ただ今、煩悶中です。

　ずっとブログに掲載していませんでした。
そこらへんの事態を話そうとしても、まとまらず、とてももどかしい気持がしていました。
この頃の心境をと思いながら、なかなか文章になりにくいのです。ですから、それがある程度形になり、少しまとまって来るまでジタバタしないでおこうかと思っていました。

今なにか、とても重くて深い自分への問いかけをしているようなに思います。
それは、決して上ついた、軽く明るいもの物ではありません。自分はこれで良いのか？という危機感や絶望感に近い自分への問いかけです。
それは今は山は越えたような気がしますが、今だにうっすら続いています。
おかげで自分自身や来談者の気持を今までより、もっとゆっくり、そしてもっと深く感じられるような気持になってきています。

それは、落ち込んだというより、今までの心の底が抜けてより、心の下の深みに分け行って、さまよっているようです。
だから今のところ、極力バイスを減らし、目覚めて起きた後、庭の築山を平らにする庭仕事を黙々として、気が向けばプールとサウナにいき、夜はやたらに本が読みたくて、昔読んだ本を探しあてて、ひたすら読み続けているような毎日です。

　いろいろな事を述べ訴えましたが、果たして私自体はほんとにどうなのか、ほんとにどうしたいのか？という、自然に沸きだした問いかけから始まったように思います。
何十年ぶりの「私」というものの原点確認のような気がします。
大きく自己否定する事は、その否定している事を受け入れる事ができたら大きな自己肯定になると思います。
　私たちは絶望して、その都度振りだしに戻り、0から始める事で治療者自身の成長があるような実感が起こっています。