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大型低温重力波望遠鏡KAGRA 観測開始したでつ♪

2020-03-22 07:10:29 | 理系オタク
大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)が観測を開始したでつ



KAGRAは、東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、自然科学研究機構国立天文台を共同ホスト機関とした
協力体制のもと、国内外の研究機関・大学の研究者と共同で岐阜県飛騨市に建設。

昨年秋の完成後、感度を高めるための調整、試験運転が続けられていたでつが、2020年2月25日重力波観測のための
連続運転が開始。



KAGRA観測開始において、研究代表者、宇宙線研究所長の梶田隆章所長のコメントでつ。

「2010年のKAGRAプロジェクト開始後から研究チーム一丸となった準備をしてきましたが、ようやく重力波観測を始めることができました。
このプロジェクトを支援していただいた多くの方々のおかげであり、あらためてこれまでのご支援に感謝いたします。
感度はまだまだですが、引き続き感度向上の努力を続けてまいります。」と述べられたでつ。

このプロジェクトの一員として、これは誇りだなぁ~

そこで、 KAGRAのこれまでを振り返ると…

2010年にプロジェクトが始動した大型低温重力波望遠鏡KAGRAは、2012年5月から2014年3月にかけて総延長7.7kmに達する
トンネルをはじめとする地下空洞の掘削を行い、これと並行して長さ6km、直径80cmの真空ダクトや真空容器の開発、製造を進めたでつ。

続いて2014年5月から2015年9月にかけて地下実験室の実験環境の整備や真空ダクト・真空タンク・冷凍容器などの搬入と設置。
さらに2015年からはレーザー光学系の組み込みやさまざまな鏡を地面振動から防振するための装置の組み込み、調整を進めるとともに、
冷却して使用するためのサファイアでできた鏡の開発、製造を行い、2017年から2018年にかけて行ったサファイア鏡の搬入、組み込みを
経て2019年4月、ほぼ全ての機器の搬入、設置が完了。
その後、精密なレーザー干渉計として動作させるための調整や検出感度を高めるための試験、調整をすすめたでつ。

2020年2月、最終の試験運転を経て重力波の観測開始したでつ。

KAGRAの特徴は、宇宙からの重力波を観測できる重力波望遠鏡は米国LIGOの2台と欧州Virgoの計3台が稼働。
大型低温重力波望遠鏡KAGRAは、世界で4台目。
アジア地域では初の重力波望遠鏡として、観測を開始。
 
KAGRAは、LIGOやVirgoと同様に1辺の長さが3kmのL字型の2本の長い腕を持ち、2つに分けたレーザーの光をそれぞれの腕で
何度も往復させ、最終的に光の干渉をもちいることで重力波によってひきおこされたわずかな空間の伸び縮みを検出。



このとき、腕の両端に設置したレーザーを折り返す鏡が、重力波以外の原因によって振動することをいかに抑えるかが検出器の
感度向上の鍵。

KAGRAでは、望遠鏡を岐阜県飛騨市の岩盤のしっかりした山の地下に設置して地面振動の影響を軽減し、さらに鏡をマイナス253℃まで
冷却して熱振動による影響を軽減。
この、「地下にある」ことと「鏡を冷やす」ことが、他の重力波望遠鏡にないKAGRAの大きな特徴。

さて観測を開始したとなるといつ重力波を検出するかでつなぁ~
そりも他とは違った画期的な重力波を検出するとノーベル賞でつなぁ~
そうなるとノーベル賞を取った研究施設プロジェクトに関わったということで歴史に名が残りますなぁ~

今年の桜の頃に検出するといいでつなぁ~




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