大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

大府市議会12月定例会最終日 論点整理?

2010-12-21 07:20:45 | 未分類
論点整理メモその2です。追加議案て提出された補正予算と、意見書について。

【議案70号】
平成22年大府市一般会計補正予算(第5号)
《賛成》
国が子宮頸がん等ワクチン摂取に緊急促進臨時交付金を設けたため、これを受けたもの。対象ワクチンと国・市の負担比率はリンク先を参照のほどを。任意接種で自己負担1000円になる。またWHO健康都市として、市の独自サービスとして65歳以上の高齢者肺炎球菌ワクチン接種もすすめるとのこと。予算総額は23805千円、うち市の財布からは13981千円、国補助金は県を経由して9824千円。このうち市単独サービスの高齢者接種分予算は4157千円(たかば試算)
あちこちで声高に求められてきたことなのはわかるけれども、この時期に補正予算化って、年度内に体制を整え広報周知し完了することができるのだろうか。国に振り回される現場の悲しさまたしても、の感は否めない。市の医師団(大府市では医師会でなく医師団という)との交渉や準備は情報収集できる範囲で事前にすすめていたとのことで、とにかく国と県の指示を早く出してもらって現場は即応体制でいくしかないのが現実。子宮頸がんワクチンは対象年齢上限が高校1年なので、年度末までにこの上限年齢が殺到し混乱することはないか、という心配もされている。
ワクチンは効果と副作用に常に疑問がつきまとう。それは子宮頸がんに限ったことではないので、あくまでも任意接種であり、副作用の情報もあわせて提供していくのであればよしとしよう、という賛成。
緊急補正予算のわりに、市場に必要数のワクチンがすでに確保できている(厚生文教委員会答弁)、というのもどうなんだ・・・

【意見書】
特別擁護老人ホームの早期建設を求める意見書
《賛成》県に対して特別養護老人ホームの建設促進を要望するもの。市町村ごとに考えるべきか、広域かという観点では広域で良いように思う。不得手な分野であり、明解におかしいという論拠もない。
この分野は不得手と言っていないで、だからこそ研究が必要と、この4年の反省事項でもある・・・

【意見書】
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への対応に関する意見書
《反対》国内農業保護、食糧安全保障を主な理由に、拙速な対応をしないよう、自給率向上・農業振興を損なわない対応を求めるもの。
基本姿勢として自由主義者で、規制は少ないほうが良い、という考え方をベースにしている。意見書の主張どおり、国内農業への影響懸念は見聞しているが、一方で自由化を求める層がある。両論ともわかる話ではあるが、であれば基本姿勢の「規制は少ないほうが良い」に素直に従おうと思う。




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