仕組みとアプローチ － 地震 そして太陽風など宇宙からの影響

　結論から書きますと、「太陽風などによる宇宙からの影響は、従来よりも地震トリガーとしての関連性が増している」、と言う仮説を筆者は考えているという事です。
　理由ですが、
　「最近は太陽フレアやこれによる目立った太陽風が少なく、これによる宇宙からの影響トリガーが少なくて、このタイプのトリガーで発震するタイプの歪、ストレスは、やむなくはけ口を求めてうずうずしている。こうしたタイプの歪、ストレスが地球上に存在する事がかなり想定される。そんな所へ従来と同じ太陽風レベルによる宇宙からの影響トリガーでも有れば、待ってました、とばかりに従来に比べて、より大きな、或いは数多くの発震と言うケースがこのままでは増えるケースが多い」、と筆者は考えています。
　去年のメキシコ地震の前、当ブログで久々のＸクラスの太陽フレアが発生した事について記事にしていたのですが、あれだけ太陽フレアによる影響がまともに大地震に現れたと言うのはそれなりの背景が有り、今の状況が続けばこれに似た傾向が今後も顕著なままなのではないかと考えています。
　尚、宇宙線については地震との定かな関連性が確認できていないのですが、もしかすると太陽フレアなどによる太陽風による地震トリガーが少なくなれば、そのはけ口として宇宙線トリガーと言うのも今後は影響度が増して来るのかどうか、という事も考えらます。
　実際にどうなるかと言うのは未だまだわかりませんが、可能性としては十分に考えらると思っています。