( ヴィラの赤い花がきれいでした。)
3月、春の宿泊研修会の参加資格の問い合わせがありました。
公認心理師の参加が可能なのかということでした。
この研修会では参加資格は全く問いません。どなたでも興味があり、勉強されたい方は参加できます。
私の出した本「来談者のための治療的面接とはー心理臨床の質と公認資格を考える」で、
誤解されて受け取られている向きがあるように感じる時があります。
公認心理師に対する否定やその方々の臨床力が低いと私が思っているという誤解です。
私が指摘したのは、公認心理士師の資格の認定のあり方への問題提起であり、歴史的に考えて日本の心理臨床の質の低下を懸念したものであります。
公認心理師の方自身の問題ではありません。
私の希望は公認心理師の方を含め、自分の心理臨床の質を高めたい方ならどなたでも参加してもらいたいのです。
また、ゆっくりと自分を見つめなおしたい方、自分の抱える問題との関わり方を体感したい方なども、今までに参加してもらっています。
治療者と患者さんの垣根もなく、一人の人間として参加してもらいたいのです。
今のところ、研修会のみの参加を除くと半数ぐらいの申し込みなので、是非ともご参加ください。