気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道~35【短夜(みじかよ)】

2024年08月10日 | そろりとろり俳句の道

イラスト・写真素材 - フォトライブラリー photolibrary

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

6月の兼題:【短夜(みじかよ)】:夏の季語(時候)

傍題➜明易し(あけやすし)明易(あけやす)

※俳句歳時記

夏は夜が短く、暑さで寝苦しいのでたちまち朝になる。

🔶明けやすい夜を惜しむ心は、ことに後朝(きぬぎぬ)の歌として古来詠まれてきた。

例句:【短夜や枕にちかき銀屏風/蕪村】

     

妹の句:【短夜や幸と不幸をもてあそぶ】佳作入選(見出し写真)

私の句:【短夜や夢を劈く(つんざく)鶏の声】佳作入選

※劈く(つんざく)強い力で引き裂く

写真素材 - フォトライブラリー photolibrary/イラスト-ことはさん/イラストAC

昔お隣さんが雄鶏を飼っていて、寝苦しい夏の夜も、朝近くなると少し涼しくなり、もう一寝入りしようと思うところで・・・

「コケコッコ~~コケコッコ~~」と迷惑な鳴き声が・・・とそんな思い出から詠んでみました。

8月の兼題は【墓参(はかまゐり)】秋(行事)

傍題:墓詣(はかもうで)墓参(ぼさん)展墓(てんぼ)掃苔(さうたい)墓洗ふ

締め切り8月31日、発表は10月10日です。

     

今日、(子)ユリの花が咲いていました。

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