映像大好き

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上腕骨顆上骨折

2007-02-01 | 映像編集

随分昔のこと、写真の通り上腕骨顆上骨折を経験した。治療してくださった先生方の技術が素晴らしかったのでしょう。合併症や後遺症は残りませんでした。今改めてこのX線写真を見て見事な骨折に驚いている。

上腕骨顆上骨折
小児の骨折のうち最も重要なものであり、治療が困難なことが多く、合併症、後遺症を残しやすいことで知られている。手を伸ばして転倒し、肘の過進展を強制されたとき生じることが多い(進展骨折)。肘を曲げた位置で手をついて生じる屈曲骨折はまれである。肘関節部は高度に腫脹し、転移による変形を認めることが多い。転移が大きいときは前腕が短縮したように見える。X線像では顆上部の横骨折と末梢片の後側方への転移が見られる。(ほるぷ臨床医学体系より抜粋)

上記の通りの症状だったことを記憶している。
治療は保存的に行うのが原則とのことだがこの症例では、観血的療法が行われた。そのため肘にはUの字の見事な手術痕がある。手術痕の形成手術を最近皮膚科で施行したが傷跡はなかなか消えないものである。