霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

「セクハラ」はどこまで許す?

2014年03月29日 | 心霊現象
今日はちょっと「どぎつい」内容で、一発お見舞い申し上げます。
「♪もうすぐ春ですねぇ~」と思っていたのに、今日あたりは花見真っ盛りとなりそうな「いい陽気」だとか。
こういう陽気が、ある意味また怖いんですよね。
一つは「芽吹きどき」といい、うららかで眠気をもようす頃、精神状態が「よからぬ思い」を呼び覚ます。
ご老人たちは体調不調になり、気だるくて床からは起きたくない。
「まだ寝かせて~」と、あの部屋もこの部屋も起きてこない。
ま、90歳を越えればさもあらんと、若者の特許のように「春眠暁を覚えず」と、早起きはお勧めしまい。

その一方で職場がなぜかざわめき始めた様子。
職場における「セクハラ問題」が勃発した。
私には「セクハラ」が何なのか、いまもってはっきりしない。
どこまでの行為がそうなのか、またどんな言葉がそれに当たるのか?・・・。
「いじめ」とは質も行為も大きく違うのだろうが、された本人が「そうだ」と感じた瞬間が「そうだ」と言えるならば、まさしく芽吹き時に咲く異常の花が今なのかもしれない。


「何があった?・・・」、顔をひきつらせて青い顔で訴える女性介護士。
異様な雰囲気は、最近の私には敏感に感受出来る。
リーダーが話してこないうちは、こちらからは聞かない。
人の集まるところには、決まって何か問題はつきもの。いちいち気に病んでは身がもたない。
出来れば私のような者、つまり高齢者となり「あの世」の付き合いが始まりかけた者にとっては、下世話な浮世の話はご容赦願いたいもの。
が、同じ同僚としての気遣いもあれば、事次第によっては無関係ではいられない。
職場におけるセクハラ?・・・。この長い人生に私は経験したことがない。(もちろん自分の身に関係したことも、社内においてもという意味で)

こんな私でさえも
「痴漢退治」をしたことがある。いわゆる「痴漢」を御用!にしたのだ。
痴漢男を警察に渡した、という事である。
自慢して言うことではない。出来ることならば、そんな場面に出くわさないほうが得でもある。
が、若い時。そうだ私にも若い時があった。
映画館でのこと。
隣に座った男が手を動かす。段々私の身体に触れてきた。
腰であり、太ももであり膝である。もちろん手で払いのける。がすぐまた探り始める。
二回三回繰り返すと、今度は内側をまさぐり始める。
「ぎゅっ」と手をつまみねじったが、・・・。
さてどうする?。大声をあげて観客の前に「この男」を差し出すか、それとも・・・。
観客はある意味いい迷惑だろう。さてどうする?このまま見過ごすか?・・・。
一端その席を立つと、私はロビーに出て係員に通報した。
すぐ目の前が交番となれば時間はかかるまい。
再び席を見ると、今度は違う席で「新しい獲物」をいやがらせ中だ。
その女性もとうとう立ち上がって「違う席」へと移った。
次は?とみていると、また違う席へ移動し三番目の獲物を狙っている。
早く来ないと、逃げちゃうのに~。(おまわりさんって、案外来るのが遅いんだ?・・・)
と、やっと来た!。
丁度一人の女性が立ちあがったのを頃合いにして、つまり現行犯の証拠を見て静かに「その男」に近づいていった。
そして「その中年の男」は御用となった。実に静かな捕り物の場面である。
その後「最初から映画を見直してもいい」とのことで、タダで二回映画を観て帰ってきた。
まさか、まさかこの男は『それでも僕はやっていない!』など、言わないだろう。

またこんな事もあった。
聞きしに勝る地下鉄「丸の内線のラッシュ時」の混雑ぶり。
息が出来るだけありがたい、という時がある。
人に押されて、意に反するところへと押しやられる。
私はそれが「来るな」と思った時、近くに「花柄のブラウス?」を着た人がいたので、そこをめがけて押されていった。思った通り、すごい混み具合となった。「彼女?」の胸の位置に私の顔がある。
その顔をぐいぐいこすりつけながら、「いい臭い」をかいでいた。
ん?、ちょっと違う。何が?・・・、胸がない!。
顔を上げてその顔を下から見上げると・・・。なんと、ひげがところどころ伸びていた。
「男?」、そうだ。その「花柄ブラウスのいい臭いのする人」は、男だった。
おまけにイヤリングもつけていた。
これが東京なのね~!。私はそのブラウス男からみれば、顔を胸にぐいぐい擦り付ける「チカン女」
に見えただろう。
もしそれが、今のように敏感に反応する時代であたら・・・、「それでもわたしはやっていない!」と、申し開きができるだろうか・・・。
いやはや「犯罪すれすれ」。いつ誰によって「それ」は、犯罪と化すのでしょうねぇ。


職場の雰囲気は、一日中色めき立っていた。
複雑に絡む同僚の心情模様。
日頃「その男」を面白く思っていなかった者にすれば、ここ一番、今だ!とばかりに足元をすくおうとするだろう。
その成り行きを興味深くみようとする人の心が交叉する。
上(上司)に呼ばれて今「その男」は、ここにはいない。
その後リーダーが呼ばれて帰ってきた。
そしてその男も、すまし顔(私にはそうみえた)で帰ってきて何事もなかったかのように、普段通り仕事をしている。
『結婚は俺とするんだ。後で親に挨拶するから!』と、半分脅迫めいた台詞で威嚇されたとする「彼女」は、「嫌ならわたしの方が辞めろってことね・・・」とため息まじりにつぶやいた。
両親には伝えてある。あとこれから何度も何度も言われたら、本当に「ここ」を辞めることになる。
「わたしの方が辞め、逃げ出すように思われる。これっておかしくないですか?」と憤懣やるかたないといった顔で言う。
この男は50代。彼女は20代。ここが初めての出会いであり職場である。この癖は過去もあり、訓告の末解雇、あるいは身を引いたという「前歴」(前科ではない)を持つという男が、何事もないまま終わってくれればそれでいい?・・・。
その上(上司)の判断ミスが、ともしたら今後の自分に降りかかりはしないかと、またまた疑心暗鬼の種が蒔かれ、日を追って何かしらの芽が出、花が咲き、実を結ぶのを危惧する面々である。
「シフト」という勤務体制の中で働く者にとって、今日は誰と組むのかは「士気」にかかわるものだ。
ましてや嫌々とか戦々恐々とかいう心理状態で働く時間は、出来れば避けて通りたいものだ。
何度目かは知らない。例え「ここで」許されたとして、次はどのような形で「病」が、はたまた「因縁」が、そして時は今とばかりに答えを出すとき、私は知るだろう。
「あの時」の「強姦事件」と同じ心情圏を。
「彼女」は訴えることを視野にいれながら、20代半ばの若さを見つめている。
ことによれば、訴えるのは「会社」と「その男」双方になる。


私は今だに「許し」が分からない人間でいる。
たった一つ、それも「性」を蹂躙する行為は、許さない。
例えそれが因縁であったとしても・・・。
私の過去味わった「復讐心」は、今は眠っているかにみえる。
いつまた目を覚ますか知れたものではない。その件においては、何も修行を積んではいない。
そしてここに居る。
だからかもしれない。まさしく「地獄の門番」たる所以(ゆえん)だろう。
霊界の門。そしてそこにある「地獄の門」。
私がこれから、そう遠くはないいつか行くところ、地獄の門の門番。
残されたわずかな時間が迫る今、またもや「セクハラ問題」で心を試されている私である。

さらに「おまけ」がついた。
私と「その男」は、シフトが常に一緒となった。
70歳近い「いわくつきの女」(私のことである)と、「セクハラ男」との今後の対決が、そしてこれからの行く末が楽しみである?。


そして日々、神様に何とご報告しょうかと、今から武者ぶるいをしております・・・。
これぞまさしく「私を計る秤に乗る事」でもありますからねぇ~。