田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

11月4日 高山市郷士館にて

2006年11月04日 | Weblog









 昨夜大阪から高山駅に着いたのは八時近く。古川絵手紙同好会の皆さんたちが出迎えてくださって、わざわざホテルまで案内してくださったのです。
「明日の講演会よろしくお願いします」
「がんばりましょう!」と。
さすがに疲れていたのでシャワーを浴びすぐベットに。

今日は午後から講演会。
その前になんとしても円空仏に会わなければ…。
朝食を早目にすませ高山の街へ…寒い!宮川朝市を見学し、開館の時間に合わせ郷土館へ直行。
「円空仏、ありますよね…」おそるおそる
「スケッチさせてもらっていいですか?」
「ええ、結構ですよ!」 「ありがとうございます!」
もう…うれしくなって!だれ一人お客さんはいなくて!
二メートルもあろうか?と思われる金剛神の二体の像の迫力に圧倒されそう!時間ギリギリまで円空仏と向き合ってました。


③ 「円空さんに会いたい!合掌造りの白川郷を訪ねてみたい!」 僕の夢を飛騨古川絵手紙同好会の皆さんが叶えてくださったのです。この喜び!この嬉しさ!
二年前、大阪で僕の講演会に参加された同好会のメンバーのお一人Yさんが感想文に「いつの日か田口さんのお話を古川の皆さんとお聞きしたい!古川に来てください」と。この一文を目にした僕はえぇ~!飛騨古川!あの朝ドラ「さくら」の舞台になった町!それに確か円空仏もあるという…あの古川!「その夢追いつづけて!」とすぐさま便りしたのです。

それからというもの古川同好会の皆さんは「絵手紙講演会」を開くため、古川同好会のみなさんは「絵手紙講演会」を開くため、古川中に絵手紙を広げ…目を見張るような活動を展開!市長さんの心まで動かし!
そして十一月四日。ついにその夢を実現してしまったのです。
会場にはたくさんの人達が、遠くは広島から・大阪から・三重から・滋賀からと。会場はすごい熱気!夜の交流会の皆さんの喜びようを想像してみて下さい!
そして今日、清山寺で三体の円空仏を描かせていただきました。お堂を開けていただき本物を目の前にして描かせていただく喜び!なんとも至福の時!そして白川郷へ!