大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

会派届け 今期も一人でスタートです

2011-05-06 23:47:55 | 議会
5月2日に会派届を提出しました。
今期も会派名「無所属」、会派人数1名で提出しました。
大府市議会では「会派は2名から」として、
一人だと「無会派」=会派に所属しない議員 と扱われますが、
会派届を提出するのです。おかしいですね。
会派届を出さないから「無会派」ならわかりますけれど・・・

2名以上にならないと「会派」として認めないので、
「会派から○名」と規定されるものは全て締め出しです。
主な「申し合わせ」というきまりごとや、議会運営の方法などは、
形式上 最終決定は「議会運営委員会」で決める としていても、
実際は「会派代表者会議」で話し合い、決めておいてから、
その結果を「議会運営委員会」で正式にする という手順で行いますから、
議会内の決まりごとを新たに決めたり見直したりも全て「一人会派」は締め出しです。
「会派の代表」の会議を経て「会派から○名」と規定した「議会運営委員会」で決める、って
一人会派はどこにも関与がないのですね。
所属委員会を決めるのも、会派で決めてしまいますから、
一人会派(と届けるけど会派と認められない無会派扱い)は後回し。

そこまで「会派」でないと何もかも相手にしないのであれば、
「会派」に属さないことが、ルール違反なのでは?と見えるでしょう?
ルール違反を犯しているなら、相手にされないというペナルティがあるのもうなずけますが、
「議員は全員、2名以上で会派を組まなければならない」という決まりはどこにもありません。
おかしいですね。

公平に扱われない という理由で、とにかく数合わせで会派を組みなさい、と言うのであれば、
「賛否の拘束=賛否が同一行動を取れるもの」という前提はこれまたおかしい。
「とにかく」「不利になるから」と数合わせであれば、政治に対するポリシーやスタンスお構いなしでないと不可能です。


とにもかくにも、こうした諸々の「おかしな」会派制があり、
根拠のない会派制(組みなさいという規定はどこにもない)を最優先し、
会派を組まない議員は、議会事務局にも軽視されるというありえない状況でも、
スタンスやポリシーを放り出すことは、私にはできません。
そして何より、
会派でないとあなたの政策は実現できない、相手にされない
とどれだけ言われても、
一人でもできることを尽くしてきたことを、
スタンスをポリシーを売り飛ばさなかったこと
多くの有権者が認め評価してくださったからこその2期目です。

新人議員さんには、スタンスやポリシーを共有できないか打診したうえで、
別行動することが望ましいと双方納得し

2期目も会派名「無所属」で、構成人数1名で始動します!


現状では不当に不利な扱いをされていることを知った上で、ポリシーを売り飛ばさない、という選択をしていますが、
そもそも「不利な扱い」自体がおかしいのですけど・・・
そこは「会派」の傘の中に居る方々は何もおかしいと思わないようです・・・
会議に委員として参加することを締め出すばかりか、
会議の開催自体を知らせないので、開催を知らされない会議は傍聴すら申し出られない、
何を話し合ってどのような経過でどう取り決めたか知りようがないという現状。
公平に選挙をして、有権者がそれぞれの選択の結果として投じ信託された代表者を、
根拠のないルールで締め出し情報を遮断する、って
有権者に説明できないシステムだと思うのですが。

この不当に不公平な扱いについては、
これからの4年間 引き続き問題提起していきますね。


おまけ。
この「おかしな」会派制、
全国には、議会改革を進め、なくしてしまった市議会も出てきています。

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