田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

11月17日 京都府天野橋立・カトリック教会にて。

2006年11月17日 | Weblog

上の絵:左      下の絵:右

「スケッチツアー」で一番気になるのは天気なんですよ
ね。もちろん参加者があるのか?!ってこともですけど。天野橋立に着いた日は晴れ間が見えていいー天気。よかったですね…と。担当のNさん、Kさんとで喜び合ったのです。ところが当日の朝、カーテンを開けてみると…天野橋立が雨にけむっているではありませんか!
ところがです。その雨が見ているうちに止んできて雲が流れ日射しが!そして刻々とその表情を変えていくのです。これぞ自然のドラマとばかり筆を走らせました。
今日はきっと晴れる!僕にはいつも絵手紙の神様が応援してくださてるのだから!と。
そして午前中には青空が見えかくれして――。さぁ!午後、ツアー参加者の皆さんを迎えに。
その頃からです。またまた雲行きがあやしくなって…。

ホテル北野屋さんで開校式をすませ、イザ!ビューランドへ。ここから天野橋立の眺めは絶景「飛龍観」というくらいですから。リフトで登って皆さんでスケッチ始めたのは良かったのですが…しばらくしてポツリ…ポツリ…あわてました。遊覧船に乗ってスケッチしましょうと移動。桟橋にたどりついて、ここでハプニング!人数が足りない…エ~ッ!どうしましょ?雨は降っているし、晩秋の天橋立は日暮が早いそうな…船長さんから「もう…タイムリミットです」と。そこへやっと迷子すべりこみセーフ!あぁ良かった!遊覧船からのスケッチも雨でぼやけてままならず…こんな事もあるさ…と言い聞かせて――。ところがホテルで「松葉ガニ」のスケッチタイムになったらがぜん皆さん燃え出して、集中!集中!集中!もちろん夕食もカニ三昧!に大満足!交流会も盛り上がりましたよ。




教会には日本のお寺とは違う一種独特の雰囲気がありますよね…何というかおごそかで…それでいて明るい感じ。スケッチしてもいいという許可をいただいて…二度とないこと!と思い、十字架のキリスト像を。
僕は信仰心があるわけではないのですが…いろんな教えの中には人間が生きていく上で大切なものがあるみたいで考えさせられます。教会の案内パンフの中に〈平和を求める祈り〉というのが紹介してあったのです。
――神よ、わたしを平和のために働くものとしてください。憎しみのあるところに愛を、争いのあるところに許しを、絶望のあるところに希望を、闇に光を、悲しみのあるところに喜びをもたらす者としてください。云々…。こんなふうな生き方ができればいいですけどね…とうてい僕なんかにはできません。
カニを食べて大喜びし、絵手紙かいて楽しんでる僕なんかには!(ハハハ…)

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