ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「魔法遣いに大切なこと」

2008-12-26 17:57:35 | Weblog
 シネマート新宿にて。
北海道の富良野近くに母親(永作博美)と二人暮らしのソラ(山下リオ)は魔法が使える・・。亡くなった父も魔法が使えた。

 そんなソラが16才になったとき、東京の国家機関である魔法資格管理局から知らせが届き、魔法士(国家資格)をとるためのセミナー及び宿泊実地研修に行くことになった!

飛行機に乗って辿り着いた研修所には、同い年の魔法使いが3人・・。

関西から来た上昇志向の強いほのみ(緑友里恵)、九州から来たまじめな黒田くん(太賀)、ふてくされている豪太くん(岡田将生)・・。

いよいよ魔法士の資格取得のための研修が始まる・・!

というわけで、原作があるのも知らずに、題名が面白そうなので観にいったのですが、う~ん・・・岡田くんもカッコイイし、山下リオさんも素敵だったから褒めてあげたいのですが・・・。

ネタバレになるので観る予定の方はご注意を・・。

結局いい題材なのに、コメディでもないし、ラブストーリーにしてはあまりにも稚拙だし・・・。

まあ、「ワールド・オブ・ライズ」を観て間もないということもあるのでしょうが・・・。

岡田くんや山下さんと同じ世代が観ればピッタリくるのかも知れませんね。

そんな中で、永作博美は良かった!
童顔だから母親って感じは最初違和感あったけど、徐々に良くなった・・。
いい女優さんになったなぁって感じです。

映画『魔法遣いに大切なこと』
脚本 山田典枝

監督 中原 俊

出演 山下リオ
   岡田将生
   田中哲司
   木野 花
   永作博美
   余貴美子
   草村礼子
   緑友利恵
   鶴見辰吾
   太 賀     他








「ワールド・オブ・ライズ」

2008-12-26 06:15:19 | Weblog
 来た来た来たーーーーっっ!!リドリー・スコットきたーーーーっっ!!

シビレましたぜ久しぶりに\(◎o◎)/!!!

昔風に言うなら、手に汗握るってやつですよ!!

いやーーこれだから映画はやめられないですよ・・!!

レオナルド・ディカプリオだから、「ど~かな~・・・???」と観る前から心配だったのですが、

リドリー監督、上手く彼を使ってますね~!違和感なし!!

ストーリー的には、ネタバレしない程度に書きますと、

爆破テロ組織のリーダーを捕まえるべく、CIA中東局主任ホフマン(ラッセル・クロウ)と現地工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)がタッグを組んで、情報の交錯する中、潜入してゆく・・・。

といった感じです・・。

ヨルダン、サウジアラビア、トルコ、シリア、ドバイ、ストーリーの舞台はめまぐるしく入れ替わります!

この映画の成功は、何と言っても徹底したリアリティの追及にあると思います。

自爆テロの爆破シーン一つとっても、本物と見紛う出来上がりです。

衛星からのCIAの追跡映像にしても、リドリー・スコット監督一流のこだわりで、本物としか思えません。

原作「Body of Lies」を限りなく忠実に再現しているのだと思います!

そういうハード面がしっかりしているからこそ、俳優さんたちの演技が生きてくるのだと思います。

そして、この映画は、現在のアメリカの情報戦の裏側を、決して自国を賛美することなく、事実に基づいたフィクション

として描いている点が評価されると思います。

それでいて、スパイ映画としての娯楽性に図抜けた魅力もあり、さらに評価の高まるところです。

また一つ、名作に出会った、そんな気持ちです。

映画『ワールド・オブ・ライズ』
原作 デビッド・イグネイシアス「Body of Lies」

監督 リドリー・スコット

出演 レオナルド・ディカプリオ
   ラッセル・クロウ
   マーク・ストロング
   ゴルシフテ・ファラハニ
   オスカー・アイザック
   サイモン・マクバーニー
   アロン・アブトゥブール
   アリ・スリマン      他