84~85番札所
10月3日(木)曇/晴 さぬき市牟礼/道の駅「源平の里むれ」テント泊、23.0km、3,365円
高松755→6.2km/945屋島駅→2.8km/1035屋島寺→7.7km/1330八栗ケーブル駅→1.3km/1400八栗寺→5km/1545牟礼
6:30起床。朝食後7:55発。東へ向ってR11を歩き、屋島ロイヤルHから北上して9:45に琴電屋島駅に着く。妻はここからバスで84番へ上がる。私は西に戻り、県道14を山へ向かい、屋島団地から舗装の遍路道を上がって10:35に84番屋島寺参拝¥310。本尊は重文の十一面千手観世音菩薩。源平古戦場「壇ノ浦」を望む景勝地に立つ広大なお寺である。
仁王門、四天門をくぐり、参道正面に朱塗りの柱が雅びやかな重文の本堂、手前右手に大師堂が建つ。左の宝物館には源平合戦屏風や絵巻物、雪舟画等を収蔵している。本堂脇に四国狸の総大将太三郎を祀る赤鳥居の蓑山大明神も有る。観光地なので境内を回っていた弁慶&官女と写真を撮る。
山道を東へ下り、県道150に出て壇ノ浦古戦場を過ぎて東の牟礼へ向かい、住宅街を縫って五剣山へ向かう。12:55「山田屋うどん」でかけうどん@300の昼食。広い敷地に元醸造所の大きな建物で雰囲気が良い。
間も無く13:30に八栗ケーブル駅に着き、妻はケーブルカーで上がる。私はケーブル沿いの山道を30分登り85番八栗寺参拝¥310。本尊は聖観世音菩薩。背後に五剣山の岩峰が聳え、かつては山岳修験場であった。
仁王門をくぐって参道を進むと、左に庫裡と聖天堂が並び、正面に本堂、右手に大師堂が建つ。高松藩主松平家の祈願所であった為に本堂の屋根には葵の紋が入る。聖天堂には「八栗聖天さん」と呼ばれ、福徳財宝を招く歓喜天を祀っている。朱色の多宝塔が巨木の緑に映えていた。
大師堂から本坊を過ぎ、急坂の県道145を下り、R11に入って塩屋海岸に出て、国道沿いの道の駅「源平の里むれ」に15:45着。売店で海老せんとビール¥615を買い、「真念堂休憩所」で休む。この道の駅はキャンプ禁止の貼紙があるので、バイク旅の若者と「困ったなぁ」と話す。
17:50近くの「若松」で夕食(モツもやし炒め、鶏たたき、餃子と肉ご飯にビール)¥3100(負担¥1600)を摂る。3種の付け出しをサービスで出してくれた。道の駅に戻って、19:00に売店軒下にテントを張って20:30就寝。
86~86番札所
10月4日(金)曇・晴 長尾町多和/民宿八十窪泊、28.6km、8,790円
牟礼630→3km/715志度寺→7.5km/1015長尾寺→7km/1250前山おへんろ交流館→11km/1625大窪寺
6:00起床、6:30発。原駅を過ぎてR11を外れて旧道を歩き、平賀源内生家を過ぎて五重塔が見えたら7:15に86番志度寺を参拝¥310。本尊は十一面観世音菩薩で脇侍は不動明王と毘沙門天で、全て重文だ。
大寺で広い境内に堂宇が並ぶ。堂々とした仁王門は重文で、大きな草鞋が両脇に吊るされ、仁王像は運慶作と伝わる。参道を進むと左手に池を越えて大きな重文の本堂、さらに進んで左に本堂と並ぶように大師堂が建つ。本堂左脇には寺名の由来となる藤原不比等の妻「海女の墓」があり、左には五重塔が聳える。裏手には廻遊式庭園と石庭が有る。
県道3を南下し、9:15飯田農園の直売所で黄色く輝く黄金桃¥200を買い、シャーベットのお接待を受けた。感謝合掌。さらに緩い登り坂の県道を上がり、広瀬から右折して鴨部川沿いを歩き、遍路橋を渡って1kmで10:15に87番長尾寺参拝¥310。本尊は高松藩主が「讃岐国七観音随一」と指定した聖観世音菩薩で天台宗寺院。
仁王門をくぐると参道正面に本堂、右手に大師堂が建つ。ここも松平家の祈願所で屋根には葵紋が付く。また源義経の没後、静御前が出家したお寺で、剃髪塚や鼓が渕の遺跡が残る。
次の88番まで20km。東門から出て、11:00県道10沿いの「味福」でラーメン@460の昼食。さらに車道を南へ向い、県道3に入って坂道を上がって行き、前山ダムを過ぎて道の駅「ながお」向いの「前山交流サロン」に12:50に着く。職員の方とお話ししたら遍路大使任命書を作って頂いた。休ませていただき黄金桃を食べる。美味しい。妻はここからバスで88番へ向かう。
13:10県道を外れて急な山道を登り、14:30花折峠を越えて間も無く車道に出て、額峠で県道3に合流する。助光でR377へ左折して5.1km歩き、16:25に88番大窪寺参拝¥310。本尊は薬師如来で、左手に薬壺ならぬホラ貝を持つ。
古くから女性の入山が許された「女人高野」と呼ばれる山伏の修験地で、真新しい豪壮な仁王門をくぐって石段を上がると左に大師堂、下って左手に本堂と阿弥陀堂が並ぶ。本尊は本堂奥の多宝塔に安置されていて、大師が唐の恵果阿闍梨から授かったとされる三国伝来の錫杖も納められている。本堂背後には修験地・胎蔵ガ峰が聳える。大師堂の横の宝杖堂には決願の金剛杖が奉納されていた。
本堂前の参道で妻に会い、二天門から石段を下り、16:55に門前の民宿「八十窪」(1泊2食¥6500)に泊る。夕食は刺身や天ぷら等に決願祝いの栗入りの赤飯が付いている。小鉢の品数も多くビ-ルと酒¥800を飲む。元気な大女将の話が楽しくにぎやかだった。
10月3日(木)曇/晴 さぬき市牟礼/道の駅「源平の里むれ」テント泊、23.0km、3,365円
高松755→6.2km/945屋島駅→2.8km/1035屋島寺→7.7km/1330八栗ケーブル駅→1.3km/1400八栗寺→5km/1545牟礼
6:30起床。朝食後7:55発。東へ向ってR11を歩き、屋島ロイヤルHから北上して9:45に琴電屋島駅に着く。妻はここからバスで84番へ上がる。私は西に戻り、県道14を山へ向かい、屋島団地から舗装の遍路道を上がって10:35に84番屋島寺参拝¥310。本尊は重文の十一面千手観世音菩薩。源平古戦場「壇ノ浦」を望む景勝地に立つ広大なお寺である。
仁王門、四天門をくぐり、参道正面に朱塗りの柱が雅びやかな重文の本堂、手前右手に大師堂が建つ。左の宝物館には源平合戦屏風や絵巻物、雪舟画等を収蔵している。本堂脇に四国狸の総大将太三郎を祀る赤鳥居の蓑山大明神も有る。観光地なので境内を回っていた弁慶&官女と写真を撮る。
山道を東へ下り、県道150に出て壇ノ浦古戦場を過ぎて東の牟礼へ向かい、住宅街を縫って五剣山へ向かう。12:55「山田屋うどん」でかけうどん@300の昼食。広い敷地に元醸造所の大きな建物で雰囲気が良い。
間も無く13:30に八栗ケーブル駅に着き、妻はケーブルカーで上がる。私はケーブル沿いの山道を30分登り85番八栗寺参拝¥310。本尊は聖観世音菩薩。背後に五剣山の岩峰が聳え、かつては山岳修験場であった。
仁王門をくぐって参道を進むと、左に庫裡と聖天堂が並び、正面に本堂、右手に大師堂が建つ。高松藩主松平家の祈願所であった為に本堂の屋根には葵の紋が入る。聖天堂には「八栗聖天さん」と呼ばれ、福徳財宝を招く歓喜天を祀っている。朱色の多宝塔が巨木の緑に映えていた。
大師堂から本坊を過ぎ、急坂の県道145を下り、R11に入って塩屋海岸に出て、国道沿いの道の駅「源平の里むれ」に15:45着。売店で海老せんとビール¥615を買い、「真念堂休憩所」で休む。この道の駅はキャンプ禁止の貼紙があるので、バイク旅の若者と「困ったなぁ」と話す。
17:50近くの「若松」で夕食(モツもやし炒め、鶏たたき、餃子と肉ご飯にビール)¥3100(負担¥1600)を摂る。3種の付け出しをサービスで出してくれた。道の駅に戻って、19:00に売店軒下にテントを張って20:30就寝。
86~86番札所
10月4日(金)曇・晴 長尾町多和/民宿八十窪泊、28.6km、8,790円
牟礼630→3km/715志度寺→7.5km/1015長尾寺→7km/1250前山おへんろ交流館→11km/1625大窪寺
6:00起床、6:30発。原駅を過ぎてR11を外れて旧道を歩き、平賀源内生家を過ぎて五重塔が見えたら7:15に86番志度寺を参拝¥310。本尊は十一面観世音菩薩で脇侍は不動明王と毘沙門天で、全て重文だ。
大寺で広い境内に堂宇が並ぶ。堂々とした仁王門は重文で、大きな草鞋が両脇に吊るされ、仁王像は運慶作と伝わる。参道を進むと左手に池を越えて大きな重文の本堂、さらに進んで左に本堂と並ぶように大師堂が建つ。本堂左脇には寺名の由来となる藤原不比等の妻「海女の墓」があり、左には五重塔が聳える。裏手には廻遊式庭園と石庭が有る。
県道3を南下し、9:15飯田農園の直売所で黄色く輝く黄金桃¥200を買い、シャーベットのお接待を受けた。感謝合掌。さらに緩い登り坂の県道を上がり、広瀬から右折して鴨部川沿いを歩き、遍路橋を渡って1kmで10:15に87番長尾寺参拝¥310。本尊は高松藩主が「讃岐国七観音随一」と指定した聖観世音菩薩で天台宗寺院。
仁王門をくぐると参道正面に本堂、右手に大師堂が建つ。ここも松平家の祈願所で屋根には葵紋が付く。また源義経の没後、静御前が出家したお寺で、剃髪塚や鼓が渕の遺跡が残る。
次の88番まで20km。東門から出て、11:00県道10沿いの「味福」でラーメン@460の昼食。さらに車道を南へ向い、県道3に入って坂道を上がって行き、前山ダムを過ぎて道の駅「ながお」向いの「前山交流サロン」に12:50に着く。職員の方とお話ししたら遍路大使任命書を作って頂いた。休ませていただき黄金桃を食べる。美味しい。妻はここからバスで88番へ向かう。
13:10県道を外れて急な山道を登り、14:30花折峠を越えて間も無く車道に出て、額峠で県道3に合流する。助光でR377へ左折して5.1km歩き、16:25に88番大窪寺参拝¥310。本尊は薬師如来で、左手に薬壺ならぬホラ貝を持つ。
古くから女性の入山が許された「女人高野」と呼ばれる山伏の修験地で、真新しい豪壮な仁王門をくぐって石段を上がると左に大師堂、下って左手に本堂と阿弥陀堂が並ぶ。本尊は本堂奥の多宝塔に安置されていて、大師が唐の恵果阿闍梨から授かったとされる三国伝来の錫杖も納められている。本堂背後には修験地・胎蔵ガ峰が聳える。大師堂の横の宝杖堂には決願の金剛杖が奉納されていた。
本堂前の参道で妻に会い、二天門から石段を下り、16:55に門前の民宿「八十窪」(1泊2食¥6500)に泊る。夕食は刺身や天ぷら等に決願祝いの栗入りの赤飯が付いている。小鉢の品数も多くビ-ルと酒¥800を飲む。元気な大女将の話が楽しくにぎやかだった。