11月27日(日)雨/曇 三原市糸崎/道の駅みはら神明の里
沼隈1500⇨1610尾道⇨1700道の駅神明の里
昨夜来の雨が降り続いて動く気が起きないので、暖房が入って暖かい休憩室で休む。今日は「道の駅の開設祭」で、炊き出しやイベントの準備で朝から多くの人々が集まった。雨のなかテントで餅やかやくご飯を販売していて私も昼飯(¥370)を買う。ステージでは楽団やジャグラーのイベントが催されて楽しめた。
小雨になったので15時に出発、尾道へ向かう。R2で尾道市街に入り長江口で左折し、有名な「朱華園」を過ぎて海際の尾道ラーメン「つたふじ」で中華ソバ並(¥550)を食べる。三原へ向かい高台の「道の駅神明の里」に着く。21時過ぎにタープ庇の下にテントを張って就寝。給油¥267。
11月28日(月)晴 帰宅
三原0730⇨0820竹原0925⇨1040音戸の瀬戸⇨1250広島1320⇨1420宮島口(~宮島)1625⇨2145小野田
R185で瀬戸内の海岸線を走って0820に「道の駅たけはら」に着く。「マッサン」で話題になった町並み保存地区を散策する。再びR185を走り呉市街を抜けて、県道66で海岸沿いを行き1040に音戸の瀬戸に着く。平清盛が開削したと伝わる急流と渦潮の海峡だ。ループ道を上がり真っ赤な音戸大橋を渡って倉橋島の「清盛塚」周辺を散策する。
北上して広島市街に入り八丁堀の「みっちゃん総本店」でイカ肉玉お好み焼き(¥950)のランチ。西行して1hで宮島口に着きフェリー(往復¥360)で厳島(宮島)へ渡る。厳島神社へ向かい、ちょうど干潮だったので朱の大鳥居の袂まで歩く。神社を参拝(¥305)し、廻廊を巡ってから大願寺を参拝(¥5)した。路地を散策して屋台の焼き牡蠣(¥400)を食べる。五重塔に上がってから宮島口に戻る。走り出して直ぐに穴子天丼の看板が目に付いて「あつあつてっちゃん」で穴子天定食(¥880)を食べる。一路R2をひた走り2145に無事帰宅した。給油¥802。
讃岐うどん行脚と今治焼き鳥
11月25日(金)晴 今治市黄金町/今治城西堀公園
塩江0810⇨0845讃岐うどん行脚1130⇨1600今治城
R377で35分西行して綾川町の「山越うどん」で釜玉うどんと天ぷら(¥450)を賞味。朝早くて開店早々なので並ばずに入れた。北上して坂出に入り40分で0940加茂町の「がもううどん」で玉子かけうどん小(¥200)を賞味。製麺所なので店舗は無くて青空食堂だ。R11で今治へ向かい、観音寺市で「かなくま餅」の看板に惹かれてアン天ぷらかけうどん小(¥330)を賞味。あん餅の甘さがクセになりそうだ。
R11を西行し、西条から北上して今治市に入り今治城跡に着く。一周回って西堀公園の東屋でキャンプすることにした。城内を散策して1700過ぎに堀端の「やき鳥たかはし」で今治やき鳥を堪能し酒を飲む(2750)。2020に公園近くの銭湯「黄金湯」で入浴(¥400)。サッパリした。2130就寝。給油¥633。
11年26日(土)晴/夜雨 福山市沼隈/道の駅アリストぬまくま
今治0710⇨0750大島⇨0900伯方島⇨1000大三島⇨1120生口島⇨1230因島⇨1300向島・歌港1330~1335戸崎港⇨1440鞆の浦1540⇨1640道の駅ぬまくま
今日はしまなみ海道を走って鞆の浦を訪ねよう。原付二種は高速道路を走れないが、しまなみ海道の橋には原付・自転車・歩行者道が併設されていてサイクリストに人気だ。
R317で北上して今治北IC入口を過ぎ県道161で来島海峡大橋の袂まで走ると、ループ道の途中に自転車・バイク道の出入口があって、直ぐに左にとって幅3・4m程の細道のループ道をグルーと回って来島大橋に上がり、フェンスで区切られた専用道(通行料¥200、以降の橋は¥50)を走る。橋を渡りきると大島で、ループ道を下り県道337で海岸線を走る。宮窪をすぎると右手に能島が見える。和田竜の小説「村上海賊の娘」の舞台となる城塞の小島だ。この辺りは島々が入り組んでいて3mを越える干満と複雑な速い潮流で海の難所だ。
伯方・大島大橋を渡ると塩で有名な伯方島だ。県道50で南側を回り大三島橋を渡ると大三島で、県道51で島の西側の宮浦へ向かい1040に大山祇神社に着く。日本最古の武運の神様で、楠の大樹に囲まれた境内にある国宝館には、義経や頼朝の寄進した甲冑等が多数あって日本の国宝・重文の武具の4割に当たるという。以前見学しているので今回はパス。島を横断して道の駅で休憩する。生鮮市では柑橘類がたくさん並んでいたので蜜柑やレモン(¥580)を買う。多々羅大橋を渡ると生口島。R317を走り生口橋を渡ると因島で、R317で島を横断して因島大橋を渡ると向島。県道377で島の東端の歌港へ向かいフェリー(¥230)で戸崎港へ渡る。
東へ向かい福山市に入り海岸沿いを1hで鞆の浦に着いた。北前船で栄え、朝鮮通信使や坂本龍馬の「いろは丸」でも知られる湊町だ。「対潮楼」(¥200)を見学して、古い町並みの路地を散策した。県道47で西行して1hで「道の駅アリストぬまくま」に着いた。広い休憩室で休む。暗くなって外の庇の下のテーブルで、スーパーで買ってきた食材(¥1344)で自炊する。奥の庇の下でテントを張って就寝。雨が降りだした。給油¥348。
6~1番と88番寺
11月24日(木)曇 高松市塩江/「道の駅しおのえ」向かいのサイクルパーク
道の駅0735⇨0755安楽寺⇨0840地蔵寺⇨0925大日寺⇨1010金泉寺⇨1055極楽寺⇨1130霊山寺⇨1200大麻比古神社⇨1250徳島ラーメン行脚1415⇨1600大窪寺⇨1635道の駅しおのえ
国道を下って県道139で東行し15分で6番安楽寺を参拝(¥310)。県道沿いの駐車場から路地に入り竜宮門をくくれば、左手の回遊庭園の中程に大師お手植えの厄除けの「さかまつ」があり、奥に多宝塔が建つ。右手の宿坊は、阿波藩祖蜂須賀公から「駅路寺」と定められて以来400年の歴史を持ち、温泉が湧くので山号を「温泉山」とされた由来を持つ。県道12で東行して、目に付いた羅漢郵便局で5円玉へ両替する。(実は数日毎に郵便局でお賽銭の両替をしているのだが、毎回のことなので記さなかった。)
時折陽が差すが風が冷たい。羅漢交差点で左折して間も無く5番地蔵寺を参拝(¥310)。広い寺領を持つ古刹で、銀杏の大樹が黄衣を纏って静かに立っていた。本尊の延命地蔵菩薩像の胎内には大師作の勝軍地蔵菩薩が納められていて、これ故に多くの武将の寄進を受けたとされる。左手の道を行くと広く立派な五百羅漢堂が在る。
地蔵寺前の道を山へ向かうと15分で4番大日寺を参拝(¥310)。朱の鐘楼門を入ると左に石組流水が流れ、正面本堂と右手大師堂を繋ぐ廻廊には、西国三十三観音霊場の観音像が安置されている。
下って黒谷で左折して山裾の道を行くと20分で3番金泉寺を参拝(¥310)。この寺も大師の井戸掘りの伝説に因む寺名である。亀山天皇をはじめ皇室との縁が深く、源義経も戦勝祈願に訪れて「弁慶石」もある。
西行して20分で2番極楽寺を参拝(¥310)。この地で修法した大師の彫像した阿弥陀如来像は、発光して山号を「日照山」としたという。朱の仁王門を入ると緑の庭園が広がり、樹齢1200年といわれる「長命杉」が立つ。更に西へ10分で1番霊山寺を参拝(¥310)。四国遍路の発願寺である。門前には仏具店や食堂が並び、仁王門を入ると左に多宝塔、右手の池の奥に大師堂、正面に本堂が建ち、横の納経所では遍路用具・衣装の販売と遍路作法のレクチャーもしていただける。西沿いの道を北上して5分で大鳥居を過ぎ、長い参道を歩いて5分で大麻比古神社を参拝(¥305)。阿波国一宮で阿波・淡路の総鎮守だ。これで四国4県の鎮守神社も回ることが出来た。
これで本来なら遍路は終わりだが、結願参りで88番寺へ行くことにして、お腹も空いたし時間があるので徳島ラーメン巡りをしてから行こう。徳島市街に戻って南田宮の「中華そば春陽軒」で肉玉そば小(¥700)を食べる。東行して住吉の「巽屋」で玉入そば並(¥600)を食べた。満腹だ。
R11を北上して鳴門に出て、播磨灘を右に見ながら西行して東かがわ市に入りR377で西へ、山へ向かう。1.7hで88番大窪寺に着き結願参拝(¥310)。15日間で満願だ。
R377・R193で西行して25分で「道の駅しおのえ」に着き、隣接する「行基の湯」で入浴(¥360)。道の駅の野菜売り場のテント下でキャンプしようと物色していたら、風呂に来たおじさんから「此処は朝4時くらいから農家が出品しに来るよ」と教えられて向かいのサイクルパークのテントに場所を移す。屋根下でキャンプするのは、夜露が降ってテントが濡れて出発するのが遅れるからだ。持参の残り物で自炊する。給油¥488。
14~7番寺
11月23日(水)曇一時雨/夜雨 阿波市土成町/道の駅どなり
国府0725⇨0740常楽寺⇨0820大日寺⇨1030焼山寺⇨1240藤井寺⇨1330徳島ラーメン⇨1420切幡寺⇨1515法輪寺⇨1600熊谷寺⇨1635十楽寺⇨1710御所の郷2130⇨2150道の駅
R129を南下して15分で14番常楽寺を参拝(¥310)。石段を上ると岩盤の断層が連なる「流水岩の庭」で、右手に大師堂、正面が本堂だ。本尊は四国霊場唯一の弥勒菩薩である。本堂右手に「アララギ大師」とよは呼ばれる巨木が立つ。
鮎喰川を渡り東行して20分で13番大日寺を参拝(¥310)。向かいが阿波一の宮神社で、江戸時代には一宮寺と改名していた。境内には巨木が立ち、小さな美しい「しあわせ観音」がある。
次の焼山寺は、順打ちの歩き遍路では最初の「遍路ころがし」といわれる難所だ。小雨が降りだして寒い。川沿いの県道21を西行して鬼籠野でR438にのる。雨が降りだしたので道の駅神山で小休止する。神山で県道43に分岐して山へ上がる。黄の銀杏の大樹が見えて、黄色の絨毯に覆われた小広場に建つ御堂が「杖杉庵」で、四国遍路の元祖・右衛門三郎の終焉の地と伝わる。1.3hで11番焼山寺を参拝(¥310+駐車¥100)。四国霊場2番目に高い標高938mで杉の巨木に囲まれている。大師が火を吹く大蛇を封じ込めた伝説に因み、大蛇に焼かれた山から「焼山寺」と名付けられたという。石段を上がって仁王門をくぐると正面に本堂、右手に大師堂が在る。
九十九折りの県道43の山道を吉野川市へ下る。雨が上がって1.6hで鴨島の山裾に着く。駐車場(¥100)にスクーターを置いて小川沿いの小道を行き、山門を入ると大師お手植えと伝わる藤棚が出迎えてくれる。11番藤井寺を参拝(¥310)。「遍路ころがし」の遍路道は本堂左手奥から始まる。
山に入り峰々を登って8hかけて12番焼山寺へ至って参拝(¥310)。この後10番からは近接しているので楽である。先ずは腹を満たそう。お寺を出て直ぐ、右手に中華そばの幟が目に付いた。「やまさ」で肉そば小(¥600)の昼食を摂る。
R318を北上して吉野川を渡って阿波市に入り、県道137で北上して参道の門前町を過ぎ高速道路をくぐると、山門が建ち、車道は続いているが此処にスクーターを置いて歩いて上がる。333石段を上がって10番切幡寺を参拝(¥310)。機織り娘と大師の物語から「女人即身成仏の寺」として知られる。本堂左手の高台に国重文の豊臣秀頼建立の大塔が建つ。
山を下って東行して15分で、田園に建つ9番法輪寺を参拝(¥310)。白蛇に由来する寺である。健脚祈願に御利益ありと多数の草鞋が奉納されている。
北上して高速道路をくぐると田圃に大きな仁王門が建っている。その先へ広域農道を横切って境内に入り8番熊谷寺を参拝(¥310)。右手の池の小島に安産祈願の弁財天が在ったので安産を祈る。左手の多宝塔を過ぎて石段を上がると中門が建ち、さらに上がって正面に本堂、左に36石段を上がると大師堂だ。
西へ10分で7番十楽寺を参拝(¥310)。山門を入ると赤のよだれ掛けが可愛い水子地蔵がお出迎え。本堂横の「治眼疾目救済地蔵尊」は眼病治癒に霊験があるという。
5分東に戻って「天然温泉御所の郷」で入浴(¥600)。ヌルヌルのアルカリ泉で、4.3hゆっくり疲れを癒した。R318を北上して10分で「道の駅どなり」に着き、東屋にテントを張る。インスタントラーメンで温まる。夜中に雨が降った。
22~15番寺
11月22日(火)晴 徳島市国分町/栄タクシー(善根宿)
日和佐0720⇨0800平等寺⇨0930太龍寺⇨1100鶴林寺⇨1200立江寺⇨1230恩山寺⇨1330徳島ラーメン行脚1515⇨1530井戸寺⇨1600観音寺⇨1630国分寺⇨1710
R55を北上して阿南市に入り、峠を越えてから県道284に分岐して山中を行くと歩き遍路さんとすれ違った。「月夜御水大師」を過ぎて田園を行き、桑野川の橋を渡って22番平等寺を参拝(¥310)。仁王門を入ると左に大師堂で、正面「男坂」石段の左下にこの寺の由来である「弘法の霊水」がある。
県道284を北上して山口町で西行し、阿瀬比町で県道28を北上して貝の河から太龍寺山へ上がる。1hかかって21番太龍寺を参拝(¥310)。「西の高野」とも称される老杉の並木に囲まれた古刹で、若かりし大師が山内の「舎心嶽」岩上で虚空蔵求聞持法を修法した霊地である。
山道を下って北上し、加茂町で那賀川沿いを西行して遍路道の橋を左に見ると県道283を山へ上がる。中腹の鶴峠から寺道に入り1hで20番鶴林寺を参拝(¥310)。仁王門から石坂を上がると右手に三重塔が在って、本堂横には寺名の由来の鶴像がある。勝浦からの遍路道には多数の丁石が残されている。
鶴峠から北上して下り、生名で勝浦川沿いの県道16を東へ向かう。車ノ口で県道22へ右折、東行して小松島市の田園に入り、立江川に掛かる赤い欄干の白鷺橋を渡って19番立江寺を参拝(¥310)。「四国の総関所」で八十八ケ所の根本道場といわれる高野山真言宗の別格本山である。当寺開基の行基菩薩が彫像した小さな安産の念持仏は「子安の地蔵」として本尊仏の胎内に収められている。
県道136で山際を10分走り、「花折り坂」を上がって樹林に囲まれた18番恩山寺を参拝(¥310)。大師の母・玉依御前の剃髪所由来の小堂が在る。
これから徳島ラーメンの本場なのでラーメン行脚をしようと、NETで調べると白系・黄系・茶系があるらしいのでそれぞれ味見しよう。1330、先ずは小松島大神宮横の白系「岡本中華」で中華そば小(¥550)を食べた。次に北上して徳島市街に入り、沖洲川そばの黄系「二軒屋伍長」で中華そば(¥500)を味見。西行して眉山直下の茶系「いのたに本店」で肉玉そば中(¥700)を賞味した。流石に満腹なので遍路に戻ろう。
市街から鮎喰川を渡って田園を10分で17番井戸寺を参拝(¥310)。この辺りはかって阿波の国司が置かれた地である。阿波藩主が寄進した朱の仁王門を入ると、左手に日数を限って日参すると御利益があるといわれる日限大師像が建っている。寺名は大師の水湧き伝説に由来する。
田園を南下して10分で16番観音寺を参拝(¥310)。和様重層の堂々とした鐘楼門がお遍路さんを迎えてくれる。
10分南下して15番国分寺を参拝(¥310)。聖武天皇の勅命により創建された阿波の国分寺である。かっては七堂伽藍の大寺院で県史跡の塔の礎石が発掘されている。本堂の左右に桃山時代作と伝わる巨岩の組まれた庭園があるが、残念ながら非公開だ。
1710観音寺近くの伊予街道沿いの善根宿「栄タクシー」へ行き、泊めていただくようお願いした。近くのスーパーで弁当や酒・蜜柑(¥1142)を買って帰り2Fの部屋で食べる。食後入浴して寛ぐ。
11月21日(月)曇/雨 美波町/道の駅日和佐
田野0700⇨0730金剛頂寺⇨0835津照寺⇨0915最御崎寺⇨1100宍喰1150⇨1300薬王寺
室戸岬へ向かう。岬近辺は大師修業の霊地である。古い町並みで知られる吉良川を過ぎ、行当岬を回ってから山へ上がる。原生林に覆われた九十九折の道を登って26番金剛頂寺を参拝(¥310)。室戸三山の一つで御朱印は「西寺」である。平安時代は天皇の勅願所として住職は勅命により選ばれていたという。宝物殿には大師の旅壇具等が収蔵されている。面白いのは鯨供養塔が在って「クジラ寺」ともいわれたらしい。
山を下って南下し、室戸市街に入り35分で室戸港に迫る丘に在る25番津照寺を参拝(¥310)。朱の山門を入ると右に大師堂で、急な石段を上がると竜宮城を模した鐘楼兼仁王門、更に上がれば右に本堂が在る。眼下には港と太平洋が広がる。御本尊の楫取地蔵(かずとりじぞう)は、山内一豊がこの沖での遭難時に室津湊に逃れた故事に由来する。私も丁重に参拝した。
室戸岬へ向かい人家の外れから山へ、室戸スカイラインへ上がる。駐車場から舗装道を歩けば仁王門に至る。右に鐘楼、左に大師堂、正面の奥に本堂が在って参拝(¥310)。金剛頂寺に対し「東寺」と呼ばれる。仁王門から少し下れば岬灯台が在る。下って室戸岬へ向かう。黒潮に洗われた黒い岩礁の灌頂ケ浜に向かい中岡慎太郎像が建っている。小雨が降りだした。岬を回って数分北上すると「御厨人窟」に至る。この岩窟にて空海が虚空蔵求聞持法を修法し、「明星来影す。‥‥。」云々とこの地において「空海」となった霊跡である。前は洞窟内に入れたが、今回は入口が封鎖されていた。
右手に太平洋を見ながらR55を北上する。東洋町に入り、長い砂浜ではかってサーファーが見られたが、今回は無人の灰色の砂浜が続くだけだ。
甲浦を過ぎて阿波に入る。雨が強くなってきて海陽町の「道の駅宍喰温泉」で1h弱休む。小降りになったので出発。1.2h走って日和佐に入り23番薬王寺を参拝(¥310)。厄除けのお寺である。「厄除け橋」を渡り33石段の「女厄坂」を上がって、右に急な42石段の「男厄坂」を上がると本堂で、右手高台に朱の瑜祇塔が建つ。石段には信者の厄除けのお賽銭が並んでいる。
雨が止まないので今日はここの道の駅に泊まることにした。コンビニでパン(¥207)を買って小腹を満たす。スクーターを庇の下に留めて合羽を干し、道の駅の足湯で休む。1700に日和佐駅裏の「味登里」で寄せ鍋定食、カキフライにビール(¥1750)の夕食を摂る。21時過ぎまで待って庇の下にテントを張って就寝。給油¥434。
種崎0655⇨0715禅師峰寺⇨0825竹林寺⇨0920土佐神社・善楽寺⇨1025高知市歴史民俗資料館⇨1145国分寺⇨1250大日寺⇨1500神峯寺⇨1610北川村⇨1645田野
西へ走り太平洋を見下ろす小高い山に上がり32番禅師峰寺を参拝(¥310)。海上安全を祈願して建てられたお寺で「船魂の観音」とも呼ばれる。石段途中の仁王門には仏師定明作の金剛力士像がある。境内に上がれば多くの奇岩が樹木に囲まれ、太平洋の波浪が眼下に広がる。ここの駐車場にあるバス待合所は泊まれるらしい。
石土池沿いから北へ向かうと、間も無く右手に武市半平太旧宅が在るが、前回寄ったのでパスする。下田川沿いへ下りて西行し五台山へ上がって31番竹林寺を参拝(¥310)。土佐一の名刹である。仁王門から石段を上がると、左手上に紅葉に包まれた五重塔が鮮やかに目に飛び込んでくる。ここは夢窓国師作と伝わる庭園と仏像の納められた宝物館も見どころだ。
県道359の九十九折を下ってから北上して20分で土佐神社に着き、参拝して御朱印をいただく(¥305)。隣接する30番善楽寺を参拝し(¥310)。元々このお寺は、土佐国一ノ宮・総鎮守の高鴨大明神の別当寺として創建されたのだ。大師堂の大師像は「厄除け大師」と言われ霊験あらたかという。子安地蔵堂もあって安産祈願にご利益ありと言うので参拝した。
土佐街道を東へ向かう。20分で岡豊城跡に在る高知市歴史民俗資料館に着き1h見学(¥510)する。更に東へ向かい南国市に入り29番国分寺を参拝(¥310)。この辺りは「土佐日記」で知られる紀貫之が国司として滞在した国分で、土佐の政治・文化の中心だった。豪壮な二層造りの仁王門から杉林に囲まれた境内に入ると、花木の参道の先に柿葺きの本堂、右手には杉苔の庭がある。
東へ40分、香南市に入り山麓の28番大日寺を参拝(¥310)。石段を上がると左に鐘楼、正面奥に本堂だ。大きな本尊・脇侍とも重文である。南下して赤岡でR55にのって東行する。この近くには絵金のおどろおどろしい絵で知られる「絵金蔵」が在る。夜須町に入り「澤餅茶屋」でお茶屋餅(¥150)を試食する。
R55に下って東行し、田野で県道206を北上して30分で奈半利川沿いの高台の中岡慎太郎生家を訪ねた。横には記念館が在る。田野に戻って「たのたの湯」で入浴(¥700)後、土佐くらしお鉄道の田野駅前の「道の駅たの駅屋」に着く。向かいのスーパーで夕食材(¥1316)を買ってベンチで食べる。21時過ぎに軒下にテントを張る。給油¥337。
11月17日(木)晴 愛南町御荘/観自在寺通夜堂
古岩屋0715⇨073044番大寶寺⇨102043番明石寺⇨112542番仏木寺⇨121041番龍光寺⇨ 1310宇和島1530⇨164040番観自在寺
標高が高いせいか肌寒くて目が覚めた。缶コーヒー(¥150)で手を温める。久万高原町の街へ15分下って44番大寶寺を参拝(¥310)。八十八ケ所の半分で「中札所」といわれる。老樹が林立する参道から境内は朝霧が漂い薄暗い。かって岩屋寺はこの寺の奥の院であった。
R380で南西へ向かい内子町(歩き遍路で1泊して観光したのでパス)、大洲市(左に同じ)を過ぎてR56を南下、宇和町に着く。内子や大洲と同じく、ここの卯之町にも白壁・うだつ・出格子の商家が並ぶ美しい町並みが残る。「創業慶応三年」の看板が目に入り、「山田屋まんじゅう」に寄ってお土産と自分用(¥1490)を買う。卯之町を過ぎて北へ向かい2.3hで43番明石寺を参拝(¥310)。大きな山門がかって宇和島藩主の祈願所として栄えた事を偲ばせる。
県道31で山を越え40分で42番仏木寺を参拝(¥310)。牛に乗った大師の伝説が残るこの寺には家畜堂があり、家畜や動物の安全祈願・供養で信仰されている。15分南下して41番龍光寺を参拝(¥310)。地元で「三間のお稲荷さん」と呼ばれ、往時の神仏習合の名残りで山門は鳥居だ。境内には狐とお地蔵の石像が並んでいて、本堂と大師堂の奥の高台に旧本堂だった稲荷社が在る。
13時過ぎに宇和島市街に入る。名物の「鯛めし」を食べに「ほずみ亭」に行く。宇和島鯛めし(¥980)は卵かけ鯛御飯だ。近くの理髪店をしている友人宅をお土産を持って訪ね1h近況を話しあう。現存古城の「宇和島城」(¥100)と無料の郷土館を見学する。
R56で南下して内海の島影を眺めながら海岸線を1.2hで愛南町市街に入って40番観自在寺を参拝(¥310)。この地は平城天皇から勅額「平城山」を下賜されて縁が深く「御荘」と称されるようになった。境内右手に小さな通夜堂があって泊めていただけると聞いていたのでお願いする。1740近くの「海鮮海里」で鯵刺し、焼き鯖とサザエ飯にビール(¥2500)の夕食を摂る。久しぶりに家屋に泊まったので爆睡だ。給油¥542
伊予38番~土佐39~38番札所
11月18日(金)曇/雨 四万十市右山五月町/民宿こばん
御荘0720⇨082039番延光寺⇨1030竜串海岸1050⇨120038番金剛福寺⇨1300窪津⇨1600四万十市
0630起床。室内を掃除して本堂を参拝(志納¥500)し、住職とお話しして感謝を述べる。
R56を南下して土佐に入る。宿毛市を過ぎて東行し、寺山口から1km北上して1hで39番延光寺を参拝(¥310)。この寺には竜宮城伝説の銅の梵鐘と大赤亀の石像がある。また、大師縁の「眼洗い井戸」が本堂の右手にある。
宿毛に戻ってR321で南下する。大月町を過ぎて海岸沿いの崖道を走って1.6hで竜串に着く。海岸を散策すれば、「大竹小竹」と呼ばれる波打ち際の何層にも連なる岩の節理の奇勝だ。周辺には水中展望台やグラスボート等もある。土佐清水市街を抜けて海岸沿いを1.2hで足摺岬の38番金剛福寺を参拝(¥310)。小雨が降りだした。仁王門をくぐると正面に堂々たる本堂が建ち、左手に奇石を配した池の奥に大師堂が在る。この辺りは大師縁の「足摺七不思議」や白山洞門など遊歩道を散策するのも楽しい。
ここから37番寺まで80数kmとお四国最長距離で歩けば3~4日かかる。まさに「修業の道場」と呼ばれる所以だ。椿のトンネルの県道27を北上する。窪津漁港前の「海鮮館」で日替り定食(¥850)のランチ。R321を北上する。太平洋を望む気持ちの良いドライブだが、雨が強く降りだした。下ノ加江から登りとなり峠の休憩所で一休みする。以前の遍路で泊まった所だ。下って四万十川沿いを北上して四万十市に入り、R56沿いの「四万十温泉平和の湯」に着いたが修理休業中だ。この近くでキャンプするつもりだったが、雨が益々強くなり諦めて民宿を探して其方に向かう。1640中村駅から数分の「民宿こばん」(¥3000)に着く。先ずは宿の洗濯機(¥150)を借りて洗濯して、近くのスーパーで弁当と酒(¥1725)を買って来て部屋で食べる。給油¥579。
土佐37~33番札所
11月19日(土)雨/晴 高知市種崎/ふれあい広場
土佐中村0900⇨101537番岩本寺⇨1130久礼1200⇨132036番青龍寺⇨143035番清瀧寺⇨153034番種間寺⇨162033番雪蹊寺⇨長浜~1705種崎⇨1820ふれあい広場
7時過ぎに起きたが小雨だ。昨夜買って来たパンを食べて、テレビの天気予報では上がる様なのでゆっくり準備す。洗濯物を取り込み、合羽を着て9時に出発。
R56を北上し土佐佐賀から海を離れて山に入り1hで窪川に着き37番岩本寺を参拝(¥310)。山門を入って直ぐ右に歓喜天を祀る聖天堂と奥に大師堂、正面右に本堂が在る。本堂内陣の天井画が美しい。参道入口の「松鶴堂」で三度栗まんじゅう(¥440)を買って食べる。
再びR56を北上し峠を下って海が見えたら「土佐の一本釣りの町」久礼だ。漁港前の大正町市場内の食堂「浜ちゃん」で鰹たたき丼(¥650)のランチ。何だか来る度に観光化して店が綺麗になり素朴さが無くなってきたと感じる。
須崎で県道23に入り断崖上の横浪黒潮ラインで東行。20分も走ると左手に武市半平太像が海を見下ろして立っている。さらに25分走って36番青龍寺を参拝(¥310)。大師が唐から東の空に投げた独鈷杵がこの地にあると感得して建てた寺で、唐の青龍寺に因んだ命名だ。池沿いの参道に88ケ所のお地蔵様が並らび、山門を入ると石段の左手に三重塔と清水の流れとお地蔵様。さらに上がると本堂と大師堂が在る。本尊の波切不動明王は荒波を鎮める航海安全の仏様なので丁重に参拝した。
宇佐大橋を渡り県道39を北上し、土佐市街を抜けて狭く曲がりくねった山道を上がって40分で35番清瀧寺を参拝(¥310)。この地は高知の紙どころ。その基となる水の湧く場所だ。境内には大きな薬師如来立像が建ち厄除け祈願の名刹と言われる。標高が高いので見晴らしが良く遠く太平洋まで望める。
仁淀大橋を渡り高知市に入って県道279を行くと30分で34番種間寺を参拝(¥310)。入口右手の石垣の上のしょうろうが目に付く。大師が唐から持ち帰った五穀を境内に蒔いたのが寺名の由来という。
20分走って街中の33番雪蹊寺を参拝(¥310)。かって長宗我部家の菩提寺で臨済宗のお寺である。仏師運慶、湛慶が滞在して重文の本尊薬師如来、脇侍日光・月光菩薩を制作したので、かっては「運慶寺」の寺名だった様だ。境内に入って左の通夜堂には泊めていただける。
ここから32番寺へは、浦戸湾の渡船か「月の名所桂浜」横の浦戸大橋があるが、今回は渡船(無料)で行く。長浜港1700発の「渡船龍馬」で種崎港へ渡って県道14を西行。夕暮れてきたのでスーパーで夕食材(¥926)を買い、目に付いた三里中学校向かいの「ふれあい広場」の東屋でテントを張る。しゃぶ鍋で温まって就寝。給油¥455。
伊予60~54番札所
11月15日(火)曇 松山市北条「道の駅ふわり」
小松オアシス0710⇨083060番横峰寺⇨1000石鎚神社本社⇨115059番国分寺⇨123558番仙遊寺⇨132557番栄福寺⇨140556番泰山寺⇨144555番南光坊⇨153054番延命寺⇨道の駅ふわり
街へ下りてスーパーでパンとコーヒー(¥643)の朝食と給油(¥334)をして石鎚山(標高1982m)へ向かう。県道142で南下して鳥居を過ぎて黒瀬湖で右折して山へ向かう。平野林道料金所で通行料(¥400)を支払い、狭い九十九折りの道を登って西条から40分で山腹の駐車場に着く。山道を500m下って石楠花に囲まれた60番横峰寺を参拝(¥310)。本来なら香園寺近くの遍路道から登って来るので、山門は下側で庫裡、本堂、大師堂と続く。急な崖縁に建てられているので敷地は狭い。石鎚山は山岳信仰の霊地で修験道の道場であり、大師も著書「三教指帰」で修行を記している。石鎚山には2度登っているので今回もパス。
山を下りて前神寺近くの石鎚神社本社を参拝(¥305)。88ケ寺と同時に四国四県の一の宮(讃岐:金刀比羅宮、伊予:石鎚神社)を参拝して御朱印を授かろうと思う。神社では例月祭の玉串、巫女舞と雅楽が奉納されていた。
R196を北上して今治市に入り1.1hで59番国分寺を参拝(¥310)。ここは天平の伊予国分寺だが、度重なる災禍により荒廃して、横の東塔跡には大きな楚石が残っている。
作礼山へ向かい20分走って山腹の58番仙遊寺を参拝(¥310)。途中の道からは市街や瀬戸内海が見渡せる。新しい山門から山道の遍路道を登ると大師堂で、奥の本堂内に納経所がある。
10分北上して田圃の中の丘に在る57番栄福寺を参拝(¥310)。この地は海の難所の来島海峡間近で、大師が海神供養を修したことから海陸安全の祈願寺として信仰されている。
田圃の道を20分で金輪山の麓の56番泰山寺を参拝(¥310)。かつては七堂伽藍の巨刹だったが度重なる兵火で縮小したという。
市街に入って今治駅近くの55番南光坊を参拝(¥310)。R137沿いの山門をくぐれば右に大師堂で、道を渡った正面に本堂が在る。お四国唯一の「坊」のつく寺院で、大山祇神社の別当寺として大三島に始まった縁起を持つ。
街を離れて西へ20分で近見山麓の54番延命寺を参拝(¥310)。ここの山門は今治城の城門で明治の廃城の際に譲られた物だ。
海沿いのR196を伊予灘を眺めながら30分走って海水浴場前の「道の駅ふわり」に着いた。ここはキャンプ者に優しい道の駅で、本棟と青果棟の間のウッドデッキにテントが張れるし野宿も出来る。テーブルや椅子も置いてある。本棟内の売店で酒を買い、青果棟で惣菜(¥1566)を買ってテーブルでゆったり飲んで食べる。同泊のバイクで日本一周中の熊本の方と話す。
伊予53~45番札所
11月16日(水)晴 久万高原町/古岩屋荘前バス停東屋
道の駅0725⇨080053番圓明寺⇨083552番太山寺⇨0950一草庵⇨105051番石手寺⇨114050番繁多寺⇨125049番浄土寺⇨132548番西林寺⇨140047番八坂寺⇨143046番浄瑠璃寺⇨160545番岩屋寺⇨1715古岩屋荘
R196から県道179に入り堀江の街を過ぎて53番圓明寺を参拝(¥310)。ここには四国霊場最古の銅板納札があり、マリア像を浮き彫りにしたキリシタン灯籠もある。西へ5分走り県道から山手に向かうと第一の山門があり、さらに上がると大きな仁王門がある。舗装道は続いているがそばの狭い駐車場にスクーターを置いて歩いて上がる。10分で石段を上がれば国宝の本堂が堂々たる姿を現わす。手前左が大師堂だ。右手奥には聖徳太子堂もある。参拝(¥310)。
30分走って松山市街に入り愛媛大学近くの「一草庵」に寄る。小さな家だが山頭火が晩年を過ごした地だ。道後温泉を過ぎて25分で51番石手寺を参拝(¥310)。小さな橋を渡り山門と廻廊の仲見世の参道を過ぎて国宝の仁王門をくぐる。右手に鐘楼、三重塔があり、正面石段の上に本堂と大師堂がある。境内の殆どの建物が国の重要文化財だ。
南へ下り山沿いを15分走って50番繁多寺を参拝(¥310)。池沿いのお寺からは市街や海まで一望出来る。ここも一遍上人ゆかりの寺だ。
1215山縁を辿って15分で目に付いた「蕎麦迎賓庵」で鶴御膳(¥1188)のランチ。10割蕎麦だがのどごしは良い。さらに15分走って49番浄土寺を参拝(¥310)。ここは遊行・念仏聖の空也上人縁の寺で、山門前に正岡子規の句碑が立っている。
南下して15分で48番西林寺を参拝(¥310)。この辺りには清流が多く流れていて、橋を渡って正面の大きな山門をくぐって境内に入る。ここにも子規の句碑がある。近くには「名水百選」に選ばれた大師縁の「杖の淵湧水」がある。途中、失くした手袋とロープ(¥1736)をホームセンターで買う。
15分南下して47番八坂寺を参拝(¥310)。西に山を越えれば砥部焼で知られる砥部町だ。その山の中腹にあり、役行者の開基と伝わる古刹だ。本堂と大師堂の間に閻魔堂が在る。
10分走って松山市最南の46番浄瑠璃寺を参拝(¥310)。境内には樹齢千年といわれるイブキビャクシンの大樹が聳える。この地は遍路の元祖といわれる右衛門三郎の故郷である。
少し南下して右手の山道に入り曲がりくねった細道を登ってR33に合流する。間も無く三坂道路の分岐峠で旧道に入り三坂峠へ向かう。峠を越えて下れば久万高原町で、県道12で紅葉の高原の道を東へ向かう。ひときわ紅葉の緋色が際立つ清流の渓谷が古岩屋で、さらに数分走ると右手に天を衝く奇峰が姿を現わして岩屋寺参道に着く。46番から1h強かかった。橋を渡って駐車場(¥100)にスクーターを置いて、急な山道を10分登って巨岩に抱かれた45番岩屋寺を参拝(¥310)。途中に山門があるが、歩き遍路では裏山から来るので仁王門は境内最奥に在る。昔から山岳霊場として修験道の修行場であったようだ。ここでは修行として「穴禅定」と「逼割禅定」があるが、時間が遅かったので諦めた。
10分下って古岩屋で川沿いの紅葉を堪能して古岩屋荘で入浴(¥400)。風呂上りに缶チューハイ(¥250)を飲んで寛ぎ、食堂でキジ鍋定食とビール(¥2220)の夕食を摂る。2045バス停横のコンクリート造りの広い待合所にテントを張って就寝。給油¥438。
讃岐67~66番、伊予65~61番札所
11月14日(月)曇一時雨 西条市/小松オアシス
琴弾公園0725⇨080567番大興寺⇨092566番雲辺寺RW1050⇨123065番三角寺⇨1455前神寺⇨1545吉祥寺野⇨162064番宝寿寺⇨164563番香園寺⇨1725小松オアシス
雲が垂れこめて雨模様だ。南東へ向かい40分で三豊市の67番大興寺を参拝(¥310)。橋を渡ると立派な仁王門、中の金剛力士像は運慶作と伝わる。かっての天台・真言二宗兼学の名残りで、石段を上がって右手に天台第三祖智顗を祀る天台大師堂が在り、左手に本堂と大師堂が在る。
ポツポツと小雨が降りだした。平野部から山道を55分走って雲辺寺ロープウェイ山麓駅に着く。ロープウェイ(往復¥2060)で山頂へ上がり、千古の杉に囲まれた参道の脇には五百羅漢が出迎えてくれる。四国霊場で最高の標高911mで寒い。かっては学問・修行の道場として四国各地から僧が集まり「四国高野」と呼ばれて栄えたそうだ。新しい仁王門から石段を上がると大師堂で、左に下って「お頼み茄子」を過ぎて本堂がある。66番寺参拝(¥310)。
讃岐から伊予へ向かう。雨が強くなった山道を登って峠を越え、下ってR192を西行する。間も無く別格14番椿堂から山手に向かい、舗装の遍路道を走って1230に65番三角寺を参拝(¥310)。平石山中腹の標高430mで、ここも寒い。急な石段を上がると仁王門で、左手手前に弁財天が祀られた三角池が在り、並びに大師堂で奥が本堂だ。
山を下って1315「うどん菜の家」であつ玉小(¥220)の昼食。四国のうどんは本当に旨くて安い。R11を西行して1.5hで四国中央市、新居浜市を過ぎて西条市に入り64番前神寺を参拝(¥310)。ここは日本七霊山の一つ、石鎚山の麓の修験道の根本道場だ。大師堂から奥に向かうと小さな滝があり、石段を上がると右手崖上に石鉄権現堂、正面に本堂が在る。
15分走って63番吉祥寺を参拝(¥310)。ご本尊は四国霊場唯一の毘沙門天だ。10分走って62番宝寿寺を参拝(¥310)。山門を入って左に四国遍路中興の祖、真念の建てた道標がある。さらに10分で61番香園寺を参拝(¥310)。聖徳太子の開基という四国霊場屈指の古刹だが、コンクリート造りの大きな建物が本堂・大師堂で2Fに本尊と大師が祀られている。
20分走って高速道路沿いの小松オアシスに着き、「椿温泉」で入浴(¥400)。併設の食堂でカツ丼とビール(¥1200)の夕食を食べて21時まで休む。小松オアシスの軒下にテントを張る。給油¥330。
伊予60~54番札所
11月15日(火)曇 松山市北条/道の駅ふわり
小松オアシス0710⇨083060番横峰寺⇨1000石鎚神社本社⇨115059番国分寺⇨123558番仙遊寺⇨132557番栄福寺⇨140556番泰山寺⇨144555番南光坊⇨153054番延命寺⇨道の駅ふわり
街へ下りてスーパーでパンとコーヒー(¥643)の朝食と給油(¥334)をして石鎚山(標高1982m)へ向かう。県道142で南下して鳥居を過ぎて黒瀬湖で右折して山へ向かう。平野林道料金所で通行料(¥400)を支払い、狭い九十九折りの道を登って西条から40分で山腹の駐車場に着く。山道を500m下って石楠花に囲まれた60番横峰寺を参拝(¥310)。本来なら香園寺近くの遍路道から登って来るので、山門は下側で庫裡、本堂、大師堂と続く。急な崖縁に建てられているので敷地は狭い。石鎚山は山岳信仰の霊地で修験道の道場であり、大師も著書「三教指帰」で修行を記している。石鎚山には2度登っているので今回もパス。
山を下りて前神寺近くの石鎚神社本社を参拝(¥305)。88ケ寺と同時に四国四県の一の宮(讃岐:金刀比羅宮、伊予:石鎚神社)を参拝して御朱印を授かろうと思う。神社では例月祭の玉串、巫女舞と雅楽が奉納されていた。
R196を北上して今治市に入り1.1hで59番国分寺を参拝(¥310)。ここは天平の伊予国分寺だが、度重なる災禍により荒廃して、横の東塔跡には大きな楚石が残っている。作礼山へ向かい20分走って山腹の58番仙遊寺を参拝(¥310)。途中の道からは市街や瀬戸内海が見渡せる。新しい山門から山道の遍路道を登ると大師堂で、奥の本堂内に納経所がある。10分北上して田圃の中の丘に在る57番栄福寺を参拝(¥310)。この地は海の難所の来島海峡間近で、大師が海神供養を修したことから海陸安全の祈願寺として信仰されている。
田圃の道を20分で金輪山の麓の56番泰山寺を参拝(¥310)。かつては七堂伽藍の巨刹だったが度重なる兵火で縮小したという。市街に入って今治駅近くの55番南光坊を参拝(¥310)。R137沿いの山門をくぐれば右に大師堂で、道を渡った正面に本堂が在る。お四国唯一の「坊」のつく寺院で、大山祇神社の別当寺として大三島に始まった縁起を持つ。街を離れて西へ20分で近見山麓の54番延命寺を参拝(¥310)。ここの山門は今治城の城門で明治の廃城の際に譲られた物だ。
海沿いのR196を伊予灘を眺めながら30分走って海水浴場前の「道の駅ふわり」に着いた。ここはキャンプ者に優しい道の駅で、本棟と青果棟の間のウッドデッキにテントが張れるし野宿も出来る。テーブルや椅子も置いてある。本棟内の売店で酒を買い、青果棟で惣菜(¥1566)を買ってテーブルでゆったり飲んで食べる。同泊のバイクで日本一周中の熊本の方と話す。
11月14日(月)曇一時雨 西条市/小松オアシス
琴弾公園0725⇨0805大興寺⇨0925雲辺寺RW1050⇨1230三角寺⇨1455前神寺⇨1545吉祥寺野⇨1620宝寿寺⇨1645香園寺⇨1725小松オアシス
雲が垂れこめて雨模様だ。南東へ向かい40分で三豊市の67番大興寺を参拝(¥310)。橋を渡ると立派な仁王門、中の金剛力士像は運慶作と伝わる。かっての天台・真言二宗兼学の名残りで、石段を上がって右手に天台第三祖智顗を祀る天台大師堂が在り、左手に本堂と大師堂が在る。
ポツポツと小雨が降りだした。平野部から山道を55分走って雲辺寺ロープウェイ山麓駅に着く。ロープウェイ(往復¥2060)で山頂へ上がり、千古の杉に囲まれた参道の脇には五百羅漢が出迎えてくれる。四国霊場で最高の標高911mで寒い。かっては学問・修行の道場として四国各地から僧が集まり「四国高野」と呼ばれて栄えたそうだ。新しい仁王門から石段を上がると大師堂で、左に下って「お頼み茄子」を過ぎて本堂がある。参拝(¥310)。
讃岐から伊予へ向かう。雨が強くなった山道を登って峠を越え、下ってR192を西行する。間も無く別格14番椿堂から山手に向かい、舗装の遍路道を走って1230に65番三角寺を参拝(¥310)。平石山中腹の標高430mで、ここも寒い。急な石段を上がると仁王門で、左手手前に弁財天が祀られた三角池が在り、並びに大師堂で奥が本堂だ。
山を下って1315「うどん菜の家」であつ玉小(¥220)の昼食。四国のうどんは本当に旨くて安い。R11を西行して1.5hで四国中央市、新居浜市を過ぎて西条市に入り64番前神寺を参拝(¥310)。ここは日本七霊山の一つ、石鎚山の麓の修験道の根本道場だ。大師堂から奥に向かうと小さな滝があり、石段を上がると右手崖上に石鉄権現堂、正面に本堂が在る。
15分走って63番吉祥寺を参拝(¥310)。ご本尊は四国霊場唯一の毘沙門天だ。10分走って62番宝寿寺を参拝(¥310)。山門を入って左に四国遍路中興の祖、真念の建てた道標がある。さらに10分で61番香園寺を参拝(¥310)。聖徳太子の開基という四国霊場屈指の古刹だが、コンクリート造りの大きな建物が本堂・大師堂で2Fに本尊と大師が祀られている。
20分走って高速道路沿いの小松オアシスに着き、「椿温泉」で入浴(¥400)。併設の食堂でカツ丼とビール(¥1200)の夕食を食べて21時まで休む。小松オアシスの軒下にテントを張る。給油¥330。
讃岐82番~76番札所
11月12日(土)晴 善通寺市/市民体育館
円座0730⇨081082番根来寺⇨090581番白峯寺⇨101580番国分寺⇨うどん行脚⇨130079番天皇寺⇨140078番郷照寺⇨150577番道隆寺⇨155076番金倉寺⇨1720「天然温泉アクア」⇨2210善通寺市民体育館
0640起床。今日は五色台へ向かう。青峯、黄峯、赤峯、白峯、黒峯の五色山の連なるメサ台地へ40分走って82番根来寺参拝(¥310)。青峯山下に佇む大門をくくれば伝説の牛鬼の像が出迎えだ。
参拝後高原の紅葉の道を15分走って81番白峯寺参拝(¥310)。白峯山下のこの寺には保元の乱に敗れてこの地に流されて没した崇徳上皇の神社が併設されている。
五色台を下り45分で80番国分寺参拝(¥310)。かっては大寺だったと偲ばれる礎石が点在していて、広い旧境内は国の特別史跡に指定されている。
この辺りには有名なうどん店が多いので寄ってみようと、まずは国分寺に向かう途中に「がもう」に寄ったが行列だったのでパス。国分寺の後に「一福」でかけうどんと茄子天(¥330)、「宮武」でかけうどんと下足天(¥370)を賞味。30分走って釜玉で有名な「山越」へ行ったがここも行列だったので諦めた。
北西へ向かい坂出市に入って1300に79番天皇寺参拝(¥310)。大鳥居を潜って左手に小さなお寺が在り、正面は崇徳上皇を祀る白峯宮だ。
35分走って宇多津町の78番郷照寺を参拝(¥310)。このお寺は時宗で、一遍上人の踊り念仏を伝えている。西へ35分走って77番道隆寺参拝(¥310)。仁王門をくぐると左手に観音像が並んでいて、このお寺は眼病に御利益があるという。
多度津から善通寺に入り20分で76番金倉寺を参拝(¥310)。このお寺は弘法大師の甥の智証大師の生誕地と言われ、大師堂には両大師が祀られている。近くの「長田in香の香」で釜上げうどん小(¥250)を食べる。
善通寺は街なので何処に泊まるか思案して、市民体育館へ行ってみたら自転車置き場に屋根があってトイレもあるのでここに決めた。スマホで調べると近くに「天然温泉アクア」があったので入浴(¥620)。4hゆったり休んでから体育館に戻ってテントを張った。
讃岐75~68番札所
11月13日(日)晴 観音寺市/琴弾公園テント泊
体育館0710⇨074575番善通寺⇨090074番甲山寺⇨095073番出釈迦寺⇨115072番曼荼羅寺⇨123071番弥谷寺⇨140070番本山寺⇨154069番観音寺・68番神恵寺⇨1740琴弾廻廊⇨1840琴弾公園
0630起床。善通寺市街に向かい「こがね製麺所本店」で釜玉とおでん(¥570)の朝食後、75番善通寺を参拝(¥310)。大師の生誕地だけに広大な境内は東西ニ院に分かれ、金堂、五重塔、御影堂など大きな伽藍だ。
川沿いを15分走って74番甲山寺を参拝(¥310)。20分走って我拝師山の麓の73番出釈迦寺を参拝(¥310)。少なくなった蝋燭(¥400)を買い足す。歩いて我拝師山中腹の奥の院「捨身ヶ嶽禅定」へ向かう。急坂を30分登り鐘を撞いて奥の院本堂を参拝(¥5)後、鎖の岩場を10分登ると大師が仏門帰依を願って身を投げた断崖に着く。
山を下り5分走って72番曼荼羅寺を参拝(¥310)。このお寺の創建は四国霊場最古とされ、近くの「水茎の丘」に隠棲した西行法師の「昼寝石」が本堂前にある。
弥谷山へ向かい20分で71番弥谷寺の駐車場に着く。この地は日本三大霊場の一つで、薄暗い杉林に大岩がのしかかるように聳える。石段を登ればお茶屋があり、石段と階段を登れば岩屋の大師堂、磨崖仏の岩壁に沿ってさらに170段上がってやっと本堂に着く。参拝後大師堂に下り獅子の岩屋を参拝(¥310)。
30分西へ走って三豊市に入り、川沿いに五重塔が見えて70番本山寺に着き参拝(¥310)。大きな八脚門の仁王門をくぐると奥に国宝の本堂がある。ここの本蔵は四国霊場唯一の馬頭観音だ。
30分走って観音寺駅近くの「やな川」で若布うどん(¥350)の遅い昼食。15分走って琴弾公園の東山麓に69番観音寺と68番神恵院が同じ境内に隣接してあり、納経所は一つだ。仁王門をくぐり石段を上がって右手の観音寺を参拝(¥310)。続いて神恵院を参拝(¥310)。
1635市街に戻って「味鶴」で骨付鳥とノンアルビール(¥910)の夕食後、公園西端の「琴弾廻廊」で入浴(¥650)。公園の展望台に上がれば銭形砂絵が見えるが、前回見ているのでパス。近くの酒屋で酒(¥1270)を買ってから1940に池そばの野外音楽ホールの庇下にテントを張る。ここで2カ月野宿しているいるという老人と話をする。
序章
2016年は60年振りの庚申の丙午で、逆打ちで回ると御利益3倍といわれる。息子の嫁がおめでたなので安産祈願の逆打ち遍路をしよう。
今回は時間がとれないので125ccのスクーターで巡拝することとし、テントを積んで野宿で回ろう。四国への往復はとびしま海道としまなみ海道を走ることにした。
とびしま海道
小野田⇨安芸灘大橋⇨大崎下島
11月9日(水)晴 強風 大崎下島小長港「ゆたか海の駅とびしま館」軒下泊
小野田0830⇨1510安芸灘大橋⇨1630御手洗⇨1810小長港
肌寒い日で気温15。国道を走り広島・呉を経由して4時過ぎにとびしま海道入口の安芸灘大橋に着く。ここから7つの橋を渡って5つの島を巡る。
吊橋の大橋(通行料¥50、有料はここだけ)を渡って下蒲刈島。トラス橋の蒲刈大橋を渡ると上蒲刈島。吊橋の豊島大橋を渡ると豊島。トラス橋の豊浜大橋を渡ると大崎下島に至る。安芸灘の島々を眺めながらの快適なツーリングで東岸に向かうと、今日の目的地の御手洗に1630に着く。ここは江戸時代に潮待ち港として賑わった街並みが残る保存地区だ。港町らしい入り組んだ狭い路地を散策する。
街はずれの「お好み焼きKizuki」で広島お好み焼き¥600の夕食後、北に10分走って小長港に隣接する「海の駅とびしま館」前に車を止める。寒いので小長港の待合室で休み、21時前に最終フェリーが着いて待合室が閉まったので、海の駅の軒下のベンチで野宿した。給油¥555
大崎下島⇨岡村港〜今治港⇨88番寺⇨長尾
11月10日(木) 曇、さぬき市長尾/鶴亀公園テント泊
小長0705⇨0730岡村港0935〜1055今治港⇨154588番寺1700⇨1725ツインパル⇨1930鶴亀公園
0640フェリー始動音で目覚める。肌寒くて12月の気温だ。自販機のポタージュ缶¥100とパンの朝食を摂る。
二つの小島を繋ぐ斜張橋「平羅橋」、アーチ橋「中の瀬戸大橋」と「岡村大橋」を通って岡村島に渡って25分で南岸の岡村港に着く。
関前フェリー(原付¥860+乗船料¥370)で今治へ渡航し、ひたすら東行して美馬に至って北上して山を登り「88番大窪寺」に1545着く。線香を忘れてきたので門前の「野田屋」で購入(¥540)して参拝(お賽銭¥5×2,御朱印¥300)。今年はお御影+記念散華をいただいた。
讃岐へ下って長尾運動公園内の「ツインパルながお」で温泉入浴(¥610)。温泉情緒は無いが建物は新しく快適だ。少し戻って途中で見かけたコンビニで弁当(¥650)を買って、運動公園手前の鶴亀公園の広い東屋(コンクリート造りで10m角程度の広さ、そばにトイレがある)でウィスキー片手に夕食を摂る。ここで休んでいた地元のおじさんと話しをする。壁際にテントを張って21時過ぎに就寝。給油¥692。
長尾⇒讃岐87~83番札所
11月11日(金) 晴 高松市円座/円座公園テント泊
鶴亀公園0805⇨082087番寺⇨090586番寺⇨1000平賀源内記念館⇨1120八栗ケーブル→114085番寺⇨1250「うどんわら屋」⇨1330登山口→140084番寺⇨161583番寺⇒高松市内
ラジオ体操の音で0630に目が覚める。近隣のお年寄りが集まって体操を始めた。自販機のコーヒー(¥150)とパンの朝食。讃岐に入ったのでうどん行脚も楽しもう。
テントを畳んで8時過ぎに出発。15分走って街中の87番長尾寺を参拝(¥310)。境内には静御前剃髪塚がある。10分走って海ぎわの86番志度寺を参拝(¥310)。国の重要文化財の大きな仁王門を持つ古刹で、隣接する曲水式庭園は作業中で見ることが出来なかった。
10分走って当地で生まれた平賀源内の記念館(¥500)と旧宅を見学する。20分走って八栗ケーブルに着き、スクーターを置いて登山道を20分登って85番八栗寺を参拝(¥310)。背後に聳える五剣山の鋭峰が魅力だ。
35分走って屋島道路入口の四国村の「わら家」でざるうどん(¥460)の昼食。原付は屋島道路を通行出来ないので登山口へ回り歩いて30分登って84番屋島寺参拝(¥310)。源平古戦場を眼下に望む北側の断崖「獅子の霊巌」を散策してから下山する。1535栗林公園前の「上原屋本店」でかけうどん(¥250)を食べる。
25分南下して83番一宮寺参拝(¥310)。ここにはローマの「真実の口」と同じような「地獄の釜」がある。
市街に戻って「うどんバカ一代」で釜バター(¥490)を食べる。1805一宮寺近くの「きららの湯」で入浴(¥700)し、夕食(¥1048)を摂って休憩室で3h休む。10分西へ向かい円座公園のコンクリ造りの広い東屋にテントを張る。同じ建物内にトイレがあり、22時過ぎに就寝。給油¥666。