これは漢字のお話です。
小学生の弟が学校で漢字を習っているとき、
あの、少々難しい「しんにょう」がでてきた。
弟は自信満々に、
「それ、おれ知ってる!
『ふんにょう』っていうんだぜ!」
「違います。
『しんにょう』です。」
すかさず、先生が正しく訂正。
でも、さすが小学生。
「ふんにょう」が何かわかっていないご様子で、
本当に笑うべきところで笑わないところが、
また面白い。
でも、確かに
しんにょうってさ、
垂れながしっぽいよな。
あえて、「何の」とは言わないけれど☆
弟の夏が終わった。
こちらは中学生。
今日の試合が引退試合になった。
母によると、
みんなが泣いてる最中、
弟だけ泣かなかったと言う。
何故泣かない!?
弟よ!
なんて、思ったりしたけれど、
それは彼なりの意地とかけじめだったのかもしれない。
自分のエラーで2点も取られてしまった悔しさと
情けなさは自分が一番痛感しているんだろうな。
そして、家で泣く弟。
大きくなったな。