精神療法家 増井武士のブログ・バリ島日本人自殺予防ヴィラオーナー(レンタル可)

心理臨床の研修会・精神療法外来の陪席・海外のワークショップやバリ島ビーチフロントヴィラの利用のご案内などを掲載します。

バリ島からの便りー1ー エコノミーまさにこれこそエコノミー

2019-07-26 20:07:53 | 日記

バリ島ではお盆にあたる祭事で、親子で凧をあげています。

今度のバリ島行きのチケットは特に安かった。
私達と一緒に行った方は、たぶん往復4万円だったと思います。
フィリピンのマニラ経由のセブパシフィック航空とエアアジア航空との組み合わせです。ところが、荷物を預ける時、20キロ以下だということで1人4700円ずつ取られました。私は、その料金表がよく分からず、じっと見ていると、どこからか主任クラスのような人が出て来て、「ネットでチケット購入の時、荷物の費用を一緒に支払ったらもう少し安くなります。帰りはそうしてください。」との説明でした。別に何のクレームもないのですが、私がじっと料金表を見ていたからだと、直子がクスクス笑っていました。
問題はそれからです。ちょうど 夕食時で機内食が出ると思っていました。事実、そのとおりに機内食の匂いがするので、来るものと待っていたら、それは事前に注文した人だけのものでした。
それでも、飲み物ぐらいは出ると思っていたら、それも現金払いで、直子が手をあげて買おうとしたら、日本人と分かり、邪魔くさいのでキャビンアテンダントは笑顔で逃げるように去って行きました。
最後には、挨拶までエコノミーと笑い話しをしていると、本当に、場内放送で「サンキュー」と言っただけで、降りる時はほっぱらかしでした。私は、変な笑いを振りまくようなサービスを一切なくして、徹底的に無駄をなくして安くするのは、とても合理的で気に入りました。マニラ空港に着いて、無料の水飲み場があったのが不思議でした。直子は有り難がってか、ごくごく飲んでいました。えらいたくさん飲むので、よほど喉も渇いていたかと思っていたら、次でも飲めないと思うからと言っていました。
皆さん、格安チケットと言っても、下には下があることを知っておきましょう。長年海外旅行をしていますが、生まれて初めてのことでした。

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1 コメント

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Unknown (猿大好き M)
2019-07-30 11:15:48
バリで元気をもらう会の感想

今回はじめての参加でした。同行する他のゲストが居るのかどうかはあえて聞きませんでした。言ってなかったの?と直子さんが先生に聞かれた時、言ってないと先生の即座に短くお返事されたご様子を見て、やはり聞かなくて良かったのだろうと、何だか納得してしまいました。
この歳になるまで海外渡航経験が無かったので、今年の5月に台湾に予行練習に出かけたのが初海外、2回目がバリで元気をもらう会ということで、待ち合わせの2時間も前についてしまいました。先生は来る前にお風呂に入ってこられたとのことで、直子さんが先生の汗を拭き取るために背中に当てていたタオルを引き抜こうとして、間違えて下着を破いてしまったとコロコロ笑っておられて一気に和みました。
行きはセブパシフィック航空利用で、マニラでトランジットしてデンパサール空港に向かうとのこと。お二人も今回この航空会社は、はじめて利用されるとのことで、チェックインでまず小さなハプニングが起こります。荷物を預ける際、重量毎に料金がかかるとのこと。先生が料金表をジーっと眺め続けた背中の気迫に動かされたのか、航空会社の主任さんのような男性が、後ろから声をかけてきて、丁寧にLCCなどの格安航空機のシステムや、ネットで荷物を預ける際の手続きについて説明してくれた。直子さんが先生のご様子にクスクス笑っているのを見て、また緊張がほぐれました。
搭乗手続きを終え搭乗口に向かう。まだ足のお怪我が痛む先生に、お荷物番をしていただくというのも私にとって十分ハプニングですが、買い物をすませ席に戻ると、それまでお仕事しながら待っていた先生が、周りの異国の女性たちの威勢の良いおしゃべりにすっかり集中力をうばわれて、静かに座っておられました。その後ご家族の周りで最も元気よくおしゃべりしていたご婦人が、あろうことか先生の横の席に着席!思わず直子さんも吹き出してしまいます。直子さんも、ハプニングをいっそ数えていきましょうと笑っておられました。
休む間も無くハプニングの神は、私の上にも舞い降ります。機内に入り席に向かうと、私の席にはすでに女の子が座っており、一旦他の席に通されたものの、そこも乗客がおり、再びCAさんに促されるまま前方の席に向かうと、まさかの三列共空席のところに通されました。まさに残り物に福状態でマニラに向かうことができました。こんなに短い間にハプニングが目白押しの旅のはじまりに、だんだんと旅の緊張感もどこかに飛んで行ってしまいました、。エコノミーのエコノミーと先生が書いてあって、確かに格安で旅ができたのですが、先生!私は帰りも三列空席を1人じめで贅沢に帰ってこれましたよ。たまにはいい事があるものですね。

マニラ行きの機内で、直子さんに何気なく、私はあまり喋らないと言われたことをふと思い返しました。(そのお話はバリに着いてからも続きがあるのですが)直子さんはおしゃべりの達人で、この旅で言葉の垣根を超えたコミュニケーション能力の高さを見せていただきました。現地の方に何かをお伝えになる時、耳をふさいでいても直子さんの伝えたいことがわかり、本当に驚きました。

この旅で、私は私の心の整理をするつもりで来ました。どう整理をするかといったことは特に考えてなかったのですが、すぐにアレコレ考えないことが良いとわかりました。

先生は日中はお疲れでお休みになったり、スダニさんの医療マッサージをうけておられましたが、日中は直子さんが色々なお話をしてくれ、私も自然と沢山のお話をしました。何十年分かわからない私の話にお付き合いいただきました。直子さん!スダニさんのマッサージは、効きましたねー。
夕食後は、先生と直子さんのベッドルームにお邪魔して、お二人のベッドの上で間に挟まりながら遅くまでお話をしました。お二人を独り占めという贅沢な環境で、ゆったりとしたバリの時間を満喫させていただきました。お休みになっていても、細やかに気遣ってくれる先生のお気持ちが何より嬉しかったです。バリで聞く船の旅のお話は、日本で聞くお話とはまた味わいが違い、私も一緒に旅に出ているような臨場感がありました。マニラで先生に強く勧めて頂いたお酒を毎晩飲みながら、こんなに不謹慎なゲストは居るのか?と、ほんのちょっとだけ心配になりましたが、本当に本当に楽しい時間でした。

朝は浜辺をぶらぶらお散歩したり、遠浅なビーチで遠くに漁をする人の姿を見ながら、膝まで海に浸かって物思いにふけったり、あんまりゆったりとお散歩しすぎて、お腹を空かせた直子さんに言われて、ヌルルさんが浜辺まで迎えに来たりしたこともありました。直子さんがいつも体いっぱいにお食事が美味しいと表現されるお姿が好きでした。
アリさんイロさんの愛情たっぷりの美味しい料理は、最終日まで飽きることなく、普段では考えられないほど食欲も増し、心も体も元気にしていただきました。まさに胃袋をガツンとつかまれ、すっかりバリの味の虜になりました。
ヌルルさんのバイクの後ろに乗せてもらった際は、ヌルルさんが道中沢山の人に挨拶をしていて「友達だよ」と話してくれて、少し羨ましいなあと思ったのですが、そのタイミングに不意に向こうの方から私にも手を振ってくれる友達がいました。初日から何度も顔を出してくれたトノさんでした。私のバリの大切な友達です。ヌルルさんのお宅に招待していただいたことも、曽祖母の家にお盆に帰っていた時の空気感がちょっぴり重なり、懐かしい気持ちになりました。
パーゴラで、何度も愛を囁いたのに、ふられ続けたダンディさんの話や、アユさんとの馴れ初め話も本当に全部がとても楽しかったです。

今回一人でうかがったのですが、先生と直子さんの温かいお心遣いを常に感じ、どの瞬間も満ち足りて豊かな時間を過ごさせていただきました。いっぱい話していっぱい笑いました。体の芯まで緩みました。

私の心の整理という言葉は、バリの7月の少し涼しい風がさらっていったように思います。
帰りも見ず知らずの人達に沢山助けていただいて無事帰ってこれました。何より、先生や直子さんが持たせてくれた、コーヒー、おむすび、バナナやお菓子が私のリュックにはつまっていたので本当に安心して帰ってこれました。心の中もいっぱい色んなもので満たされていたので、根拠のない自信のようなものがあふれていて、これまでで最高に無敵状態だったと思います。

感謝の言葉をいくつ重ねても足りません。
お二人に名前を呼んでもらう度に
勝手に沢山の愛情を頂いたような気持ちでいました。

ありがとうございました。terima kasih

M
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