精神療法家 増井武士のブログ・バリ島日本人自殺予防ヴィラオーナー(レンタル可)

心理臨床の研修会・精神療法外来の陪席・海外のワークショップやバリ島ビーチフロントヴィラの利用のご案内などを掲載します。

バリからの便りー5ー もっと花を

2019-07-31 20:55:28 | 日記


庭木の植えつけです。



漁師がアウトリガーを調整しているところです。


ビラの裏の方にももっと花がほしくなり、直子とヌルルに買い物に行かせた。
ヌガラの大きな庭木屋のボスは、腹がポッチャリ出ていて、直子は会いがしら
「かわいい!」と言ってさわった。ボスはお腹に三人の子どもがいると言って、笑ったそうだ。
時間をかけジャピリンという香りの良い白い花の苗木を選び、30本も買うのだからとディスカウントしてもらった。
使用人達とも「あなた、お酒、たくさん飲むのはだめよ。」とか、なんやかや話がはずみ、甘いコーヒーなど出してくれていた。ボスは直子に「ナイス、ボディ」と言って、ディスカウントの代わりにお尻を叩くような素振りで触ったそうだ。
「何を食べたら、そんなナイス ボディになるのか?」とボスに聞かれ、直子は気を良くしてニコニコしたら、ボスは調子に乗って口を尖らせ、チュウをしにきたので、直子は
「モア ディスカウントよ! タッチ お尻 オーケー」と言って、皆が大笑いしたそうだ。

そう言えば、モロッコのマラケツシユで敷物を半分にディスカウントした時、直子は急に店主からブチユツとほっぺにチューされたとか。ほっぺを何度もめぐいショックを受けていて、他の人に相談したら旦那さんには言わない方がいいと言われましたが、直子は素直に全て私に話したので、私は、
「そのぐらいはご愛嬌でいいさ。」と言ったことを思い出しました。
結局、きょうも庭木屋に買い物に行き、合計85本も買ったことになり、スタッフ達はもっと
庭が華やかに綺麗になるので、大喜びでした。
余談ですが、それほど心配するほどの価格ではありませんでした。

バリからの便りー4ー オバツト薬行商人

2019-07-30 18:24:02 | 日記


今朝の海、白とブルーのストライプのセールをあげた漁船です。



日の出の様子です。


バリのここら辺りは面白い所だ。時々、日本の昔の豆腐売りのような音が聞こえると、メイドさん達は
「オバツト、オバツト!」薬屋、薬屋と言って走って行く。その屋台で客は、頭が痛いとか疲れただの、咳が出るだのさまざまを訴える。それを聞きながらおうように、小さなお酌のような物で赤色やブルーや水色などのさまざまなな薬を配合してだいたい何十円である。それが結構効くらしいのだ。
だから、町医者にかかる十分の1ぐらいである。その理由は秘伝の煎じ薬とかで、何とか理解はできる。
しかし、その薬の中で人気なのは色が白くなり綺麗にたる薬なのだ。直子も勧められたらしいが、首を傾げ、しまいに笑い出したらしい。しかし、これは
結構高いらしい。常連客が来ると、
「あれ!やっぱりあなた、色が白くなっているわ。綺麗よ。」とかで、客もまんざらでなく、割と高い買い物をする。
町のオバツトやさんは、今日も行く。

薬で思い出したのは、私のマッサージをする方の女房さんがひょっとしたことで足の裏のケガを放置している間に感染がみるみる広がり、膝の下まで腫れあがった時のことです。町の病院では膝から下を切断する必要があると言われ、彼は怒ってそれを断つたと、ビラで話しました。それで直子が心配して見に行くと、異常に腫れて変色し、このままだと感染が全身にまわり命さえ危ないと思ったそうで、何故抗生剤の点滴をしないのかと怒り狂っていました。それを聞き、私はどうせ感染症だから抗生剤が少しは効くだろうと思い、手持ちの抗生剤を全て与えました。そして一週間ほどして直子が見に行くと、驚くほど腫れがひいていました。今は完全に治っています。私の
腹立ちは、その町の医者とも言えない者です。ど素人でも分かる抗生剤も与えずに切断するというのは、南北戦争の野戦病院の助手のレベルです。
その後、マッサージ師は単なる日射病でも「オバツト、オバツト」と言い、今は朝鮮人参の漢方薬で大喜びです。

バリからの便りー3ー 庭木の植えつけ

2019-07-28 22:36:21 | 日記

ビラのすぐそばの漁師の船置き場
色つけが見事でしょう。


お盆にあたる、ビラの玄関の仏様の飾り付けです。暑いので傘をかぶせているのが、いかにもバリらしいでしょう。


バリではいくら寝ても眠いです。静かな波音を聞きながらオイルマッサージを受け、寝入ってしまいました。
その後また寝て、ブログを作るとまた寝るでしょう。暑くも寒くもないシーズンで、日本の疲れが出たのか、次々に眠気がやってきます。波音しか聞こえない所で横になっていると、いつしか寝入ってしまいます。
ところで、ビラができたての頃はもっと木々や花がたくさんあったような気がして、きょうは直子と話し合って、大小合わせて50本ぐらいの木や花を運んでもらいました。まず庭木屋にはハウスキーパーが行き、地元の人が買うようにしてディスカウントの交渉をさせたので、割合安かったです。
私が赤一色の花の木にしようと言ったら、メイドのアリさんが場所に応じて赤と黄色に配分した方が立体感が出ると言って、即座に場所を示しました。ヨットを一緒に作った時も装飾もそうでしたが、バリの人の直感的な美意識の高さにはいつも驚かされます。


お願い
皆さん、ブログの感想をgmailでくださいますが、せっかくの感想ですから、皆さんが読めるように、コメントとして投稿してください。
私に簡単なメールを送るように、気軽にコメントしてもらいたいです。

バリからの便りー2ーお猿と蟹

2019-07-27 21:16:02 | 日記

日の出前の光景です。


リビングにいた大きな蟹さんです。

きのう、 きようは不思議な日でした。きのう、スタッフが皆ランチタイムで帰った時、裏口から薄グレー色の大きなお猿さんがリビングに入って来たので写真を撮ろうとすると、姿が消えていました。穏やかで綺麗な顔立ちで、神々しい感じがしました。今まで見たこともないようなお猿さんで、私と目が合っても驚いた様子もありませんでした。まるで、夢物語みたいでした。
そして今朝、リビングの片隅に大きな蟹さんがじっとして動こうともしませんでした。まるで先生が起きて来るのを待っているようでした。夕方になってもそこにいるので、海の方に帰れるようにちり取りに乗せ、庭に離してあげました。 バリ便り 直子より

今バリでは、日本でいうお盆にあたります。亡くなった妻は蟹座です。また、亡くなった義父は申年です。
だから、親子揃ってバリのビラを見学に来たように思えてなりません。
もしそうなら、安心して、天国に帰ったことでしょう。

バリ島からの便りー1ー エコノミーまさにこれこそエコノミー

2019-07-26 20:07:53 | 日記

バリ島ではお盆にあたる祭事で、親子で凧をあげています。

今度のバリ島行きのチケットは特に安かった。
私達と一緒に行った方は、たぶん往復4万円だったと思います。
フィリピンのマニラ経由のセブパシフィック航空とエアアジア航空との組み合わせです。ところが、荷物を預ける時、20キロ以下だということで1人4700円ずつ取られました。私は、その料金表がよく分からず、じっと見ていると、どこからか主任クラスのような人が出て来て、「ネットでチケット購入の時、荷物の費用を一緒に支払ったらもう少し安くなります。帰りはそうしてください。」との説明でした。別に何のクレームもないのですが、私がじっと料金表を見ていたからだと、直子がクスクス笑っていました。
問題はそれからです。ちょうど 夕食時で機内食が出ると思っていました。事実、そのとおりに機内食の匂いがするので、来るものと待っていたら、それは事前に注文した人だけのものでした。
それでも、飲み物ぐらいは出ると思っていたら、それも現金払いで、直子が手をあげて買おうとしたら、日本人と分かり、邪魔くさいのでキャビンアテンダントは笑顔で逃げるように去って行きました。
最後には、挨拶までエコノミーと笑い話しをしていると、本当に、場内放送で「サンキュー」と言っただけで、降りる時はほっぱらかしでした。私は、変な笑いを振りまくようなサービスを一切なくして、徹底的に無駄をなくして安くするのは、とても合理的で気に入りました。マニラ空港に着いて、無料の水飲み場があったのが不思議でした。直子は有り難がってか、ごくごく飲んでいました。えらいたくさん飲むので、よほど喉も渇いていたかと思っていたら、次でも飲めないと思うからと言っていました。
皆さん、格安チケットと言っても、下には下があることを知っておきましょう。長年海外旅行をしていますが、生まれて初めてのことでした。