寒さを感じるこの時期になると、あぁアニメの1クールも終わりだなぁと
寒さと同時に寂しさも募ってくる。
私のアニメ事情を振り返ると今年は日々、満足していたと思う。
本当に良作に恵まれた年だった。
振り返る。
・タイバニ
3年の制作期間を設け、キャラクター、背景、音楽、世界観のどれを取っても申し分ない傑作だった!
おじさんが主人公、企業ロゴ入りヒーローなど数多く思い切ったことをしてくれ
一週間後が毎回楽しみで、鑑賞のために一週間頑張って生きようと何度思ったことか。
ヒーローの力のおかげです。
・あの花
EDのイントロが流れるだけで涙腺が緩む。
そんな作品は人生初で、この作品を見る度、心が暖かくなった。
誰もが経験した幼い頃の自分を投影できて、特に深く考えて生きていなかったあの頃の1つ1つの出来事がとても愛しく輝いて見えた貴重な作品。
・ピンドラ
最終回を迎えぬ今も、まだまだ謎が解けない。
ビジュアル、台詞、見せ方がこれと似てる~ということが一切ない、完全オリジナルかつオンリーワンの作品と声を大にして言える。
可愛いけど不気味。シンプルだけど一筋縄じゃいかない。
手を伸ばし、思い巡らしても掴み切れず、つい追いかけてしまうそんな作品。
・UN-GO
坂口安吾の作品を原作とし、探偵と助手が数々の謎を解き明かす話。
だが、それもある人の操作によるもの。
謎を解く面白さと、劇場だけで見られる主人公の過去。
戦後と現代が相まった舞台でさらに現代を示唆している。
目が離せない作品です。
以上、一応評論の時間を終わります。