田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

7月6日 東寺にて

2013年07月23日 | Weblog

京都で一泊したホテルのすぐ近くが「東寺」だったのです。ここの五重塔は良く新幹線の中から眺める事はあるのですが…一度も訪ねたことがなかったので出かけてみる事に。それにしても京都の暑いこと。熱中症になりはしないか?と。イヤーッ!!行って良かった。「動かなければ出会えない」とはこの事。この「東寺」は弘法大師ゆかりのお寺だったのですね。そして「世界遺産条約」に登録されているとのこと。講堂・金堂にズラリと安置された仏像群を目にした時は一気に荘厳な世界に引きずり込まれましてね…。中でも梵天像・帝釈天像大日如来像など拝顔していましたら…手がうずうずしてきて。でもスケッチは禁止とのことで…じっくり2周して。次々と修学旅行の生徒の皆さんが―。庭園巡りをしながら…せめてあの五重の塔のスケッチをと。ところが暑くて暑くて!!やっと木陰を見つけて。重厚で気品あふれるその姿にしばし見入っておりました。

 


7月7日 相国寺承天閣美術館・伊藤若冲の名品展にて

2013年07月23日 | Weblog

 

 

京都・相国寺承天閣美術館でなんと!!伊藤若冲の名品展開催中だと言うのです。これは何としても京都に立ち寄らねばと―。でも何でお寺で?と疑問を感じてたのですが…。今回の展を見て納得。若冲は京都・青物問屋の跡取り(長男)と生まれたものの商売には向かず相国寺の大典禅師との出会いにより彼を師と仰ぎ禅や文芸の指導を受け画業に専念したとの事。金閣寺の大書院旧障壁画五十面が一堂に展示されてたのですが。会場に入ってすぐ目にした大きく茂った芭蕉の葉が月の光を受け風にそよいでいる大壁画。イヤーッ!!これは圧巻!!墨一色の世界なんですが…一気に描かれた芭蕉の葉が何とも言えず―。あと気を引いたのは鱏(エイ)・鶴・亀・図、実に構成が奇抜で。うーんと感心してしまいました。若冲と言えば鶏ですがこの鶏と野菜(青物問屋だったから?)とを組み合わせ、鶏のいろんな表情を六曲一双の屏風に仕立ててあるのですがこれが実におもしろい!!鶏を飼って観察してたと言いますからさすがです。いやいや久し振りに拝見した若冲の絵に刺激をたくさんいただきました。


7月5日 承天閣美術館にて

2013年07月23日 | Weblog

昨日。世界遺産登録後の富士山にお会いできるかも?!と。期待して新幹線に乗り込んだのに…。残念!!黒い雨雲に隠れ姿は見えず。地下鉄御堂筋線に乗って本町駅で下車。地上に出たら何やら演説らしきものが…。目をやるとちょっとした人だかり。「そうか!!今日は参院選の公示日なんだ」と。大阪・絵手紙協会事務所に着いたのは12時30分。スタッフのお二人も参加者の対応に大忙し。今年はじめての「交流の楽しさ」の講座。何だかもう…ドキドキです。どうか無事終わりますように…と言い聞かせて。(ハハハ)驚いたのは熊本・福岡から参加された方がいらして。このところの天候は変わりやすく西日本の方は集中豪雨で被害続出のニュースを見てましたのでね。そんな中、良く駆けつけて下さったと。60名の参加者の「絵手紙に寄せる熱意」に元気をもらってしゃべくりましたよ。(ハハハ…)講座が始まる頃に外は雷が鳴って大雨の気配。「僕は絵手紙で嵐を呼ぶ男ですから!!」と。そんな冗談を言いながら。そしてまたまたビックリするような出会いが。僕が高校を卒業してはじめて就職した岐阜の会社で働いていましたと。参加者のおひとりが。それも長崎出身だと。これにはギエーッ!!でしたよ。(ハハハ)


6月24日 法蔵寺・観音寺にて

2013年07月23日 | Weblog

イヤーッ!!昨夜の「苫小牧絵手紙交流会」の盛り上がった事。講演会の感想やらスケッチ会のこと。絵手紙に寄せる熱い思いやらそれぞれの皆さんにドラマがあって―。改めて「絵手紙」の良さを再確認。宴、終わっても興奮覚めやらず…。いつの間にか路上で円陣組んで♫~いーつまでもたえることなく~友達でいよう―と歌ってました。(ハハハ)ホテルに帰る道々、Eさんと「最高の夜だね」と言いながらふと夜空を見上げたらなんと!!まんまるお月さま!!ホラ!!炭坑節踊らなきゃあって。ハハハ二人で踊りましたよ。

 

S御夫妻とEさんに見送られ苫小牧の駅から函館行きの特急「北斗」8:18発に乗り込みました。これから函館まで3時間の旅。楽しい時はアッという間に過ぎてゆくもので…2日間の苫小牧のことを思い巡らせながら…車窓に展開する風景に目を追っているうちいつの間にか睡魔が…。今回の函館行きは以前札幌の講座で「円空仏」の追っかけの話をさせていただいた時。函館から参加されてたAさんて方が「函館にも円空仏はいらっしゃいますよ。是非案内しますのでいつの日か予定立てて下さい!!」と。それはもう…熱心に三年ぐらい前から誘って下さってたのです。そして今年一月。「円空仏と木喰仏一緒に安置されてるお寺さんもあります。苫小牧にいらっしゃるのなら是非立ち寄って下さい。もう…私が案内できるのも今年あたりが最後かも」とお便りをいただきましてね。「エーッ!!だったら是非に」とお願いしたのです。函館は何年振り(?)だろう―。

 

函館駅にはAさんとNさんが笑顔で迎えて下さって。「久し振りです。ヨロシクお願いします」と固い握手。「これから2時間位かかります」と。三人で車に乗り込んで―。再会の喜びに勢い話も弾んで「ほんと不思議です。絵手紙でこーんな出会いをいただけて北海道の円空仏・木喰仏さんにお逢いできるんですもんね!」と。「最初訪ねるお寺さんは木喰仏があるんですが住職が留守なので勝手に上がってスケッチして下さいとの事です」「エーッ!!いいんですか」と。辿り着いた八雲町・法蔵寺には2m近い木喰仏が!!

 

木喰さんは61歳で北海道に渡り2年程逗留。この地ではじめて仏像を彫り始めたとのこと。どうりで僕が今まで拝見した「ほほえみ仏」とは全然イメージが違ってて―えっ!!これが…と。2mもあろうかと思われる地蔵菩薩に圧倒されながら。端正なお顔を何度も拝顔しながらスケッチさせていただきました。本堂に三人。静かな充実のスケッチタイムが流れていきましたよ。次いで向かったのは江差町・観音寺。事前にAさんがコンタクトをとって下さってて御住職と奥さまが快く迎えて下さり、「どうぞゆっくり描いて下さい」とお茶まで出して下さって。恐縮しつつ内心大喜び!!

 

ここの円空仏は全長39cmの小さな像。円空さん35歳の作だとか。木喰仏170cmぐらいで。これが何と全体が摩滅したような状態でそれがまた何とも言えない味があるのです。解説によると―昔火災にあい海に投げ込まれこれが河口に流れ着いたとの事。これを持っていけば御利益があると縄をつけて引いて歩く人もいたとか。それを信心深い人がこの観音寺に奉納したんだとか―。で「荒縄地蔵」と呼ばれ火の中、水の中をくぐり抜けてきたので霊験あらたかという事で信仰されてるそうな。それにしても、円空さんも木喰さんも。飛行機も列車も無い時代、「旅」と言えば決死の覚悟がいっただろうに…何故に北海道まで?多くの苦しむ民を救うために?僕なんかには考えも及ばない事ですが…。これも強い信仰の為せる業でしょうか?そんな一言で片づけられるようなもんじゃないと思いますが…。只、ただ僕は二つの像に心惹かれるまま…スケッチさせてもらいました。こーんな出会いがいただけて夢のよう!!です。

 


6月23日 苫小牧にて

2013年07月11日 | Weblog

もう…気が気じゃありませんでした。苫小牧行きが迫っているのに台風が発生。2日位前から九州の方は大荒れの天候でしたから。その台風も何とかそれて良かった!!飛行機が札幌・千歳空港に着くとS御夫妻とEさんが出迎えて下さいました。嬉しい再会。今年「苫小牧・絵手紙の会」は15周年を迎えられるそうで「記念講演と支笏湖スケッチツアー」を企画。会長のSさんがお声をかけて下さったのです。うれしいのは節目ごとに5・7・10・15周年と。今回でなんと!!4回目。勢い話が弾みます。

Eさんとは講演会を御一緒させていただき、苫小牧限定のゴールデンコンビ(?他称)と呼ばれてるのですよ。(ハハハ…)会場の「活動者センター」にはピンクのTシャツを着たスタッフの皆さんが笑顔でお出迎え。場内の壁には岩手・花巻・Eさん率いるところの「蟻灯の会」の皆さんのあの3.11以後の絵手紙支援の取り組みがズラリと展示。講演会の前半はEさんがあの大震災の被災地を訪ね、茫然自失の被災者の皆さんとどのようにして寄り添い心を繋げていったのか?をお話され。その生の体験は心打たれるものがありました。そして今、尚、絵手紙支援の活動は続けられてると。その行動力に頭が下がりました。後半は僕の体験を混じえての「一枚の絵手紙」から始まる交流のドラマを話させていただいたのです。うれしかったのは小学校6年生の女の子が参加して下さって熱心に耳を傾けて下さったこと。新聞の取材も入ったのですが、インタビューにもしっかりと答えてくれて。

苫小牧2日目の「支笏湖スケッチバスツアー」はもう…最高の天気に恵まれました。「イヤーッ!!良かったですね!!」とSさん、Eさんと大喜び。バスの中は支笏湖へ出発する前から話題騒然?!それもそのはず昨日の講演会の模様が北海道新聞に掲載!!Eさんのリードで参加者全員で合唱した「絵手紙賛歌」の写真つきで。昨日参加してくれた小6の女のお子さんもこのスケッチツアーに参加。せっかくだからと新聞記事をEさんに全員の前で読んでいただいたのです。記事の後半にインタビューに答えてくれた女の子のコメントが。「絵手紙が心を届ける事を知りました。そんな絵手紙をこれからも楽しんでいきたい」(こんな中身だったと思います)もう…バスの中に割れんばかりの拍手が沸き起こりましたよ。支笏湖はスケッチするには最高のロケーション。何てったってもうこんな風景目にしたら絵手紙人はスケッチするなら今でしょ!!とばかり。(ハハハ…)皆さんヤル気満々!!素晴らしい絵手紙スケッチが勢揃い。クライマックスはこの合評会。皆さんお一人お一人の思いが語られて終始笑いがあふれ、皆さんが輝いて見えました。


6月8日 絵手紙列車2日目

2013年07月10日 | Weblog

 

参加された皆さんに「スケッチの心構え」を話して「スケッチはいつするの?今でしょ」と。(ハハハ…)それぞれが思い思いの場所に散ってスケッチを始めた頃、なんと!!車窓にポツリ…ポツリ…と雨が―。もう…エー!!ですよ。でもそんな中、皆さん流れる景色を何とかつかまえようと窓にへばりついて懸命にスケッチ(雨だろうが晴だろうが関係ナイ(?)のが絵手紙のいいーところ)この集中力がたまらない。列車が栄村に着く頃、雨は本降りになり午後予定していたアスパラ狩りは中止に。急きょレストハウスにて絵手紙講座に変更。開口一番「僕は晴れ男なのですが老人力のアップに反比例して晴れ男の威力は下降気味です」と言いましたら一同大爆笑!!今回絵手紙列車で栄村を訪ねるのは十回目なのですが―助けられたのはこの間にT館長さんからいただいてた素敵な絵手紙を用意してた事でした。これを紹介させていただいて「絵手紙列車」のかかわりを皆さんに深く理解していただけたかと。

「絵手紙列車」で一番の勉強は車中からスケッチしたものをズラリと並べての合評でしょう。皆さんの思いを発表してもらうのですが。これが実に楽しくて充実の時。皆さんの笑顔が会場いっぱいにあふれて。外に目をやればいつの間にか雨は上って日が射しているではありませんか!!「ホラ!!見てみなさい。僕はやっぱり晴れ男でしょう!!」(またまた大爆笑)夜の交流会はもちろん大盛会。カプセル館の若いスタッフの皆さんが紹介されて、大震災を乗り越え、更に発展するような絵手紙・栄村の「希望」を感じましたよ。

朝目が覚めたのは6時近く。トマトの国の裏山は2年前のあの大震災で山頂から崩落。その爪跡がまだ生々しく残っていて。その姿をこの目にしっかりと収めておかねばと。朝食まで時間があるので外へ出てみたのです。そしたら…やっぱ絵手紙人はスゴイ!!もう…アチコチでスケッチしてらっしゃる姿が。雨も止んで。澄んだ空気を思いっきり吸い込んで爽かな風がなんとも心地いい―。

そして見上げた裏山!!それこそ山のてっぺんから崩れ落ちた後の岩肌がなんとも痛々しく見えて。あの山がどうやってえぐれ落ちていったのか?想像もつきませんが…空恐ろしい感じがしました。そして改めて大自然の脅威を思いました。そしてその岩肌とは対照的に周りの木々は彩やかな緑に染って命の息吹を感じさせてくれました。

「絵手紙列車」2日目はタイムカプセル館・山路智恵絵手紙美術館の見学からスタート。ここもあの大震災ですごい被害があったとの事。「やっと修復して皆さんに見学してもらえるようになりました」とT館長さんが。それにしても山路さんの作品の前に立つとそのエネルギーに圧倒されそうになりますね。もう皆さん「わぁーっ!!スゴイねスゴイね」の連発。そういえば山路さんこの4月でここの館長さんに就任され、栄村を拠点に新たな活動を展開されるとか。

小学校に入学するとき。「何か思い出作りを」とお母さんと一緒に絵手紙を始められて―。そして毎日のように小池先生に絵手紙をポストインされて。その小さなハガキから今やタタミ6帖ぐらいの絵手紙に挑戦されてる。続けていく事が日々精進の積み重ねがこーんな大きな力を生み出すのだと改めて教えられました。もう圧巻の感動です。何かこう…元気がもらえますよね!!「自分も、もすこし頑張らなくっちゃぁ」ってね。

今回の栄村で僕にとっては最高のプレゼント(?)がありました。森宮野原駅の広場で森商店街開催の「ふれ愛まつり」があるとのこと。何とそこで「栄太鼓」と「大正琴」の演奏があるというのです。「きのこ汁」の無料サービスやすべて100円のお買物もあったのですが、僕は何としてもこのふたつは見逃せないと。バスが会場に着くなりもう…力強い太鼓の音が聞えてきましてね。それ行けーっ!!てなもんで。(ハハハ)

かわいい小学生のこども達から赤いハッピ姿で「栄太鼓」の演奏。皆一生懸命。その中に一人だけ…たくさんの見物人に囲まれて恥しかったのか泣き出す子がいましてね…。何だか自分の小さかった頃に重なって…僕もそんな所ありましたから小心もので…彼の気持ちがよーく分かるような気がしてとっても愛しく思えましたよ。(良くがんばりました。)その後の大正琴の演奏も僕の大好きな曲ばかり「北国の春」に「千曲川」、「風雪流れ旅」と。ハハハ…帰りの電車ギリギリまで聞き惚れてました。スケッチしながら。

 


6月7日 栄村・絵手紙列車

2013年07月10日 | Weblog

何としてもこの日だけは雨になりませんように…と。一週間前から天気予報を気にしながら―。梅雨に入ったものの連日晴続き。この分ならきっと大丈夫!!そう確信していたのです。ところが前々日になって傘マークが!!「エー!!よりにもよってこの日に」と。何だか気が重くなって。五年振り(?)になりますか?栄村「新緑の絵手紙列車」にお声をかけていただいたのです。東京を出る時、雨は降ってなくて何とか今日一日もってくれれば―と。長野駅着10時。タイムカプセル館の館長さん、スタッフの皆さんが笑顔で迎えて下さいました。

「良くお声をかけて下さいました」と。再会喜びの握手握手。参加者の方も続々と。「何とか天気もってくれればいいーんですけどね…」といいながら。電車の中で開会式。地元のテレビ局の取材カメラも入って。「あの栄村大震災から2年。大きな被害を受け、一時期はもう…「絵手紙・栄村」もダメになるのでは?と思った事もありました。でも皆さんからの暖かいご支援と寄せられた何千通もの絵手紙に励まされ、これぞ「絵手紙の力」だと。栄村も復興しています。絵手紙列車でこうやって皆さんの笑顔にお会いできて嬉しいかぎりです」とT館長さんのあいさつから。「絵手紙列車」スタート。


6月2日 夏目漱石の美術世界展にて

2013年07月10日 | Weblog

五月二十九日、関東地方「梅雨入り宣言」。エー!!今年は何て早いんだろう?と。そしたらその後はシトシト…ジメジメどころか連日爽やかないいー天気続き。梅雨はどこへ行ってしまったのか?上野の「夏目漱石の美術世界展」を見に行ってきました。漱石と言えば「吾輩は猫である。坊ちゃん。草枕。三四郎。」と小説のタイトルは浮かんできますが…恥しながらひとつとして読破した覚えはないのです。いったいどんな展なのだろう?と。イヤーッ!!そしたらもう驚きました。何が?って漱石の「美術」に対するその造詣の深さにです。そして彼の文学作品には必ずと言っていいくらいいろんな画家の作品が登場してるんですね。何も知らなかった僕はヘーッ!!と感心することばかり。「文展」の出品作品を彼の目で評価(?)してましたけど、その「審美眼」がスゴイ!!そして評するだけでなく自分でもたくさんの作品を残してて特に文人画(?)の大作も展示されてて。改めて、本棚に何十年か置き去りにされている「夏目漱石集」のひとつでも読んでみようか?と。そんな気持ちになりましたよ。65才にして。(ハハハ)

「漱石の世界美術展」の続きです。会場でこの文章を目にした時、ハタ…と立ち止まってしまいましてね、僕なんか考えてもみなかった事。「ただ崇高でありがたい気持のする絵」か…。想像もつきませんけどね―。「ヘタでいいヘタがいい」の言葉に引き寄せられえ始めた絵手紙ですが…いつも頭の隅っこにある「うまく上手に」との闘い(?)ですからね!!(ハハハ…)「崇高でありがたい気持のする絵」にショックを受けて。やっぱ漱石様はスゴイ方だったのですね。やっぱ小説のひとつでも読破しないと日本人として恥ずかしい(??)

 


5月25日 久喜にて初の絵手紙講演会

2013年07月10日 | Weblog

思ってもいなかったような嬉しい出会いが降って沸いたような―。それは昨年の十月。大田原ギャラリー「ことばや」さんの企画のスケッチ会に埼玉の久喜から参加された方達がいらして。初対面の方達だったのでいろいろ話が盛り上って。そしたら「五月に横浜で講演をはじめてお聞きしました」って「エー!!僕のですか?」と。五月といえば…そうか!!「文字・もじ交流展」で中国の蘇州へ旅立つ前日。「あの横浜メルパルクでですか?!」「そうです。あの時のお話がとっても良くてもう…絵手紙仲間の皆さんにしゃべくりました」って。そう言われるとこっちはもう…うれしくなって。ハハハ…いくつになってもほめられるっていいもんですよね。「実は私の絵手紙サークル久喜ネットが来年20周年を迎えるんですけど…記念講演をお願い出来ませんか?」とTさんて方が。「エー!!僕で良かったら喜んで」と。ほんとに…不思議なものです。かくして久喜にて初の「絵手紙講演会」が実現!!Tさんを中心にスタッフの皆さんが精力的に取り組んで下さって大盛会!!大成功!!皆さんに喜んでいただきました。ほんと…人生の出会いって不思議です。

 

 


5月23日 絵手紙談義の花 再び咲いた

2013年07月10日 | Weblog

今年の三月。10年間「二人展」でお世話になったあきる野のギャラリー土籠さんが20周年を迎えられ「土籠20歩展」を開催。お祝いに駆けつけた時のこと。Tさんと久しぶりの再開。いろいろと昔話に花が咲いて。実はTさんとは僕が絵手紙に出会った頃からズーッと親しく交流させていただいてて、この土籠さんもTさんの紹介。毎年「桜の花の咲く頃にお会いしましょう」を合い言葉に10回以上も「講演会」を企画。「絵手紙談義」と称して武蔵村山にお声をかけて下さっていたのです。「あの頃は絵手紙に燃えてたのよね―」「ほんといろいろお世話になって楽しかったですよね―」と。そんな中で「もう…大きな取り組みはできないけど、またミニ絵手紙談義でも開きましょうか?来て下さいます?」とTさん。「喜んで!!」と僕。軽い気持ちで引き受けたのですが話はだんだんエスカレートして。ハハハ…フタを開けたら市長さんまで駆けつけて下さりスピーチまで。歌手の井上さんまでゲスト出演。最後に「花は咲く」の大合唱で大盛会でしたよ。