外遊びと宿題とゲーム

オニイが友だちと約束して帰ってきた。今日は５時間授業だったので３時過ぎ帰宅だった。「宿題を済ませてから行きなさいよ」、とハハ。手洗いうがいをしてカバンを開けると、プリントが３枚、漢字の練習が１ページ。「帰ってから必ずするから今遊んで来ていい？」とオニイ。「ぜーったいダメ！」と、ハハ。時間通りに帰ってきたためしはなく、友達が迎えに来て、仕方なく宿題を後回しにして遊びに行かせたことも何度もあるけれど、眠くなったりお腹がすいたり、後から宿題がまともに出来たためしはない。前回、「今度だけは信じてあげるからね」といって、後回しにして遊びに行かせたのだったが、結果はおして知るべし。今日は泣いてもわめいても絶対に行かせないぞ、と固く心に決め、鬼ハハとなったのだった。チビはオニイが帰ってきたのがうれしくてちょっかいだしまくり。これで宿題が進むわけもなく、無常にも外は暗くなってゆく。宿題と言っても、プリント３枚のうち２枚は、学校で遣り残したお持ち帰りなのだ。５時を回ったら行かせてもらえるわけはないと気付いたオニイはべそべそと泣き出す。鉛筆は動いていない。かわいそうにかわいそうに。でもでもでも・・・。こっちの方がよっぽど辛いよ。ついほかごとに気をとられてしまうオニイは、学校でもよくみんなが提出したものをやり残してしまい、お持ち帰り（＝ハハの宿題？）になるのだ。やったこと（やらなかったこと）→その結果、という、物事の因果関係に早く気がつけばいいのに。出来ないんだったら怒らないのに。横からひったくってやってやりたくなる気持ちを抑えつつ、宿題を終え（させ）たのは日もとっぷり暮れた６時半過ぎのことであった・・・。途中あんなに泣いていたオニイ、諦めもついたのか「ね、ゲームやっていい？」だと。抑えていただけにハハ、爆発。「コラショやってからにしなさいー！！！！」

いいんだろうか、こんなことで・・・。