霊能者K氏に言わせれば、あの世にいって間もない人は、
呼び出しても、しっかり話がまとまらないと思える。
霊体の形、姿もまるで「霧」のようで、つかみどころがない。
と、以前語っていた。
霊界入りした?方々には、それなりの修行はもちろんの事、
霊界の現然としてある「法則」にまず、のっとることから始まる
であろうことは、察しがつく。
この度の事例は、あまりにも稀なことであろうが、とにかく今
地上に出てくる事が許された父親の語る内容である。
前にも書いた「金将軍」のあの、ご家族である。
放蕩息子一人に家族が翻弄され、年老いた母の心痛は、体をも痛めるに
および、もはやこれまでと思った霊界の苦肉の策だったかは、わからない。
が、あまり例のない事である。
あの世から、ついこの間(400年に比べれば)行ったばかりの父が何を語る
であろうか。
金将軍の言葉から、始まる。(長男に語っている)
『いかにも、肉体あるは第一。余もそのほうの命令には、順ずる動きを
せねばならん。
そのほうの後ろにつきて、やはりはがゆい世界をかいまみる。
しかし、余には肉体がない。
少なくとも、余は肉体ある時に、回り道せし部分を、少しでもそのほうに、
教えおきたいゆえに、今は、霊界におもきを置き、霊界を強く動かすハキが
必要である。
そのほうが、霊界にどれだけの霊的迫力というか、集中力というか、それをもって、
極端に申すならば、、霊界をもしかりつける強力さがあってよろしい。
そのほうの、肉体的な「ててご(父)」も、本当にそのほうに、三拝九拝、手を
合わせておる。
同じく母にも、充分なる感謝の念をもって、この○○、金家の(聞き取れず)を、
通過するまでは、そのててごも、本来の霊界の位置をおりてきておる。
余もそうであるように、ててごの霊界もまた高めるは、そのほうの使命なれば、
ゆめゆめやりずらき事を要求するも、これも一つの方法、せんなき事である。
この期間は、余もオマエにすがりつきたい思いで、一挙手一投足ですがりつくであろう。
まわりのててご同様、たかびしゃで出てもらえることを、平に、平にお願いする。
オマエのうしろには、オマエのててごをも移動する。
オマエに全てをまかしたい。ててごもまた、オマエにどんな力を与えるか、それは
わからねども、大きな力となろう。
お願い申す。大きな戦いの分かれ目である。心して、お願い申す』
金将軍の降霊が終わるや、K氏はすぐに長男の後ろにまわり、その背中を強く
押した。
これによって、今までK氏の背後にあった彼の父親は、長男についたという。
父が最もかわいがった、いや甘やかしたといったほうがいい、その末弟の事を
霊界人となったその父に聞き出さずにはいられなくなるのも、また人情であろうか。
父親は霊界から、末弟の放蕩三昧を、どのように見ているのであろうか。
普通ならば、呼び出す事も出来ない父は、今霊界をおり、すぐここにいるという。
死んで間もない父に会える!
霊界で修行している父に会おう!
母子が積み上げた二か月の祈りは、無駄ではなかった。
<次へつづく>
呼び出しても、しっかり話がまとまらないと思える。
霊体の形、姿もまるで「霧」のようで、つかみどころがない。
と、以前語っていた。
霊界入りした?方々には、それなりの修行はもちろんの事、
霊界の現然としてある「法則」にまず、のっとることから始まる
であろうことは、察しがつく。
この度の事例は、あまりにも稀なことであろうが、とにかく今
地上に出てくる事が許された父親の語る内容である。
前にも書いた「金将軍」のあの、ご家族である。
放蕩息子一人に家族が翻弄され、年老いた母の心痛は、体をも痛めるに
および、もはやこれまでと思った霊界の苦肉の策だったかは、わからない。
が、あまり例のない事である。
あの世から、ついこの間(400年に比べれば)行ったばかりの父が何を語る
であろうか。
金将軍の言葉から、始まる。(長男に語っている)
『いかにも、肉体あるは第一。余もそのほうの命令には、順ずる動きを
せねばならん。
そのほうの後ろにつきて、やはりはがゆい世界をかいまみる。
しかし、余には肉体がない。
少なくとも、余は肉体ある時に、回り道せし部分を、少しでもそのほうに、
教えおきたいゆえに、今は、霊界におもきを置き、霊界を強く動かすハキが
必要である。
そのほうが、霊界にどれだけの霊的迫力というか、集中力というか、それをもって、
極端に申すならば、、霊界をもしかりつける強力さがあってよろしい。
そのほうの、肉体的な「ててご(父)」も、本当にそのほうに、三拝九拝、手を
合わせておる。
同じく母にも、充分なる感謝の念をもって、この○○、金家の(聞き取れず)を、
通過するまでは、そのててごも、本来の霊界の位置をおりてきておる。
余もそうであるように、ててごの霊界もまた高めるは、そのほうの使命なれば、
ゆめゆめやりずらき事を要求するも、これも一つの方法、せんなき事である。
この期間は、余もオマエにすがりつきたい思いで、一挙手一投足ですがりつくであろう。
まわりのててご同様、たかびしゃで出てもらえることを、平に、平にお願いする。
オマエのうしろには、オマエのててごをも移動する。
オマエに全てをまかしたい。ててごもまた、オマエにどんな力を与えるか、それは
わからねども、大きな力となろう。
お願い申す。大きな戦いの分かれ目である。心して、お願い申す』
金将軍の降霊が終わるや、K氏はすぐに長男の後ろにまわり、その背中を強く
押した。
これによって、今までK氏の背後にあった彼の父親は、長男についたという。
父が最もかわいがった、いや甘やかしたといったほうがいい、その末弟の事を
霊界人となったその父に聞き出さずにはいられなくなるのも、また人情であろうか。
父親は霊界から、末弟の放蕩三昧を、どのように見ているのであろうか。
普通ならば、呼び出す事も出来ない父は、今霊界をおり、すぐここにいるという。
死んで間もない父に会える!
霊界で修行している父に会おう!
母子が積み上げた二か月の祈りは、無駄ではなかった。
<次へつづく>
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