れてはいけないのが海水面の上昇はその地点の海岸について相対的に上昇なのかどうかと言う点なのであって、果たして絶対的な海水面の上昇や下降なのかどうか? と言う点だと考えています。
その地点がどれだけ地殻変動で上昇しているのかどうか、と言うのがわからないとより正確な海水面に高さ決定とはならないはずであり、更に言えばその地点の周囲も含めた広域の地殻など自体が上昇していた場合にはGPS衛星による地殻変動の上昇と言うデータにも現れにくく実際には合計体積部分Aの増加や地球の「たわみ」に近い形で海に対してその陸上エリアが上昇、或いは下降している事も有り得るわけで、こうなると宇宙から実際に地球の形や直径などをミリメートル単位で測定しないと本当の所はわからないのではないでしょうか。
今後、正確な「地球の形」の測定データがNASAなどから果たして出て来るのかどうか、それによる正確な海水面の上昇、下降などの判定がどうなるのか、と言う点については注目しています。