柔らかな雨にうたるる木瓜の花
季語:木瓜の花(春)
作品の背景:
我が家の木瓜(ボケ)はピンクと白が混在している。
燐家の塀に遮られ日陰なので他の家より少し遅くなり花数は少ないけれど毎年綺麗に咲く。
その花がしとしととした雨に打たれている様子を句にしてみた。
提出した句:【柔らかな雨に打たれり木瓜の花】
先生の添削:
春先の優しい雨にうたれる木瓜の花を丁寧に観察された良い作品です。
<柔らかな雨>がいかにも春らしいです。
ここでは<打たれり>→<打たるる>と動詞の活用のみを修正しました。
【柔らかな雨に打たれて木瓜の花】とも詠めそうです。
今日は春分の日(お彼岸の中日)。
我が家のお墓参りは密を避けて18日に済ませた。
お茶屋さん(市の委託でお掃除をはじめ納骨からその他お墓のこと管理していて、墓地周辺に何軒か立ち並び、各々屋号がある)に年会費も納めてきた。
実家のお墓参りはコロナ自粛のため、今回も見送りることにした。
郷里(ふるさと)を遠くに恋うて彼岸かな (喜代)
今日、この辺は薄曇りだけれど、明日は雨風の強い荒れた天気になる可能性があるとの天気予報がでている。
叩きつけるような雨が降ったら、木瓜の花も散ってしまうかもしれない。
毎年美しい花を見せてくれる燐家の枝垂れ桜が咲き始めた。
桜は咲き始めは強いけれど、昨今の天気は想像以上に悪い場合もあるので散らなければ良いと思う。
雨で散らないうちにと思い、ヒマラヤユキノシタとレンギョウを切り花にした。