大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

衆議院解散、選挙になりますね。

2014-11-22 19:40:36 | 日常


この写真は以前の衆院選の、大府市役所の期日前投票受付横にあった、めいすいくん

衆議院が解散されました。12月2日に公示、14日に投開票とのこと。
私は全くの無所属議員なので、どちらに動員されたりで忙しいということはありません。
(友人として個人的に応援したい候補者は何名かおられますが、選挙区が離れており、12月議会の会期中に選挙区を離れてまで、ということはできません)
素直に国民の1人として、考え、選択し、票を投じたいと思っています。

国政選挙と言っても、国家公務員が全国に散って選挙事務をするのではなく、実際に選挙の事務を行うのは市町村で、各地の選挙管理委員会と事務局は慌しく、期日前投票所が設置されれば、その市町村の職員が分担して配置されますし、投開票日は、前日から投票所の設置、当日の運営、深夜に及ぶ開票事務、などは選挙管理委員会事務局職員でなくても、役所総出で分担します。選挙費用700億円のうちの多くが人件費、といわれるのはこうしたところです。
市町村が事務を行うには予算が必要で、予算は議決が必要ですが、「専決」という議会の採決を待たずに市長が決定してしまうことができる手続きがあり、今回は止むを得ない事情として、専決処分で行う、と、先日の全員協議会で説明を受けています。(大府市ではざっと2000万とのこと・副議長談)
国から選挙費用は後で全額補填されますが、まずは市町村の金庫から払って事務を行います。
市町村では、自分の仕事をしたいけど、これも大事な仕事、と、通常業務の手を少し分配せざるを得ないので、実務者として実は困ったなあ、という印象を持つ人もあります…

700億も使って選挙をする、解散に大義があるのか
そういう論点もあると思います。
消費税をどうする、それも論点のひとつ。
集団的自衛権、TPP、原発などエネルギー政策、
このところの政権が行ってきたことがどうだったか、の視点も大事。
そして、これからこうしたい、と各党が掲げる、これからの話。

ひとりひとりが、判断する中で最も大切と思うことは違うと思います。
報道に踊らされることなく、誰さんに投票してと人に頼まれたから、ではなく、国民の1人として、冷静に判断したいものです。

解散の首相会見を、たまたま在宅だった大学生の末っ子と見ていましたが、彼の目には納得がいかないようでした。
その不満は投票行動で、と思ったら、彼にはまだ選挙権がありませんでした。
選挙権がない世代も、彼らなりに見て、考えています。かれらの分も責任も、選挙権を持つ私たち大人がしっかりと考えないといけませんね。

私が各地の応援で街頭に立つとき、お話させていただく定番フレーズのひとつが以下です。
「議員サマが権力者のように見えるかもしれない。けれど実は、投票権という権利をもつみなさんが一番の権力者です。しっかり見て、聴いて、存分にその権力を行使してください。発揮してください。選挙のときにしか、今しかありません。どうか投票に行ってください」

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