大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

この任期最後の、一般質問の通告書を提出しました。

2015-02-25 23:29:49 | 議会

慌しい一日でした。
朝のうちに一般質問の通告書を議会事務局にメールして。
10時に大府公民館へ。うちの地区の民生委員さんが、高齢者ふれあいサロンの開設に向けて準備をすすめておられるとのことで、その立ち上げのお話し合いのため。議案も出てるし慌しい一日になるのはわかっていたので、それだけに、話が進むような進まないような、まったりとした時間の流れのご高齢のみなさんのお話に癒されました。
13時過ぎに市役所へ。まず5階へ行き、時間ギリギリまで手直しを重ねた一般質問通告書の原本を持参提出。
13時30分から、4月26日執行の市議会議員選挙立候補予定者説明会へ。定数を21から19に減らしての改選になるところ、27名(陣営)の出席者。
立候補予定者の説明会に続いて、公職選挙法の研修会。

その後議会事務局に戻り、受理された通告書の内容で、読んで不明なところはなかったか確認。

19時からは、平成26年度川池地区雨水対策工事計画等説明会に出席。実際に浸水被害に遭われた方々から直接の意見が、担当課に向けて出されるリアルに立ち合わせていただきました。


さて、質問通告の内容は以下です。(ここからがまた長文でゴメンなさい!)

1 多様性のある暮らしやすい社会であるために
(1)男女共同参画の視点から

①性別だけでなく、属性にまで更に進めたダイバーシティについての考え方はどうか

②性別に関係なく親として、男性も子育てしやすい環境を作るための課題と取組はどうか

③性別を固定した社会通念と長時間に及ぶ労働慣行を改めていく必要性をどう考えるか

④性別固定の社会通念と労働慣行について、これまでの取組と効果、今後についての考えは

⑤他自治体において性的多様性をより積極的に認める条例化の動きがあるが、どう考えるか

⑥広範な課題に対する処方箋として、男女共同参画を改めて位置づける必要があるのではないか

(2)ステップファミリー(再婚世帯)の支援について

①大府市における再婚世帯とその割合等の現状はどうか

②多様な家族のあり方及びその環境にある子どもに対して、教育の現場ではどのような配慮がなされているか

③ステップファミリーならではの悩みに寄り添う体制づくりについての考えは


男女共同参画は、男女と冠されているが故に、また、かつての歴然とした女性差別の時代を是正するための女性運動、との印象から、男性に当事者意識の薄いものとなっています。ワークライフバランスが、男女共同参画の中で語られることも、ワークライフバランスを進めないといけないと考える男性が少なくなりがちのようにも思います。
現役世代がどうしても薄くなる。超少子高齢化では、納税世代の減少だけでなく、労働力が不足するだけでなく、そもそも「マンパワー」が足りないのです。女性を労働に動員するだけでは、社会問題全体は解決しません。
現役世代1人のマンパワーを、モーレツ社員として労働だけに注ぎ込んでいては、次世代を産み出すことも、育てることも、親の介護も、何もかも行き詰っていきます。
女性が輝く――とかって、子育て支援だけやってたって解決しませんってば。そもそも、女性のために子育て支援てのは、子育ては女性がするという当然の前提で成り立ってる話ですしね。
男女に関係なく、子育ても介護もする。働いて納税もする。仕事+もうひとつ何か持てる、できる社会にしないと、もう持続できません。
子育ても介護もない若いうちなら、サークル活動やボランティア活動、趣味などプライベートの時間を持つこともできる。それなら出会いもあるでしょう。交際相手との時間を持つこともできるでしょう。
社会保障費の増大で、家族介護を進めようとしているなら、仕事と介護も両立できないといけないし、そうでないなら、高額な税金を払って、公的扶助をどんどんふくらませるしかない。今のように、親の介護で現役世代が仕事を辞めないといけないなら、現役世代だってあっという間に貧困に転落し、社会保障の対象になってしまう。
社会通念と労働慣行を、今改めていかないといけない。

との問題意識からの質問です。


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