田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

11月24日 京都にて

2006年11月24日 | Weblog


「一年なんてあっという間に行ってしまう。それではいけない。そうだ京都行こう」JRのポスターのコピーのなんと憎い事!そしてまっ赤な紅葉の曼殊院!いやがうえにも旅情をそそられます。新幹線に乗る度にあぁ…訪ねてみたいなぁ―――と思っていたのです。大阪での展の会場に顔を出した時。はるばる岡山から駆けつけてくださったお二人さんが「京都の曼殊院で紅葉狩りをしてそしてここの展に駆けつけました。もう…京都ちょうど見頃です」もう…この言葉に僕の心はにわかに躍り出しましてね(ハハハ…)そうか京都行こう!って。そして超満員の市バスに揺られてたどり着いた曼殊院。イヤ~ッ!もう…心の中までまっ赤に紅葉していましたよ。

11月23日 曽根崎お初天神通りにて

2006年11月23日 | Weblog


十一時近く、大阪絵手紙協会へ。そうしたらもう…滋賀から見えられて――開場と同時に奈良・和歌山から福井から京都からと。もちろん地元の兵庫・大阪から遠くは岡山からはるばると足を運んでくださって…もう…僕は大感激!そうそう小豆島からも!ありがたいですよね。講演会でお世話になった先々から駆けつけて下さったのです。感謝あるのみ!今京都は紅葉の見頃だとか!ならば明日は京都へ!ということでホテルをとったらなんと!曽根崎心中ゆかりの地でした。

11月22日 大阪にて

2006年11月22日 | Weblog


昨日和歌山入り。メインストリートのケヤキ通りは今紅葉のまっ盛り。「ポストさんありがとう」で全国展開をはじめてから、和歌山中央郵便局を訪ねるのはなんと6回目なのです。スゴイ!事だと思います。
第一回目に担当して下さったHさんという方がとっても絵手紙に理解を示して下さって、部署が変わったにもかかわらず引継ぎをしてしっかりバトンを渡して下さいました。それもこれも(協会の)Yさんが必死になって蜜に連絡を取り合い…もうこの方は僕たちの仲間みたいなものです。昨夜一年ぶりの再会。民営化に向け厳しい状況などを語り合いながら、でも夢は持ち続けましょう!と固い握手!
そして今朝、和歌山城の朝陽に出会えました。

11月18日 船屋の里公園にて

2006年11月18日 | Weblog


「ウフフフフ…ハハハハハ…」って思わず笑いがこみ上げてくるんです。
うれしくて!うれしくて! だって――ずっと思いつづけてたんです。この風景!そうそうこの風景だ!
舟屋の里公園の展望台から眼下に広がる伊根湾の風景!是非一度訪ねてみたい!と。その夢が叶ったのです。この喜び!どうしてだろう?海で育ったわけでもないのに…懐かしい気持になって…なんか胸がキュンとなるんです。自分のふる里に帰ったような…。
僕がはじめて伊根の舟屋を知ったのは映画「男はつらいよ」の何作目だったかな、マドンナ役はいしだあゆみで、その中に映し出された伊根湾!NHKの朝ドラ「ええにょぼ」の舞台にもなった所。思い描いた街を…今僕は歩いている――。なんとも幸せな気分に浸りながら…Sさんにはわかるかな?(ハハハ…)わかんねぇだろうな…。

11月17日 京都府天野橋立・カトリック教会にて。

2006年11月17日 | Weblog

上の絵:左      下の絵:右

「スケッチツアー」で一番気になるのは天気なんですよ
ね。もちろん参加者があるのか?!ってこともですけど。天野橋立に着いた日は晴れ間が見えていいー天気。よかったですね…と。担当のNさん、Kさんとで喜び合ったのです。ところが当日の朝、カーテンを開けてみると…天野橋立が雨にけむっているではありませんか!
ところがです。その雨が見ているうちに止んできて雲が流れ日射しが!そして刻々とその表情を変えていくのです。これぞ自然のドラマとばかり筆を走らせました。
今日はきっと晴れる!僕にはいつも絵手紙の神様が応援してくださてるのだから!と。
そして午前中には青空が見えかくれして――。さぁ!午後、ツアー参加者の皆さんを迎えに。
その頃からです。またまた雲行きがあやしくなって…。

ホテル北野屋さんで開校式をすませ、イザ!ビューランドへ。ここから天野橋立の眺めは絶景「飛龍観」というくらいですから。リフトで登って皆さんでスケッチ始めたのは良かったのですが…しばらくしてポツリ…ポツリ…あわてました。遊覧船に乗ってスケッチしましょうと移動。桟橋にたどりついて、ここでハプニング!人数が足りない…エ~ッ!どうしましょ?雨は降っているし、晩秋の天橋立は日暮が早いそうな…船長さんから「もう…タイムリミットです」と。そこへやっと迷子すべりこみセーフ!あぁ良かった!遊覧船からのスケッチも雨でぼやけてままならず…こんな事もあるさ…と言い聞かせて――。ところがホテルで「松葉ガニ」のスケッチタイムになったらがぜん皆さん燃え出して、集中!集中!集中!もちろん夕食もカニ三昧!に大満足!交流会も盛り上がりましたよ。




教会には日本のお寺とは違う一種独特の雰囲気がありますよね…何というかおごそかで…それでいて明るい感じ。スケッチしてもいいという許可をいただいて…二度とないこと!と思い、十字架のキリスト像を。
僕は信仰心があるわけではないのですが…いろんな教えの中には人間が生きていく上で大切なものがあるみたいで考えさせられます。教会の案内パンフの中に〈平和を求める祈り〉というのが紹介してあったのです。
――神よ、わたしを平和のために働くものとしてください。憎しみのあるところに愛を、争いのあるところに許しを、絶望のあるところに希望を、闇に光を、悲しみのあるところに喜びをもたらす者としてください。云々…。こんなふうな生き方ができればいいですけどね…とうてい僕なんかにはできません。
カニを食べて大喜びし、絵手紙かいて楽しんでる僕なんかには!(ハハハ…)

11月15日 京都にて

2006年11月15日 | Weblog

今日は絶対富士山に会える!
こ~んないい天気だもの!新幹線に乗り込む時から何だかドキドキして―――。
品川駅あたりを列車が過ぎる頃からまっ白の富士山が顔を出して、やったー!って感じでハガキを取り出して。まっ白の富士山もいいーですね。清々しくて・神々しくて…スケッチしながら心の中で思わず祈ってましたよ。明日の「宮津絵手紙スケッチツアー」どうか成功しますように!って。






絵手紙展「絵手紙かついで全国行脚」でたくさんの出会いをいただきましたのに、その整理もつかぬまま…
天野橋立に来てしまいました。例の市役所の若い美人お二人が出迎えてくださって、ホテル北野屋さんで明日の打ち合わせ。絵手紙を楽しんでらっしゃる女将さんとも再会。打ち合わせの後、自転車を借りて天橋立をサイクリング。なんとも気持ちいい傘松公園で股のぞきをしたあと、国分寺旧永島家住宅を訪ねました。まるで昔の我家に帰ったよう。


11月12日 高知・桂浜にて。

2006年11月12日 | Weblog


坂本龍馬記念館からの太平洋の眺め…実に素晴らしい!なんだかこう…気持までが大きくなっていきます。昨日桂浜を訪ねたのに…またまた今日桂浜へ!なぜか?って。ハハハ…島田さんは「坂本直行」さんて画家知ってらっしゃるでしょう?僕は十六年前、帯広のTさんからお声をかけられ、小池先生にくっついてはじめて北海道を訪ねた時、この方の美術館を案内していただいたのです。その時は山の絵を描かれる人なんだ…ぐらいにしか理解できなくて…。そう、あのおいしいお菓子・六花亭さんの包装紙の花の絵もこの方のものだと教えてもらったものでした。
その「坂本直行」さんがなんと!坂本龍馬の子孫だったんですね!今回泊まったホテルで何げなく見た坂本直行(反骨の農民画家)展のチラシにエ~!そうだったの??と。そしてその展が初めて坂本龍馬記念館で、それも十一月十一日から始まるとの事!これは!と。再び桂浜を訪ねたのです。








本当に僕は考えが単純と言えば単純なのです。「坂本直行」さんの生きざまと絵にふれて…。スゴイ生き方なさった方なんだ!と。
北海道大学農学部を卒業後、父の反対を押し切って開拓農民として極貧の生活を始めるのですね…。結婚し、子育てをしながらあの厳しい北の大自然を相手の開拓者生活。そんな中で山を愛し、大自然を愛し小さな花の命に心を注ぎ、鍬を持つ手に絵筆を持って、絵を描き続けたのですね…。
当時の写真も展示してあるのですが…ご家族のなんと明るい事!希望に満ち満ちているようにさえ思えるのです。何と言う強靭な精神力!じっくり直行さんの山の絵を見てましたら…その力強さと明るさがしみじみと伝わってくるような気がするのです。
日高連峰の絵は圧巻!
いとおしいまでの一輪一輪の花の絵は厳しい大自然と闘ってつちかわれた強さとやさしさが込められているのでしょう――。スケッチブックも良かった。じっくりと直行さんの世界に浸りながら、今度帯広を訪ねる機会があったら是非直行美術館を訪ねてみよう!と強く思いましたよ。心満たされた時間でした。
龍馬記念館を出たら日曜日とあって、桂浜では龍馬まつりの真っ最中!
「よさこい踊り」に出くわして!いやいや歯切れのいい踊りに心が躍りましたよ。桂浜から高知の街に帰って来たらアーケード街で今度は「和の文化交流祭」にバッタリ!琵琶の演奏に合わせダンスと書のコラボレーション!帰りのバスの時間を気にしながらギリギリまで見入っておりました。

11月11日桂浜にて

2006年11月11日 | Weblog


「ポストさんありがとう」の全国展開をはじめて高知郵便局さんからお声をかけていただくのは今回で4回目。ほんとうにうれしい!事です。局長さんはとても親しみやすくて豪快!そのもの。前回訪ねた時、絵手紙教室に参加して下さって「イヤ~ッ!実にいいですね。来年は東局でも開いてください」とその場で東局に電話を入れて下さり、約束をとってくださったのです。それが今回実現!うれしい!じゃありませんか!この東局では「局員と家族の皆さんの絵手紙教室」親子連れの参加でなんともなごやかな雰囲気!皆さんとっても喜んでくださって。「日頃、郵便にたずさわっているのにはじめての体験でとっても良かったです。是非絵手紙が広がるよう!今後取り組んでいこうと思います」との局長さんの言葉に大喜び!その後桂浜を訪ねました。龍馬に会いに何度でも訪ねたい!桂浜です。

11月10日 ANA羽田→高知 機内にて。

2006年11月10日 | Weblog


羽田発8時40分のANAにて高知へ。今日は高知中央郵便局さんでの絵手紙教室。三日前から始まった大崎ウエストギャラリーの「旅日記絵手紙展」では思いがけないたくさんの出会いをいただいて僕の心は興奮気味!チト…疲れもあって…今日は窓際の席は取れなかったし…と思ったら急に睡魔が…ハッ!として目を窓にやると…はるか遠くに…うっすらと雪化粧の富士山!エーッ!何かかくものは!とボールペンがあったので!それ!と。