精神療法家 増井武士のブログ・バリ島日本人自殺予防ヴィラオーナー(レンタル可)

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臨士会の全国区代議員の選挙、良ければ、私に投票してください

2022-12-26 22:51:08 | 日記

私の中では人生のカウントダウンが始まり、数々のテーマを書物にして後に残して置きたいと思っていた矢先の事です。
臨士会でも熱心な仕事をしている方々から、
「臨床心理士会の全国的区の代議員に、是非、立候補してほしい」という連絡がありました。
「來談者の為の心理臨床とはー面接の質と公認資格を考えるー」
という本で、今の臨床心理士の仕事の質の低下とさまざまな懸念、それに対する対策、今後進むべき道等を示した私への強い願いを感じました。
締め切りまじかで突然の事でしたので、「少し考えさせて欲しい」と返答しました。実はその気など全くなく、その書類は既にゴミ箱の中でした。
私は、文部省がスクールカウンセラー制度が出来たか、出来つつある時期に、臨士会の全国区代議員をして、とても多忙な経験を既にしていました。また、私の年令の問題もありました。
私の書いた本は、心理臨床の日本的な問題としてとらえられるには30年位かかると思っていました。あらゆる理論から外れ、臨床的事実にのっとり、患者さんの治癒感を確実に深める方法の模索は、とても重要な課題です。
心理臨床の原点に還り、本質的課題をともに考えようとする提案は、私にとり喜ばしいことでした。

神田川先生は
「進むは他人の言に寄り、退くは断固自ずの命に従う」
と、いつも言ってました。

人生、何が起こるか分かりません。
やはり、もう一度心理臨床の基礎基本の為に働け、という
声かな?と思い、立候補することにしました。
もし、私の気持ちに賛同していただけるなら、臨床心理士の立候補目的など以下に記しますので外の方々にもご連絡してくれたらと思っています。

: 臨士会の立候補目的、略歴など原稿200字以内。

略歴~九州大学助手、産業医科大学医学部准教授、同大学病院精神科併任、教育学博士(九州大学)。目的~他の方々の推薦が契機であるが、私は來談者の治癒感の確実な促進には、治療者の自己感覚と人間性の回復が不可欠である事実を体験してきた。来談者の言葉にならない苦慮感や心の命に対して、我々は面接で人として自分自身の心を開いているだろうか?寧ろ理論により閉ざしてはいないか?等の問いを語れる組織を作りたい。