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鹹蛤仔~あさりのしょうゆ漬け

2006年04月28日 | 菜単~うちごはん

台湾や香港の開胃菜(=かいうぇいつぁい=前菜)。
台湾語では『[虫内]仔=らーあー』あるいは『鹹[虫内]仔=ぎゃむらーあー』
広東語では『鹹蛤仔=はむがっぷちゃい』と言われてます。
本当はシジミで作るのですが、むこうの大粒なシジミと違って
日本のモノは小さいので、旬のあさりで作ってみました。

さっと湯通ししただけのあさりの身はぷるぷる。
ピリ辛のタレをほどよく吸収していて絶品です!
おかずというより、酒の肴なんですけど
酒飲みじゃなくても、海鮮好きな日本人には堪らん味。

少し開いた殻に指を突っ込んでこじ開け、直接口に持っていって
ちゅるっと吸い込むようにいただくので
上品に気取っていられないのが難点ですけど
お店じゃなく、ウチで食べるんだからど~でもいいかっ


+材料(4人分)+

殻つきあさり・・・500gくらい

漬けタレ
 にんにく(みじん切り)・・・2片分
 万能ねぎ・・・1/2本
 唐辛子・・・2~3本
 さとう・・・大さじ1
 酢・・・小さじ1
 しょうゆ・・・100cc
 紹興酒・・・50cc
 あさりの茹で汁・・・400cc

1、あさりは砂抜きしてから、流水でこすりながら殻の表面の汚れをしっかり取る。

2、鍋にあさりを重ならないように並べ入れ、水450~500ccを注ぐ。
  あさりが常に水に浸かっているように鍋を動かしながら
  弱火でゆっくり茹でる。  鍋が小さい場合は2度に分ける

3、あさりの口が2~3ミリ開いたものから、順に取り出す。茹で汁はとっておく

4、タレの材料をジッパー付きポリ袋に合わせ、あさりの粗熱が取れたら漬けて
  冷蔵庫で半日~1日おく。冷蔵庫で2~3日保存可。

最大のポイントはあさりの洗い方。
不十分だとタレの味が落ちるので、しつこくしっかり洗いましょう!