福岡3日目。明日の「追い山」に向けて下調べ(?)をという訳でもないのですが。
案内チラシによると「博多祇園山笠」の起こりは承天寺の開祖・聖一国師が当時流行してい疫病を封じるため、施餓鬼棚に乗り祈とう水をまきながら町を清めて回ったのに由来すると―。ならばその承天寺を訪ねてみよう。
地下鉄の祇園駅で下車。承天寺通りをテクテク。間なしに緑の木々に包まれた承天寺。なんとも静かなたたずまい。まずはお参りをして。そしてビックリ(?)したというか。ヘーッ!!そうだったんだ!!と思う事が。
僕の大好きな「饅頭」「うどん」「そば」も。何年もの間中国で仏教を学んで帰国した。聖一国師がその技法を中国で学び、この地に伝えたのがはじまりなのだそうで―。庭園にはその石碑が立っておりました。承天寺通りを歩ききった所に、ま新しい立派な門が?博多のウエルカムゲート「博多千年門」だそうで平成26年3月に完成したとか。門の前後に扁額が掲げられてましてね。「萬年正続」は承天寺住職。「博多千年」は太宰府天満宮宮司による揮毫だそうで…。博多の千年の歴史の重みと更に千年も萬年も栄えますようにとの思いが込められてるとか。「追い山」を見たいの一心で訪ね歩いてみたらこーんな勉強ができるなんて。次いでそのすぐ近くに「東長寺」がありましてね。訪ねましたらなんとこの寺弘法大師が日本で最初に開いた真言密教の寺だそうで…これにもヘーッ!!ですよ。そして日本最大の木造座像「福岡大仏」が。その高さ10m80cm。しっかりとお参りさせていただきました。
で、やっぱお昼は「うどん」でしょう!!と。(ハハハ…)そしたら良くしたもので「うどん」の幟旗がヒラヒラはためいてるではありませんか。よーし!!ここに決めたと入りましたらこれが大当り!!ごぼう天うどんを注文したのですが。手打ちうどんのおいしいこと。のどごし良し歯ごたえ良し、揚げ立てのごぼう天もうまい!!機会があったらも一度訪ねたいくらい大満足。(ハハハ)
街の中の「山笠」を訪ね歩いてますとね。そちこちにねじりはちまきにハッピを着てふんどしをキリリとしめた男衆が―。これがまたかっこいい!!
夕方には「流舁き」というのがあって各流域で見学できるとか。で、ボランティアガイドさんがいらしたのでいろいろ訪ねてみたら明日の「追い山」は櫛田神社の棧敷席は予約制なので見れないけど今日は自由に見学できるとの事。ならば!!と早目に陣取りましてね。中央には「清心」の幟旗が高々と掲げられ太鼓の音にあわせ「おっしょい」「おっしょい」のかけ声とともに入場して来た舁き山が幟旗をグルーッと囲って走り去るのです。すごい歓声が湧き上がって!!もうそこは感動の興奮のルツボです。